百十九話 「限界」

一度でわからないこともある。



もうここが

わたしの限界だ。

これ以上は

頑張れない。



そんな風に感じる時あるよね。

それ自体は何も

おかしくないよ。

今まで本当に頑張ったね。



ただ限界だと

思ったことも

時間が経って

もう一度考えてみると



まだ方法があるかもって

思う時もあるよ。

辛い時に「もっと向き合って」と

言ってるんじゃないよ。



心に余裕が

できた時に

見つめ直すことも

大事という話だよ。



たった一度のことで

『限界だ』とそのまま

諦めてしまうのは

もったいない気が私はする。



もちろん、その時の

あなたにとったら

さまざまなやり方を考えて

もう無理だと思ってたよね。



その時はこんな風に

考えることは

とてもできないと

思う。それはわかってるよ。



ただこれまでの努力を

なかったことに

してほしくない。

後悔だけはしてほしくない。



私はあなたを

信じているよ。

夢のためなら頑張れる

あなたを知ってるよ。














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