人は右/車は左/真ン中を渡るべからず/虎がをる故
人は右/車は左/真ン中を渡るべからず/虎がをる故
人は右、車は左。ではその間には何がいるのか? 答えは虎である。元となっているのは、一休さんの頓知話だ。
神社の参道の中心は神様の通り道だと言うが、人と車の間の白線は、虎の通り道になっているらしい。普段は惚けた顔で眠っている虎も、尾を踏まれれば怒り出す――恐ろしくも愛嬌のある光景だ。
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