軽井沢
軽井沢にやってきた。
実際はどんな所かはわからないが
とりあえずやってきた。
ここはレンタル自転車やさん。
「おじさん、自転車貸してください」
「百万円な」
「はいどうぞ」
「どうもって払えるんかい!」
と自転車やさんのおじさんはのり突っ込みをしてきた。
自転車の鍵を借りた。
鍵と同じ番号の自転車の鍵を開けて、ペダルをこぎ出した。
ここは軽井沢。
軽井沢の風。
軽井沢の道路。
軽井沢の人々。
軽井沢の馬。
「あ、軽井沢って馬歩いてるんだー」
軽井沢の牛。
「牛まで歩いているのかー」
軽井沢のサイ
「サイもいるのかあ、軽井沢ってすごいなあ、ってここドコだよ!」
そんなことを言いながら、自転車をこいでいた。
軽井沢の湖だ。
「おー綺麗だなあネッシーまでいるぞお」
本当にここは軽井沢なのであろうか。
「おーい、ネッシーやーい」
ネッシーに向かって手を振ってみる。
おやおや、ネッシーが近づいてくるではないか。
ネッシーが首をもたげると、ぼくは頭に飛び乗って、ネッシーの背に腰をおろした。
そのまま、ネッシーの気の向くまま軽井沢旅行だ。
「わーい」
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