No.155〜No.163+補足

※2日以上かかると思っていた課題が、思いがけず1日で終わったので書きました。


No.155

もし合奏中に「サックス吹いて」と言われた場合、テナーは注意しなければならない。



No.156

なぜかと言えば、この「サックス吹いて」の「サックス」というのは、


①アルト、テナー、バリの全てを指す場合

②アルトとテナーを指す場合

③アルトだけを指す場合


この3通りのパターンがあるからである。

「サックス」って言われても、テナーやバリを含まない場合が結構多かったりする。



No.157

じゃあ、注意しないといけないのはテナーだけじゃなくて、バリもじゃないか。

そう思うかもしれない。



No.158

確かに、バリも注意しなければならない。しかし、バリはまだマシである。なぜなら①と②③を見分けるのは割と簡単だからである。



No.159

対して、②と③は見分けるのが比較的難しい。



No.160

だから、見分けられるようにスコアをめちゃくちゃ読み込む。



No.161

それでも、分からない時は分からない。



No.162

こうして筆者は、日夜(?)「サックス」という単語と戦っていた。



No.163

だから、「サックス吹いて」と言われて、①②③全てのパターンに属しているアルトが、堂々と返事して吹いているのを見ると、腹立つ。



補足

 バリはテナーに比べ、「サックス」という単語に苦しめられていないと言ったが、実はバリは別の単語に苦しめられていた。


 それは、「チューバ」。

 うちの中学校では、バリ・バスクラ・チューバ・コントラバスを「ベース」として扱っていた。しかし、時折顧問は「ベース」を指す際に、「チューバ」という単語を使うことがあった。という訳で、バリを始めとした、チューバ以外の低音楽器は「チューバ」という単語に苦しめられていた。


 なんだかんだ言いつつ、みんな何かの単語に苦しめられていた。

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