第25話 彼女との再会
「ユウです。わかりますか?」
彼女は、僕の顔をよくみてよく考えて、力なく首を横にふった。
廊下に彼女の母と幼馴染のカナさんと長椅子にすわった。
幼馴染のカナさんが
「ショックを受けておられると思います。貴方だけでなく、何人ものサッカーの仲間や最近のこともわかりません。しかし、サッカーのことはわかるみたいです。」
「ユウさん私はユイの母です。今日はありがとうございます。
しかしユイはみてわかるとおりです。貴方は若く才能がおありです。このまま、ユイのことは忘れて下さい。他の人と幸せになってほしいのです。
本当に残酷なことをいって申し訳ありません。」
と彼女の母は深々と頭を下げた。
それからどう帰ったかわからないが仲間が泊まっているホテルに着いた途端、ホテルのフロントで倒れた。
ユウがフロントで倒れていると連絡をもらって向かうと、疲れ切って真っ青な顔していた。
1人にさせるわけにはいかないと思って自分のツインの部屋にホテルの人に手伝ってもらって運んだ。
朝方、ふと目が覚めるとユウがベッドにいなくて探す。ベランダへの窓があいてカーテンがたなびいている。心配になってベランダにいくと泣き晴らして崩れているユウがいた。
この光景をこれから幾度となくみることになるなんてこの時の自分は知らない。
あいたい あいにいくよ (仮) @ayuna_ebi
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。あいたい あいにいくよ (仮)の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます