鮮花

鮮血に染まる鮮花に


滴るは我が心


傷負いし左より


流れる声は傷みの叫び


紅き水は嘆きの心


傷んだ腕より


心が痛む


心が痛めば左が傷む


巡り回る輪廻のように


相互は巡り合う


重なり合う


そして今宵も


何処かで鮮花に鮮血が滴り落ちる

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る