第11話 世界デビュー⁈

急遽、ユウが作曲した曲を何カ国語かでバージョンを作るなんて、社長がいいだした。

ユウを呼び出して言った。

「急にすまない。世界女子サッカー協会から I国語かT国語の歌詞のものも聞いてみたいとのことだ。

しかし、チャンスでもある。

どちらも、市場としては大きい。

どうだろうか?ユウ。」

「考えてみます。しかし、僕は I国語しかわからないし、T国語だったらリョウかソウにお願いしたい。」

「じゃ、I国語だけでもいい。そちらの方が市場が大きいしな。」

「しばらく時間をください。」

「わかったよ。頼む!」

「それと、協会から各国のエース達と懇談する企画がある。嫌ならルイや他のメンバーのみで対応するけど、どうする?後、他の国の試合にも顔だしてほしいと要望があるけど。

「今回は僕が引き受けたんだし、皆がいいならでるよ。しかし、あまりしゃべらなくてもいい?」

「そこはルイに任せておけば大丈夫だろ。」

「了解。これで終わりなら失礼します。」

「あ、よろしくな。」


車にもどったら、自然にガッツポーズがでた。

やった。彼女に会えるかもしれない。

彼女に会えたら何言おうかはずっと前から決めてある。

あれから、彼女試合やインタビュー記事には全部目を通した。

ますます、彼女のことが気になる存在になっていた。



そして以外にも早く思わぬところで再開することになるとはその時思ってはいなかった。

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