人は右/車は左/分かたれている街にすむミミズとオケラ


 人は右/車は左/分かたれている街にすむミミズとオケラ



 ミミズとオケラは有名な童謡から来ていますが、その歌詞の通り「生きている」ことの暗示です。

 ミミズだって、オケラだって生きているのに、どうして自分の子どもは死んでしまったのか?


 ミミズとオケラがまだのうのうと生きているのは、それらが歩行者と自動車の通る道を完全に分断した街に住んでいるからではないのか?


 そう、ここで、母親の怒りは行政にも向かうのです。

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