この物語は、4話で構成されています。
作者さまが仰るように、4話ともに読んでみて欲しいと思います。
歳を重ねるにつれ、『嫌い』の概念が変わっていく。
最初の子どもの頃の『嫌い』、思春期の頃の『嫌い』、そして、成熟して……、更に経験を積んで……。
気持ちの移り変わり、物の見方、人とのつながりやしがらみが、この物語では、見事なほどに捉えられています。
皆さまも、きっと、思い当たることがあるでしょう……。
でも、この物語の良いところは、『嫌い』という全否定で終わらせていないことだと思います。
これが、最後まで、通して読んで欲しい……理由!
わたしは、このオチに共感できたし、納得もできました。そして、わたしも、こう思うことにしました。
皆さまは、どう思われるのでしょう……。