No.304〜No.308
※No.299〜No.303でネックに付けられた部品のことを「部品」と呼んでいましたが、「
という訳で、今回から「クルック」と呼称します。(辞書を引いてみたところ、多分「湾曲」という意味なのですが、なんか鳩の鳴き声みたいですね。←凄いどうでもいい。)
それでは本編です。
No.304
筆者は中学に入りたての頃、このクルックを二回歪ませたことがある(No.299参照)。
しかし、すぐにリペアしてもらえる訳ではない。
故に1回目は、オクターブホールを閉じるために、クリーニングペーパーを折りたたんだものをクルックとオクターブホールの間に挟むスタイルを先輩に勧められる。
No.305
ただ、挟んだだけではすぐ落ちる。
実際、何回か落としたし、一回合奏中にも落とした。忘れもしない、Winds Scoreの「ウィーアー!」の合奏中だった。
確か、その日は3年生と顧問が外部の学校に見学に行っていた日だったので、怒られはしなかったが、肝が冷えた。2年のバリサクの先輩に心配そうな目を向けさせてしまった。
No.306
で、頭の回転がよろしくなかった当時の筆者は、あろうことかセロハンテープで固定することにしたのである。
No.307
いやー、初心者って無敵(遠い目)。
セロハンテープて。
No.308
ただ、なんかやっちゃいけないことをやっていることには気付いていたらしく、先輩には言わずにやっていた。
いや、言えよ。学校の楽器やぞ。
次話に続く。
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