第37話
黄昏時は来るのか?
そんな姉だが、もう誰にも譲らない本命があーちゃんなので、亡くなった今と未来にも、それが誓えるのかな?と思う。私はあーちゃんが2羽目のダチ(1羽目は、髪の毛で髪の毛の飾りに萌えながら交尾をしていたが、その意味を私は知らなかったからの桜文鳥の雄鳥りっぴー)だから黄昏時に誰かの胸を借りるのは許せない。亡き父の様に、私にしつこく再婚を薦められてもヤモメを通した父の様に、あーちゃん一筋で生きて欲しい。それと晩年お見合い結婚を望むのも止めて欲しい。
私にはゲスブタでセクハラ野郎の気持ち悪い縁を目論んで居たくせに、自分はあーちゃんを捨てて、新たな夫婦生活だなんて絶対に許せない。これが受け止められるならば、あーちゃんのフィアンセを(喪中葉書にフィアンセ死亡と書けずに年賀状を書いていても)自称しても良いと思う。同じ職場で働く、ハイミス故の苛めの返しに、あーちゃんを利用しないで欲しい。それが腹水で苦しんでるあーちゃんに姉に言われるまで、危篤と知らずに接客テレパシーで疲れていて、あーちゃんを数日除くなかった私に出来る最後のダチ孝行だからだ。無性に人肌が恋しくなる黄昏時も1人と1羽で、のりきって欲しい。私だって1年に1回しか無い、クリスマスイブディナーとクリスマスイブケーキとクリスマスイブワインが無い黄昏時を一人きりでのりきったからだ。私にできて姉に出来ない訳はない。そう信じている。稲垣吾郎や高橋一生をお見合い相手にするという名目で(超売れっこなアニメを作ってもらっているが利用しないとのオチに愕然とする私のこころ)私の体型を、これ以上ブタにしないで欲しい。おかげで本性ミヨシトオルの ご結婚活動詐欺に体をブタにされた(浦島太郎の様に、亀を助けねばと必死だった)私に失礼だからだ。
それが叶えば良い。
母の厳しい躾の為に、アダルトチルドレンだったのを、なんとか卒業できた真面目な姉に「おめでとう」と言いたいからだ。いくらでも、あーちゃんと飯事を続ければ良い。私が少女・少年漫画やラノベというストーリーティラーという飯事から卒業しない人生を選んだ様に。南無あーちゃん金剛な私達を、裏切らない様に。
こうして、まぁとかよの言葉遊戯DE少女飯事が終わる。
けど「ざまぁ」だ。
まぁもかよも自分の人生を取り戻す事に成功したからだ。
どちらも幸せになるために。
一生懸命生きて来て良かった。
言葉遊戯DE少女飯事(了)
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