コンクール編

課題曲

No.78〜No.90

今回から、コンクールにおけるテナーあるあるに入ろうと思います。


前提として、このあるあるの多くは中学時代の思い出であり、かつ筆者の通っていた中学校は、課題曲に明るいマーチ、自由曲にミュージカルやオペラなどのクラシック曲を演奏していました。


それでは、本編です。



○課題曲あるある


No.78

大体最初はファンファーレ組に属する。



No.79

しかし、テナー単体で吹くと、おそろしく華々しさがない。



No.80

だって高確率でハモりだから、ファンファーレなのに同じ音とか平気で続くんだもの。



No.81

ただ、逆に「自分のところ歌ってみろ」って言われた時は、最初の音さえ間違えなければ、かなり歌いやすい。



No.82

そして、ファンファーレが終われば、休みに入ってちょっとのあいだ暇。



No.83

下手したら、ちょっとどころかずっと暇な時もある。(2016年課題曲「マーチ スカイブルードリーム」参照)



No.84

だから、合奏中はひたすら音程との戦い。



No.85

学校などの暑い場所では上がりすぎないように、ホールなど冷房の利いた場所では下がりすぎないように、微妙な調整を行わなければならない。



No.86

でも、合奏中は顧問が怖くて、チューナーを出せない。



No.87

その後、練習番号Bあたりで、やっとこさオブリガート(多くは、ユーフォとテナーのみ)の出番。



No.88

そして、練習番号Cあたりの中低音のメロディーに突入。



No.89

時折、ここの中低音のメロディーにテナーを加えず、テナーに裏打ちとかをさせようとする曲がある。



No.90

そういう曲の場合、作曲者のセンスを疑いたくなる。



次話に続く。

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