初キスと告白
「どうしてこうなったァーーー!!!!」
「うーん…うる…さいです…」 メコッ
その一言と共に俺の腹に鈍い痛みが走り俺はまた気を失った
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「うーん…はっ」
「あっ、気が付きましたか。おはようございます。夜長くん♡」
「あぁ、おはよう?蔵敷さん」
「はい、おはようございます。朝から夜長くんの声を聞けて幸せです♡」
「そっか、それは嬉し…い…な…じゃない!」
「うふふ、朝から元気がいいですね♡」(下半身凝視)
「ちょ!? そこは見ないで。 でもなくて、蔵敷さんここはどこなんだい!?君は俺に何をしたんだ!?」
恥ずかしいがりながらも慌てて彼女を問い詰める
「それについては後で話すとして、それより朝ごはんにしましょう。お腹すいているでしょう?」
「いや、そんなことよr(グゥ〜〜)「やっぱり体は正直ですね♡朝ご飯の準備しておきますので準備できたら降りてきてくださいね。」
…自分が何をされたのか気になるが、今は手を出してくるつもりはないらしい
何より昨日の夜から何も食べてないせいで腹も減った
もし何かされても体格差もあるしなんとかなるはず、そんな事を考え倉敷さんについて行くことにした
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蔵敷さんの作ったご飯はものすごくうまかった
まこに勝るとも劣らない味でついつい食べ過ぎてしまった
「さて、夜長くん、私に聞きたいことがあるんですよね?なんでも答えてあげますよ♡スリーサイズから自慰の回数までなんでも聞いてください♡」
「そんな質問するわけないだろ!??」
そうだった。ご飯が美味しすぎて忘れてたけど俺、多分蔵敷さんに拉致らてたんだった
「はぁ、それじゃあ質問させてもらうけど、ここはどこ?なんで俺を拐ったわけ?」
そう質問した瞬間蔵敷さんの顔が途端に妖艶になった
「そんなの決まってるじゃないですか♡夜長くんを私だけの夜長くんにするためですよ♡」
「どう言うこと?理解ができないんだけど?」
私だけの夜長くん? なんで僕が彼女のものになるんだ? そもそも僕は誰のものでもないし。
「うーん、わかりました!つまりこう言う事です」
そう言った瞬間、蔵敷さんは俺にキスをしてきた。
突然のことに俺の意識が真っ白になる。
キスのショックから立ち直れておらず呆然とする俺に彼女は
「あなたを一生養わせてください♡」
と妖艶な微笑みを向けていた
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