No.293~No.298

No.293

伏兵が突っ込んでこなかった例でいくと、そもそもテナーのソロじゃない場合などがある。


筆者は中学1年生の時に、3年生を送る会と卒業式で初のソロを吹くことになった。しかも、二曲も。

もし一つ上に先輩がいれば吹くことはなかったのだが、筆者にはいなかったので、1年生ながら吹くことになったのである。多分、同級生の中では、一番最初にソロを吹いた。(ちなみに、その後の2年生の間は、周りがどんどんソロを演奏する中、一回もソロがなかった。凄い極端。)


この時に演奏した二曲で吹いたソロ、実はもとはテナーのソロではなかったのである。



No.294

どういうことかと言うと。

まず一曲目。一曲目はM8の「オモイダマ/関ジャニ∞」だった。

この曲では、終盤のサビでソロが展開される。ここを筆者は吹いた訳だが、実は本来はバスーン(ファゴット)のソロで、バスーンがいない場合はテナーでカバーということだったのである。

筆者の中学校にはファゴットがいなかったので、自動的に筆者に回ってきたという訳である。



No.295

そして二曲目。二曲目はM8の「にじいろ/絢香」。

この曲でも、終盤のサビでソロが展開される。これまた同じように、ここを筆者は吹いた訳だが、実は本来はオーボエとテナーのソリだったのである。

これまた筆者の中学校にはオーボエがいなかったので、自動的にテナーのソロになったという訳である。



No.296

というか、オーボエとテナーってどういう取り合わせ?

あんま見たことない気がするけど。



No.297

とにかく、ソロが回ってくるのは嬉しいが、テナーのためのソロじゃないと思うとなんか複雑。



No.298

でも、非常に良い経験ではあった。



次話に続く。かもしれない。

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