第14話
私は女神ユマさんがくれた
「そうそう。言い忘れてました。ティタルちゃんの
ユマさんからの着信を確認する。何か
「リンお嬢様、そろそろ移動しましょうか。ティタルお嬢様、
「うん! くあーえたん、よろちくね♪」
「・・・。
彼女は少し肩を震わせてから、そう言った。やっぱりね。まあ、こういう人なんだよ。私はもう慣れた。小さい子にも優しい良い人なんだ。ちょっと
「ティタルちゃん、行こ! もう直ぐ『お
私はティタルちゃんの手を引いてクアーエさんの後を付いて行った。リーネオさんのお屋敷はすぐ近くにあった。なんだろ、近所のコンビニに買い物に行く位の処だった。
そう言えばクアーエさんの服装もいつもと違う。いつもはピッチリしたレオタードみたいなのの上に胸当てとか
「こちらが我が王、イーサ・フォン・インゼル様のお屋敷でございます。」
ああ、そうか。お父さんのお屋敷に同居なんだね。
「わー、おっきいへいたいさん。こんにちわ!」
ティタルちゃんが挨拶すると、若い門番さんはニッコリ
「おお、良く来たな。クアーエ、ご苦労だった。下がって良いぞ。」
「御意! それではリンお嬢様、ティタルお嬢様、また後ほど!」
中ではリーネオさんが待ってくれていた。今から王様とお
「初めまして!
「うむ。ベルファはリンと同じ17歳だ。もう姉妹と思って貰って構わんぞ。
え? この
「それじゃ、お
ぎゃあぁ~! この圧倒的な
「おいちぃ~! このおかし、だいしゅき♪」
ティタルちゃんはお
「ようこそ、イコォーマへ。とても
「まあ、可愛らしい。娘と孫が
イコォーマの王様とお妃様は
「
リーネオさんが教えてくれた。そうか、それでクアーエさんドレス着てたんだ。「後ほど」って言ってたしね。彼女からは、どんなお話聞けるのかな。今から楽しみだよ。
「なんと!
神界での
「リーネオさん、安心してください。その神様にはキッチリと罰を与えて来ましたから。それと女神様と若い男の神様にしっかり見張ってくれるようにお願いして来ました。もう、これからは大丈夫ですよ。」
「そうか! 悪神に罰を下して来るとは、
リーネオさんはすっかり、いつもの優しい顔に戻った。他の人はびっくりして目を丸くして私を見てるよ。やっぱり神様に会って来たとか、私が召喚された【
「よし、これでリンを【
リーネオさんは朗々と宣言した。頼もしいね。この夜はベルファさんやクアーエさんとも沢山お話出来た。よーし、私も明日からティタルちゃんと頑張ろう。
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