【三船二葉・消失時間】

　おおよその累計（消失時間増加のため、観測が困難）

　１２月１８日　　１５時間３７分

　１２月１９日　　１６時間２８分

　１２月２０日　　１５時間５分

　１２月２１日　　計測不能（出現確認できず）

　１２月２２日　　１８時間２５分

　１２月２３日　　１３時間８分　

・消失は昼夜を問わずランダムに発生する。

・消失は場所を問わない。

・三船二葉が手に持っているものは、消失後に移動している（無機物で移動可能なものに限る）。

・消失は、余人が目撃することはできるが、意識をしないと認識しない。

・消失前後の三船二葉の記憶は、やや不明瞭（ふめいりょう）。

・消失中の三船二葉の記憶はない。

・消失後、再び出てくる時（以下、発現）は、必ずしも元の位置には戻るとは限らない。消失地点から、かなり離れた場所で出現するケースも確認。その際の三船二葉の記憶は不明瞭。

・恒星Nの電磁波の影響が小さくなるにつれて、消失時間は長くなる。

・電磁波の影響は、１２月末日までと予測される。

・映像、画像などの記録媒体から、概ね６時間以上経つと、三船二葉の姿は消失する。

・１１月下旬以降、消失時間は不安定かつ、急激な増加傾向にある。

・三船二葉は、２年前に病気で亡くなっている。

・恒星Nから発生する電磁波は、空間を歪め、パラレルワールドに繋げている可能性がある。

・出現している三船二葉はパラレルワールド（α（アルファ）次元）の存在。α次元は、三船二葉が病気から生存した世界である可能性がある。

・電磁波の影響がなくなれば、パラレルワールドのつながりは消滅。同時にα次元の三船二葉が消失する可能性が高い。

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