水面

儚く、揺らめきあう


鼓動と視線の狭間で


心が破裂してしまいそう


休まる時間が見つからないと


嘆きあう2人


けれど、2人は波間に漂う魚のように


お互いに干渉し合うことはない


されど、離れることもない


ただ、ただ、一定の距離を開け


お互いを認識し合う


前方に光り輝く輪を見つける


それは


心を映し出す鏡


一度取り込められたら抜け出せない


けれど素直になれる


2人は躊躇うことなく飛び込む


そこで知る


愛し合っていると・・・


求めていると

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