第8話

ぬいぐるみ③


「めるくる」という名前の猫のぬいぐるみも「しま」ちゃんと「りす」ちゃんから忍法を習っていた。優等生だ。名前の由来は、日曜日に放送していた、ハウス食品の世界名作劇場の小さな白い猿(りす猿?)の名前から、いただいた。

後は水族館のある遊園地のお土産屋でゲットされた皇帝ペンギンの「ふじぃ」(絶対に探偵団の空飛ぶペンギンと推理する私)と、ゴマフアザラシの「あざら」がいる。「少年アシベ君」より私のゲットの方が速く、私の漫画の(たけちゃんマン(c)ビートたけしの影響有りの)「なすちゃんマン」にアシベ君のデザインが似てた事より(アシベ君のモデルだったら「ごろにゃあ」はスガオ君だよな)激しく妄想をたぎらせていた。


妹のぬいぐるみの「ふじぃ」は兄弟に愛された。ただ誰が担当で、どんなキャラだったかは誰も覚えていない。残念。


その点「あざら」は私のぬいぐるみなので、私が担当していた。イケメン風、モテオは「きいろい」と「ももいろ」以来だ。当時の私はモテモテなので、楽しかったと思う。


スヌーピーもいた。服が縫い付けられている裸になれないタイプだが、藤の籠でくつろいでいた。もてない君担当で私が担当。籠はみんなを乗せて遊んでいた。


忘れてたが、うさぎのぬいぐるみも二体いた。


全身麻酔をして外斜視を初めて手術した幼い時に(左右の筋肉を引っ張る手術→後に二回、別々に、左右の筋肉を弛める、手術を局部麻酔で受けた。オペ内容が聞こえるのは怖かったし、麻酔がキレたら痛かった。それが最後(筋肉の限界)のオペだから、コンタクトを薦められるも眼鏡フェチなのでウルトラセブン((c)円谷プロダクション)の眼鏡をしている)母に病院入院が寂しくない様にとミッフィー(うさっこ)を買ってもらった。ブルーの着脱可能な、ワンピースを着たミッフィー(うさっこ)は、私のお気に入りだったので、着替え用の洋服を母に作ってもらった。その代わりお腹をクローバーで緑色にしてしまったのだが。そんなモテ女の彼女は、勿論、私が担当して良い思いをした。

スジャータの替え歌を作って「うさっこ、うさっこ、白い可愛いうさっこ」と歌っていた。

その「ミッフィー(うさっこ)」の友達に「うさちゃん」がいた。グレーの体で紫の蝶ネクタイをしていたのだが、女の子扱いしていた。「ミッフィー(うさっこ)」のライバルで、もてないさんを担当していた。ほっぺたが大きかったな(笑)

担当者は私か姉のどちらか。忘れちゃった。


それ以外は

家庭科部で手にいれたキットで作った(ランナーをしたかった陸上部をふるくらい好みなキット)は三種類ある。


ペンチッチ(ヲタ女のペンチッチ)を二個

鴨(モテメンのかもちゃん)を一個

アライグマ(たぬぽん)を一個

作って遊んだ。

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