心の中で朋也完全にやばいやつ認定していましたが、彼も生い立ちのせいで彼自身が悪いわけではないですね…💦こういう各キャラクターの本心が作り込まれててすごいなあと思いました
とは言えやってること自体は酷いしどうなるのか最後まで気になります!!
作者からの返信
そうなんです、割とヤバイ奴ですが、そうなったにはやはり事情があります。
こういうところ、いじめの問題とかも無意識に頭の中で絡めていたのかも知れません。事情があるからやったことも仕方ない、なんて許されるわけはないけど、罪に問うた後は誰かのサポートが必要だな、と。
そして許されないことは許されない、と同情ではなく人として尊重するのも大事なんだろうなぁと思います。
あああ、切ない……!これが世に言うボタンの掛け違いというやつですね。゚(゚´ω`゚)゚。
今でこそちょっと怖いかんじになってる朋也君ですが、彼が崩壊に至るまで足掻いていたのを知って複雑な気分です。彼は彼でいつも最良を目指して、ただただ愛が欲しくて行動してきたのですね。ううん、辛い!( ; ; )
ところで結衣ちゃん視点と朋也君視点、すごく小説敵に読み応えがあるなと思いました。思ってることはアツいのに、それぞれの角度から見ると相手が悪いように思っちゃう…善悪なんてその場ですぐにひっくり返るのだなと痛感しました。書き手として、これは読ませて頂いてよかった…!と思いました。メモメモ!
作者からの返信
ボタンの掛け違い!そうですね、意識してなかったけどそういう言葉がありましたね!
そうなんです、彼は本当は両親に愛されたくて必死でした。必死に頑張ったからこそどうしようもなく辛くて、退けているつもりでずっと求めてしまっている。雪江に対しても「自分の全てを受け入れてくれる者」を求めていて、でもそれって恋人じゃないんですよね。
この結衣と朋也の対比、善悪の逆転というのは割と大事なところだと思っているので、そこを気に入ってもらえるのはとても嬉しいです。
よく喧嘩した二人から一人ずつ話を聞いてみると、思っていることが全然食い違っていて、そこを理解しないままイライラしてるってことがありまして。他人と向き合うというのは口の端に上る言葉だけでは難しいんだな、と思うことが多々あったので、「分かり合おう」とする雪江には避けて通れない道だな、と思って書きました。
4人、いや6人がどんな話し合いをすることになるのか、続きもゆっくり読んでいただけると嬉しいです!