第17話 My first date
『どうしよう・・・』
彼の
自分から動かなければ何も始まらない事は理解しているが、具体的に何をすべきか、結論が出ないでいた。
付き合っている訳ではないのだから、デートという
彼を
『何か良い方法はないだろうか?』
私は彼が
『
私は近くで
すると
『これだ!』
さらに調べてみると、
これなら
もう店の
食事の後はどうしよう?
まだ帰りたくないとワガママを言ったら、彼は付き合ってくれるだろうか?
そんな事を想像しながら、私は胸をときめかせる。
作戦は決まった。
私は彼に電話するためにスマートフォンを取り出したものの、いざとなると
このまま電話しても、しどろもどろになってしまいそうだ。
私は一旦スマートフォンを
こうすれば
開いたメモ帳を目の前に置くと、私は大きく
呼び出し音が鳴るのが
私の
「もしもし」
電話をしたのだから、彼が出るのは当たり前なのだが、それでも私の心臓は飛び出しそうになる。
「あ、あの、
自分の声が
「
彼の声はいつも通り
少し落ち着きを取り戻した私は
「
「土曜日は
「それならば今度の日曜日に、
「知ってるよ、それ。ちょうど行きたいと思っていたんだ。」
「本当ですか!?」
すっかり自信を取り戻した私は、トントン
『やった!
私は
考えてみれば、今まで彼とは偶然にしか出会っていないため、事前の準備を行う事が全く出来なかった。
しかし今回は準備をする時間が十分にある。
私は
店の
これは私の
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