七色に輝くそれは、誰かの未来を照らすように…。

誰かの労をねぎらうように…。けして、触れる事のできないソレ…。

誰かが、言っていた…。虹の下には金銀財宝が眠っている…。と子供の頃、虹の下を目指して歩いていた事…。けして、触れる事ができないのに…。そんな事も分からずにただ、薄れてゆくソレを、輝かしい未来が待っているだろうと思いながら、晴れやかな気持ちで見ていた…。

大人になって現象を知った。

七色に見えるソレは…よく見ると、七色じゃない…、もっとたくさんの色が、規律を守るように、澄んだ色で、輝いていた…。 人の心模様なソレは…。どんなに落ち込んでいても…、どんなもやもやした気持ちでも…、寸で、輝かしい未来にかえてくれる。変えていける…。

まるで…、挑戦をけしかけるように…。

誰かの背中を力強く押すように…。

輝いていけると悟らせるように…。

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