はとめに日も通す走り書きあと零枚でコンプリート。

端切れをくっつければ夏の三角関係

住所録を探しています（華火の星座を蛍に萌して）

出逢うことのない新品のミシン目元通り

行く当てもなく、ウインドウショッピング

（自棄垂堕（やけただ）れた肢を、前に前に！）

千羽の鶴に追い立てられる未来よ

私の眼窟を縫い憑ける影よ、同化如何（どうかどうか）か。

窓越しに差し伸べられた白檀の腕で（惑（あ）れ）

街を徘徊する硝子の鴉を肩越しに犯し

これ見よがしに個を孕んでいく

（うそつきの代償を）

嘴を堕とした者は羽根を広げ泣いて、

ここで鳴いているんだ

不完全なpeaceを合わせて視界を奪われた

ものたち（尺）のほど地下に近い久遠

　#詩コン　遠

午前0:04 · 2020年7月18日

@utakatakotyou

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