閑話 その頃の教室
夜長が実の妹であるさとりに頭からダイブを貰い意識を少し前、とある教室の中は…
「さあ天童くん?この腕を折られたくないならさっさと自分が変態だと認めなさい?」
「そんなことするか!何よりてめえみたいな真性の変態に変態呼ばわりされたくねえ」
…混沌に満ちていた
「そもそも天童くん。私のどこが変態だっていうわけ?」
「月夜の事をずっと好きだった癖に告白する勇気も持てずこんな事になるまでずっとストーカーしてたやつは変態に決まってんだろうが!この変態委員長」
ブチッ
「へぇ?私が変態だっていうわけね」
「そうだよ。お前みたいなやつ変態じゃなきゃただの変質者だっつうの」
ブチブチッ
「ふん!!」
「ゴフッ!?」
雪華の華麗な右ストレートが雨鬼の鳩尾に突き刺さった
「それで?私は変態だってまだ言う?」
「い、いつまでも言ってやるよ。お前はどうしようもないド変態だ」
「はぁ、仕方ないわね。変態発言を撤回する最後のチャンスだったのに」
ゴキッゴキッ
「お前指なんか鳴らしてなにをする気だ?」
「あなたがさっきの発言を取り消したくなるまで少しお話をね」
「へ?」
メキッ
「ちょ!?待っ!?」
メキメキメキミシミシミシ
ゴリッ パキッ ボキャ メキョ
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しばらくお待ちください
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雨鬼<キボウノハナー
「なかなかに楽しめたわ天童くん。これに懲りたら私を変態呼ばわりしないことね」
「さてとこんな奴より月夜くんは…あれ?」
教室中を見回す雪華。だがどこを見てもお目当ての人影は見つからず…
「ねぇ、そこのあなた?月夜くんに秘座子さんそれにまこさんははどこへ行ったの?」
「えっと……」
「教えてくれるなら雑巾をもう一つ増やさなくて済むのだけど…」
「大将はどこへ行ったかは知らないです!!秘座子さん、真狐藻さんは白姫さんが雑巾を絞っている間に暗い目で何かを呟きながら走って教室から出て行きました!」
「情報ありがとう!教えてくれたついでに頼み事なのだけれど、この
「はい!喜んでやらせていただきます!」
「そう、ありがとう。それじゃあ私は…」
「雪華さん、水無月くんなら中庭の方に向かったのが見えたよ」
「情報提供ありがとう。それじゃあ」
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雪華が去ってから少しして
「結局大将は誰と付き合うんだろうな?」「俺は九尾さんだと思うね」「いやいや白姫さんじゃね」「だけど秘座子さんは大将のために転校してきたって言うぜ?」「もしかしたら誰も選べず全員と付き合うんじゃね?」「さすがにそれはないだろ」「やっぱねえかー」「結局だれと付き合うんだろうな?」
「そうだなー」「まあだれと付き合うんにしろ俺らは盛大に祝ってやるだけだろ」
「「「「「「だな」」」」」
こうしてとある教室の昼休みは過ぎ去っていくのだった
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どうも作者のkcトンキーです
今回はどうしてもさとりちゃんの設定が
決まりきらなかった為このような
中身スカスカな話になってしまいました
明日にはちゃんと本編を進めますので
気長にお待ちください
今回は男子たち目線からだれと付き合うかの話でしたが次回の最後に女子目線もおまけとしてつけようと思います
男子女子の雰囲気の違いをお楽しみください
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