第24話 先輩女子のおパンツは謎だらけ!


 キキィー。ズザザザザザッ!


 軽快に駐輪場IN! 学校到着!

 ルンルン気分の絶好調。昨日までとは打って変わって体も軽い!


 バスケットの神が舞い降りている。


 そう思えるくらいにコンディションは抜群だった。


 部室棟にバッシュを取りに行くと、部員たちが温かく迎えてくれた。


「おっ、裏切り者が来たぞ! まどか先輩に看病されやがって。ゆるすまじ!」

「この異端者が! どうしていつもお前ばっかり……」

「とりあえず触らせろ! まだ24時間経ってない。まどか先輩の加護は有効だ!」


 「や、やめろーー!」


 昨日早退したにも関わらず、それを咎める者は誰一人居なかった。


 みんな、ありがとう!


 ◇◇


 よぉーっし!

 ここ最近の弛んだプレイを挽回するんだ!


 気合いも十分。体育館IN。

 練習前の用足しにトイレへ入ろうとした時だった。


 ──気持ちとは裏腹に一瞬で窮地に立たされることになる。


 突如手首を掴まれると、そのままグイッと引っ張られお目当ての男子トイレとは真逆の方向へ。


 そして──。


 〝バタンッ〟扉は閉められた。


 …………え? その瞬間、頭の中が真っ白になった。


 だってそこは、女子トイレだったから──。


「ちょっ、え⁈」


 急いでその場から立ち去ろうとするも、僕の目前を手の平が通り過ぎていった。


 〝ドーンッ!〟……ひぃ!


 それは“壁ドン”というやつだった。


 一瞬の恐怖の後に訪れる謎のきゅん。

 それでもここは女子トイレ。現実に戻ってくるまで二秒と掛からない。


「な、何考えてるんですか‼︎」

「はい口答えしなーい。作戦会議始めるよ」


 差し出される手に僕は手を置いた。……お手。


 そう、その人は──まどか先輩だった。


 今すぐにでもこの場から立ち去りたい。

 でも壁ドンの体勢がそれを許さない。


 無理に動けばまどか先輩の胸が……確実に当たる。また、事案発生とか言うに違いない。


 逃がすつもりのない完全包囲の“壁ドン”


 だからと言ってこの謎の状況に流されるわけにはいかない。


「何があったか知りませんが一旦落ち着いてください。さすがにここはまずいですよ」


 とりあえず宥めるのが先だ。こんなところに連れ込むなんて正気とは思えない。


 そう思ったのだけど、まどか先輩は眉をピクリとひそませた。


 どうやら、地雷を踏んでしまったようだ……。


「はい? なつくんそれ本気で言ってる? 既読無視からの未読スルー。さらには電話にも出ない。学校でなつ君とは話せない・・・・から“特別”に連絡先教えてあげたのに」


 いったいこの人は何を言っているんだ。と思うも、家を出てから一度もスマホを見た記憶がない。ルンルン気分で自転車に乗り頭の中は海乃のでいっぱいだった。


 今更ながらにやってしまったことに気付く。


「すみません。了解のスタンプを押したと思ったのですが……そのあとはスマホ見てないです」


「ああね。ふぅん。へぇ〜。そうなんだぁ」


 そういうと手が差し出された。僕はすかさずお手をする。


 この人に嘘は通用しない。そう思った。


「で、話を進めるとね、今回なつくんにしてもらいたいことは──」


「待ってください。場所変えましょう。女子が入って来たら大変です! 話ってヨシオとのランチの件ですよね。なんでもしますから!」


 とにかく今はこの状況を脱するのが先決。

 ヨシオ、ごめん……。


「それなら大丈夫。女子部は午後練からって確認済み。それにほら、ここなら男子は絶対に入って来れないでしょ」


 それはとっさの行動ではなく、計画的に此処を選んだ事を意味した。


 さすがはまどか先輩。考えあってのことか。


 なら仕方ない、か。


 ……いや。いやいや! いやいやいやいや!

 冷静な判断で此処を選ぶなんてどうかしてるだろ……!


 そもそも僕、男子だから!


「でも万が一ってことが! 忘れもの取りに来たりとか、なんかいろいろ! 僕が男ってことわかってます? いま、この状況ってとんでもないことですよ?」


「ああね。一理あるかも。君もこれで一応男の子だもんね。じゃあこっち」


 ……え? またもや、まどか先輩にグイッと手を引かれた。これには既視感があった。つい先ほどの……。


 〝バタンッ〟〝ガチャン〟


 閉まるドア。掛けられる鍵。


 もはや絶句の域に到達した瞬間だった。


 目の前の光景に唖然とする僕に対し、まどか先輩は落ち着いていた。当然と言えば当然だ。彼女にとって此処はありふれた花園。


 毎日お花を摘みに来る場所なのだから──。



 まどか先輩は「はぁっ」とため息を漏らすと、まるで椅子にでも座るかのようにアレに座った。


 そして脚を組むとご立腹な表情で立ち竦む僕のことを見上げてきた。


「さっきからわがまま言い過ぎ。時間ないんだから早く済ませちゃうよ」


「な、なにを済ませるって言うんですか!」


「作戦会議だけど、なに?」

 

 その言葉を聞いてとてつもなくドキッとした。


 恐らくなんてことないただの言葉。なのに無性にドキッとした。


 着崩された制服。Yシャツは第二ボタンまで開いている。それを上から見下ろすと、先に広がる光景は……二つのおっきなお山の攻防戦。


 ハッ!

 僕はいったい何を……!


 プイッと斜め45度に視線を落として「は、はい」とだけ返事をした。


「あぁね〜。ここ数日でなにがあったか知らないけど。ま、いいや。都合いいし」


 僕の様子に気付いてか意味深なことをこぼした。


「そ、それってどういう!」

「はい騒がない。声大きいからね」


「す、すみません……」


 嫌な予感がした。とても、とても嫌な予感。

 そんな僕の心境などお構いなしに、まどか先輩は作戦について話し始めた。


「駅前のハンバーガー屋さんわかるでしょ? 今日のランチはそこね。それで必ず二階のボックス席に座ること」


「いいですけど、お昼はあの店混んでるじゃないですか。部活帰りには絶対行かないお店No1ですよ……。それにたぶん、席空いてないです」


「うん。だから行くの。それで座るの。わかった? 待ってればいずれは座れるから。間違ってもカウンター席には座らないこと」


 差し出される手。……お手。


 なにを企んでいるのか、わかった気がする。相席だ。間違いない。でも、それって……。


「ヨシオが別の店がいいって言ったら──」

「そこはなつ君次第でしょ? どうしてもハンバーガーが食べたいって駄々こねるくらいのことはしてよ」


「……わかりました」


「ちゃんとお礼はするからそんな顔しないの」


 ──ドクンッ。


 なにか胸にとんでもないものが支えている。

 僕はまどか先輩相手にいったいなにを……。


「お、お礼なんていらないですよ! 言われたことをやるだけですから!」


 そう。僕の心はこうあるべき。

 これ意外は、まやかしだ。


「ふぅん。そっかぁ。へぇ〜」

「な、なんですか!」


 まるで心を見透かされているような雰囲気。

 な、なにも焦る必要はない。だって僕の心にはやましいことなんて、なにも!


「べっつに〜。まっとにかく、そんな感じでお願いできるかな。これはなつ君にしかできないことだから」


 僕は返事はためらってしまった。


 だってその作戦は、あまりにも杜撰ずさん過ぎたから。

 まどか先輩はもう少し打算的で頭の切れる、悪女のような人だと思っていた。


 それがいったいどうして、こんな作戦になる。


 相席を提案するところまでは恐らく託ける。

 でもその先だ。そこでヨシオが嫌だって言ったらどうする。たぶん、言うよ……。いや、絶対言うよ。


 まどか先輩のことは好きじゃない。嫌いだ。


 でも、わかっていてこのまま見過ごしていいのだろうか……。


 ……それにしても暑いな。

 真夏日にこんな狭い個室に二人で入るって、人口密度的に……。


 ──ドクンッ!


「ていうか暑いね。用も済んだし戻ろっか」


 まどか先輩は第二ボタンの掛け目を掴みパタパタと扇いでいる。

 よく見ると体は汗で火照っていて、普段の涼しげな印象からは程遠いものだった。


 一畳にも満たない狭い個室の中を甘くてフルーティーな香りが立ち込める。もあもあむんむんと蒸気のように、僕の鼻と体を包み込む。


 ──ドクンッ!


 今まで意識してこなかった。


 部員たちがまどか先輩を女神のように崇める一端を垣間見ている気がする。


 ゴクリ。

 あれだけ嫌っていたはずなのに。こんな女と、思っていたはずなのに……。


 横目にチラッチラッと見るのをやめられない。


 匂いにあてられ感覚が麻痺しているのか。なんなのか、わからない。


 確かにさっきまでは、この状況に絶望を感じていた。それなのに、今は…………。


 チラッ。チラッ。


「あの〜、お楽しみのところ悪いんだけどさ、出るよ?」


「ああっ、はい!」


 お楽しみ・・・・ってなんだよ。

 僕はなにも、楽しんでなんか……ない。


「うぅん……君の場合は今まで見てこなかったから大目にみてあげるけど。変な気は起こさないでよね? これでも信用はしてるし、これからたくさん働いてもらうわけだし」


「な、なんのことかわかりません!」

「だからなつ君。声大きいって。わかりやすくて可愛げはあるんだけどさ〜」

「す、すみません……」


 なんだ。いったいなんなんだ。


「じゃ、出よっか」


 “ガチャン”とまどか先輩が個室の鍵を開けた時だった。


「うっひょぉーーい! 今日まどか先輩来てるらしいぜ!」

「去年の夏は暑いからって全然来なかったのにな! 今年の夏は最高だわ!」

「まどか先輩の居る体育館。まじ神域!」


 外から声がした。部活前の用足しに仲良く連れションに来たようだった。


「あ〜。タイミング悪っ」


 まどか先輩は険しい表情を見せるとため息混じりにぼやいた。


「ま、いっか。なつ君ここで待ってなよ。頃合いみて迎えに来てあげるから。さすがに暑くてもう無理〜」


 なんだ、って……?


「……ま、まどか先輩」


「うそうそ〜冗談。子犬みたいな顔してウケるんだけど」


 そう言うと“ガチャン”と、再度個室の鍵を閉めた。


 ホッとしたのと同時に思ってしまったんだ。


 これでまた、もう少しの間、まどか先輩の良い匂いを近くで嗅げるって。


 そうして僕は、気付いてしまった。


 この気持ちの正体に……。


 それはあの日、初めて匂い付きパンツを嗅いだ日の気持ちと同じだということに──。



 ◇◇◇


 無事にトイレから出ると、何事もなかったかのように練習に励んだ。


 ただ、僕の頭の中はまどか先輩のことでいっぱいだった。


 日常と非日常に揺れていた。

 あれは夢だったのではないか。そう思いたい気持ちが頭の中を駆け巡る──。


「なんだ小太郎! そういう事かよ! それならそうともっと早く言えよ! 俺ら親友だろ?」


「えっ?」


 部活の休憩中、ヨシオが突如として謎めいたことを言ってきた。


「隠したい気持ちもわかる。でもそういうことなら話は早いだろ! まー、ここじゃなんだ。な? とりあえず昼飯ん時にな、ゆっくり話そうぜ」

「お、おう。ソウダネ」


 ──ドクンッ。


 え。ここじゃ話せないような事って……。


「もう何も心配いらないからな。俺に全部任せとけ!」

「アリガトウ! タヨリニシテル!」



 確実にヨシオは何かに気付いた。


 いったい何に?

 ここ最近の出来事を振り返る。


 ……………………。


 ……………………。


 いや、まずいだろ。まず過ぎだろ!

 知られて困ることがあまりにも多過ぎる。


 でも、ヨシオの雰囲気は好意的だった。しかもヨシオが解決に導いてくれるような言い草。


 と、なると…………。


 “なんだ小太郎! お前女子トイレが好きだったのかよ! もっと早く言えよ! 俺に任せとけ!”


 ないない。ありえない。


 “俺のパンツで良かったらいくらでも貸すからな! 遠慮すんなよ!”


 うん。絶対ない!


 “ゆるふわ系じゃなくて清楚系になりたいんだろ? 俺が昔使ってたウィッグやるよ!”


 百パーない!


 大丈夫だ。ヨシオには何もバレてない。


 バスケ関連の話だろうな。うんうん。きっとそうだ!


 ◇◇


 そして部活が終わり、スマホを確認するとまどか先輩からメッセージが届いていた。


 《今さっき、池照くんにご飯誘われたんだけど、何か聞いてる? 池照くんがわたしをランチに誘うとかありえないんだけど! ひょっとしてなつ君の仕業?》


 ──ドクンッ。


 とてつもなく嫌な予感がした。

 ヨシオが何を思い、何を考えているのか。そして今日これから何をするのか。わかってしまったかもしれない。

 

 《何もしてないし、聞いてもないです》


 まだわからない。まだわからないけど……。


 《そかそか。とりあえずあの作戦は中止ね。池照くんとランチに行けるわけだしぃ〜♡》


 《それはわかりましたけど、まどか先輩が来るってヨシオから一言も聞いてないんですよ。おかしくないですか?》


 《あのさ、なつ君。せっかく池照くんが誘ってくれたんだから、水を差すような真似だけはやめようね? わかった?》


 《わかりました》


 《よろしい♡》


 なんて呑気な人だ。

 ハートマークなんて付けて浮かれてる場合じゃないだろ。ここは“お手”のスタンプでしょうよまどか先輩。


 もうダメだ。今のこの人になにを言っても無駄だ。


 僕がどうにかしないと!


 そう、思っていたんだけど……。


 駐輪場までの道のり、ヨシオと二人でこれからの行き先を決めていた。


「駅前のバーガー屋でいいか? 無性にハンバーガーが食べたい気分なんだよ」


「ウン! イイネ!」


 それはとてもおかしかった。

 駅前のバーガー屋さんはこの時間激混みだ。


 ヨシオはそれを酷く嫌っている。なのに……。


「よっしゃ! じゃあ行くか」

「ウン! ソウダネ!」


 やっぱりおかしい。


 しかもおかしいのはそれだけじゃない。

 今この場にまどか先輩が居ないことも妙だ。まどか先輩のまの字も出てこない。


 三人でランチするんじゃないのか?


 危うく聞いてしまいそうになるも、グッと飲み込んだ。僕は知らない・・・・ことになっているのだから。


 なんだかまるで、まどか先輩の企みと酷似しているような、そんな気がした……。


 まさか……な?


 ◇◇◇


 そんなまさかなまさかは現実に起こってしまった。


「それいくらだったの? 千円で足りるかな」

「いえ、ヨシオに奢ってもらったので」

「あぁ、そ。じゃあポテトあげる」

「ど、どうも」


 まどか先輩と駅前のバーガー屋さんで駄弁っていた。……二人きりで。


「はぁ。なんかお腹冷えちゃった。これもあげる」


 そう言うと今度はジュースをもらった。

 でもこれ、完全に飲みかけ……。


 餌付けされてるような気がするのは気のせいだろうか……。


「はぁ。そんなにわたしって魅力ないのかなぁ。なにも帰ることないのにね〜」


 テーブル席に突っ伏寝するまどか先輩は怠そうにストローの包装紙をチクチクしていた。


 この駄弁ってる感じが今の僕たちの心境。


 トイレと言ったきりヨシオが戻って来ない。

 かれこれ1時間。もう絶対戻ってこないやつだった。


「そもそも現地集合な時点でおかしいって思わなかったんですか? 普通一緒に行きますって」

「それなー」

「そ、それなーって……」

「だってしょうがないじゃん嬉しかったんだから。舞い上がっちゃったんだから。そんな細かいこと、いちいち気にする余裕ないって」


 良くも悪くも真っ直ぐなんだ。

 自分勝手でふざけた人だけど、恋に対する姿勢だけは見習うべきなのかもしれない。


「でも今日はまずいかなって思ってたんだよね。なつ君さ、練習中にわたしのことチラチラ見てたでしょ。休憩中なんてずっと見てたし」


「……なっ!」


「自覚なしかぁ〜。ま、わたしが宇宙一可愛いってことに気付いちゃったんなら仕方ないとは思うけど〜」


「なにを呑気なこと言ってるんですか!」


「事実だしぃ〜。いい加減認めなさーい」


 そう言うとポテトをひとつ取り、僕の口に押し込んだ。


 もはやしわしわだった。どうせなら揚げたてが食べたい。



 この時はまだ、笑い話だった──。


 ◆◇◇◇


 それから色々なことがあった。


 僕はヨシオにまどか先輩の事が好きだと誤解されたんだ。


 もう、何を言ってもヨシオは聞く耳持たずで、僕とまどか先輩がくっ付くようにあの手この手を講じた。


 そのあからさまなヨシオの態度に、まどか先輩は時折、涙を浮かべる場面もあった。


 問題はそれだけでは止どまらず。

 心音と一緒に行った花火大会。その日、僕はゆるふわ系ロリ美少女になっていた。


 心音とカキ氷をシェアして、自分が女装していることを忘れてしまうほどに楽しい時間を過ごしていた。


 もう、このままの関係でもいいかな。なんて思うほどに──。


 しかし、たまたま前を歩いていたヨシオ・・・にカキ氷をぶちまけてしまった。


 偶然にして奇跡の出会い──。


 では、無かった。


 不幸にもヨシオは、僕だと気付かず女装した僕に好意を抱いた。……友達だから無下にはできない。なるべくヨシオが傷付かないようにと、必死に抗った。けれど、最終的には告白された。


 当然、振った。

 振るしかなかった。だって僕は男だから。


 傷付けまいとする、中途半端な優しさがヨシオを余計に傷付けた。


 そう思っていたのだけど──。

 翌日、部活に現れたヨシオは不思議なくらいスッキリした顔をしていた。


 程なくして、ヨシオの撃沈を知ったまどか先輩は〝今がチャンス〟とヨシオに告白をした。……しかし、振られた。


「だよね。知ってた」そういうまどか先輩の顔は切なさに溢れていたけど、どこか清々しさも感じられた。


 そうして、僕は多くを学んだ。


 うじうじとその場に流されて、保身的になるんじゃダメだ。結局それは、僕だけではなく心音のことも傷付ける。


 だって僕と心音には幼馴染として過ごしたかけがえないのない時間があるのだから──。


 そう。だから……。


 だから……。


 告白をしよう。


 正直な気持ちを、ありのまま、心音に伝えよう。


 振られて、前へ進むために──。

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