No.134〜No.145

※今回はNo.134〜No.136までが前回の「テナー忘れられがちあるある」の続き、No.137から別のあるあるに変わります。



No.134

これも多分中3の時の話。

朝、ミーティングにて。顧問の発言。

「今日の合奏は、午前がクラ・アルト・フルート・トランペット。午後がベース(低音。バリサク・バスクラ・チューバ・コントラバス)・ユーフォ・ホルン・トロンボーン・パーカッションで」



No.135

あのー、先生……。

テナーがどこにもいないんですけどぉ……。



No.136

なんかもうここまで来ると、何かが呪われてたのかもしれない。



No.137

休みが多い(No.9参照)ので、暇。



No.138

……かと思いきやそうでもない。



No.139

なぜかと言えば、


「あ、そこテナー吹いてない? じゃあ、クラの3rdのカバーしといて」

「テナー休みだよね? アルトの2ndの楽譜写しといて」

「テナー休み? トランペットの3rdの音拾っといて」


こういうことが起こっているからである。



No.140

流石に初めてコンクールに出る中2の時は無かったが、中3の時は結構な量の休みが消えていった。



No.141

そういう訳で、本来は吹かないはずの箇所がどんどん埋まっていく。



No.142

で、本来吹かないはずの箇所だから、吹き忘れる。



No.143

一回、OGの先輩が見に来てた時に、盛大に吹き忘れをかました。(ちなみにその時は、「え? 何かありました?」みたいな感じを醸しつつ、途中からぬるっと吹き始めた。)



No.144

顧問には特に何も言われなかったから、バレていないと思いきや、OGの先輩には普通にバレていた。

多分、顧問にもバレてた。



No.145

これが結構恥ずかしかった。

「え? 何かありました?」って感じを醸しているから、余計恥ずかしかった。



次話に続く。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る