デート
花火大会
私は明日、美容院に行こうとスマホで調べていると日曜日とあって家から近い美容院は埋まっていた。なるべく近くの美容院を探していると自転車で20分、隣街の美容院が午前中なら比較的空いており午前10時に予約を入れた。明日のためにも早めに寝ようとベットに入るが気持ちが昂り中々寝付けない。
気がついたら朝を迎えた。私は目が覚めて時間を見ると午前8時半、ヤバい急いで用意しないと間に合わない。朝ごはんを食べて着替えて家を出て自転車を漕いで美容院に向かった。
私は予約していたこともありすぐに案内された。女性スタッフは今日はどのようなかんじにしますか?
私は雑誌でこのような髪型でお願いします。今日は地元で花火大会があって好きな人と一緒に行くんです。青春だね、じゃあ可愛くしないとね。
私は女性スタッフと他愛のない話から佐藤先輩の話をして盛り上がった。私は初恋で男の人がどういう女の子が好きでどんな服装が好きなのか分からなくて。
みんながみんなって訳じゃないから一概に言えないけど男の子は「揺れるものが好き」っていうことはよく聞くよ。私はスカートやワンピースを穿いた方がいいってことですか?
それもあるけどイヤリングをしたり髪の毛を結んでみるとか色々手段はあるよ。女性スタッフからはお姉さんはかわいいからそのままでも充分だと思うけどね。会計を済ませて1度家に帰った。
お昼ご飯を食べて普段しないメイクをしてみた。鏡で見るとこれはちょっとなと思い1度メイクを落とした。
その後何回も試行錯誤を繰り返すと自分が思ったような感じにならない。これでは埒(らち)が明かずスマホでナチュラルメイクを検索して見よう見まねでメイクをし、髪を結びポニーテールにした。
午後3時、待ち合わせまであと2時間で浴衣を着るのに悪戦苦闘していた。いつもみたいにギリギリに出たら転ぶだろうな。普段着ない浴衣だから尚更。
午後4時半に家を出て電車で北本駅に向かった。駅で望海と多英に会い、多英はいつもと雰囲気違うね。浴衣を着ているっていうのもあるけどメイクしてると可愛いね。
望海は暑いからコンビニで飲み物を買いに行こうと多英を誘った。多英は望海の目を見て分かった、じゃあお互いに楽しもうねと望海と多英は先に駅を出た。
午後5時佐藤先輩は駅にやって来た。遅くなってゴメンね。恵凛那ちゃん今日はいつもと雰囲気違うね。浴衣を着ているっていうのもあるけど根本的に違う感じがする。
私は佐藤先輩とデート出来ると思って朝に美容院、普段メイクをしないせいでやり直しして2時間かかっちゃった。いつもの方がよかったですか?
元信はそんなことないよ、じゃあ行こうかと手を繋いで神社に向かった。私はまだ陽が沈んでないのに人が沢山来てますね。
佐藤先輩は色んなお店あるけど恵凛那ちゃんどのお店あるけどどこのお店行く?
私はまず綿菓子食べたいです。お金を払おうとすると佐藤先輩は払ってくれた。私は綿菓子をそのまま食べると思わせて指でつかみ先輩の口元に綿菓子を持っていった。佐藤先輩が綿菓子食べる姿を見て私は愛おしく思った。
私は次どこに行こうと周りを見渡していた。射的、金魚すくい、ストラックアウト色々なゲームもあるね、次は金魚すくいをしたいと伝えた。
私は水面に少し網を入れて金魚を追い込み金魚をすくうと網が破れた。もうちょっとだったのにと感情を露(あらわ)にすると屋台のおじさんは1回分どうぞと粋な計らいをしてくれた。金魚はすくえなかった。
次は……。あ、クレープ食べたいな。佐藤先輩はじゃあクレープどれにする?俺はイチゴにしようかな。先輩可愛いもの頼みますね、じゃあ私はチョコバナナにします。私は2つ分購入した。
クレープを食べて私は美味しいですね。陽が沈み花火が打ち上がった。カラフルな花火を見てキレイだなと呟くと恵凛那、ちゃんこっち向いて。先輩は私の口に付いたクリームを拭き急にしどろもどろになり何かを伝えようという雰囲気が伝わった。
私は何を言おうとしているのか確信し、その時を待っていた。
「俺は恵凛那ちゃんのことが好きだ、付き合ってください」
その言葉を聞きてついにきた、真っ直ぐな言葉に私はお願いしますと返事をした。
私は付き合うのにさんとちゃんじゃあ少し距離を感じるから恵凛那と元信でいいかな?
元信は確かにそうだな、改めてよろしくね恵凛那。
私たち2人は神社の境内で花火のフィナーレを見ており元信は私を抱き寄せて頬にキスをした。こんな幸せがずっと続けばいいなと思っていた。
私は元信に駅まで送ってもらい家に帰った。家に帰り陸上部の4人に明日は午前8時からでお昼を挟んで午後2時まで練習するからお弁当と水分、タオルを忘れずにと一斉送信した。
私は花火大会の余韻が残ってるいたので元信に電話をかけた。あ、恵凛那どうしたの?
花火大会楽しくて元信と一緒に見れてよかった。実は私、男の人と付き合ったの元信が始めてなんだ。色々迷惑かけるかもしれないけどよろしくね。2人でどういうデートをしたいか話し合い2時間喋っていた。私は明日練習あるから今日は寝るね。
次の日、私は珍しく早起きをしてお昼ご飯を作り残りを朝ごはんとして食べた。母からは恵凛那が朝ごはんを作るなんて珍しいね。今日は晩御飯いるの?
私は部員の子たちとどこか行くかまだ分からないからもし外で食べるならまた連絡するね。
新チーム
午前7時、私は家を出て駅に向かった。駅に行くと元信がいて私は今日は何しに学校に行くの?
俺は内部進学で北本大学に行くことは決まったけど体がなまったらいけないから後輩の指導を兼ねて自分の練習しようかなって思ってさ。
今日はお昼挟んで2時まで練習なんだ。今日も暑いからお互い水分補給しっかりしないとね。2人で学校に行き部室に向かった。
私は部室の鍵を開けて着替えていると友美、咲歩、遥華、美穂と続々と部室にやって来た。咲歩は恵凛那おはよう、キャプテンだけど恵凛那のままでよくない?私は1年生しかいないし入った順番とか関係ない。誰がふさわしいか見て決めないと。
今日は私が仕切ると練習を始めた。適度に休憩を取り水分補給も欠かさず取るように促した。
正午に日陰でお弁当を食べていると遥華は木陰で食べるのもいいけどみんなでちょっとずつ持ち寄ってビーチパラソルとか買わない?日焼け止め塗ってても気になるし。
咲歩はそうだよね、いくらぐらいするのか調べるね。ピンキリだけど安いのだと5千円もしないよ。美穂はじゃあ部活帰りにスポーツ用品店で見てくるからいいのがあればまた連絡するね。
お昼ご飯を食べて午後からはリレーの練習しよう。どの順番で走ればいいか早めに決めたいし。1時間みっちりリレー練習をした。ダウンを済ませて私は翌日の練習時間やメニューを遥華に指名して決まったらみんなにメールを送って。
部活を終えて私は遥華に鍵を渡し、先に上がるねと告げて校門に向かった。
私は北本駅に向かい元信と合流し、元信に相談をしたいと思いショッピングセンターにあるカフェに誘った。元信は深刻そうな顔をしてるけどどうした?
私は陸上部1年生5人しかいなくて誰か柱としてキャプテンを決めてやった方がいいと思うけどどうやって決めようかなって思って。
元信は恵凛那はどのように決めようと考えてる?
私自身キャプテンとかやったことなくて実力も大事だけどそれよりも人望の方が大事かなって思って1日ごとにキャプテンを替えて総合的に誰がいいか決めようかなと考えてます。
元信はなるほどね、恵凛那のその考えいいと思うよ。もし恵凛那がキャプテンになったら色々とアドバイスをするからね。
元信ありがとう、そうなったらまた言うね。私行きたいところがあるんだけどいいかな?元信はいいよと手を繋ぎとりあえずとある所に向かった。私は夏だから海やプールに行きたくて水着の販売店に来ていた。
お店に着き私は元信のどの水着がいいと思う?元信は顔を赤くしながらお店に入り幾つかピックアップした。私はじゃあ試着してくるから選んでね。何着か着て元信はどれも似合うけど水色のやつがいいかな。私は会計を済ませてお店を出た。
その後ショッピングセンターの近くにあるボーリングに行き10ゲームしてスマホで写真を撮り制服デートを楽しんだ。
夜に遥華からメールで明日午前9時からでメニューは今日と同じとメールが届いた。私はボーリングを10ゲームして疲れが溜まっており早めに寝ることにした。
次の日部活に行き遥華はいつものメニューだがケガ防止のために練習の前後のストレッチを入念に行った。私は次は咲歩、友美、美穂の順番に頼んだ。
美穂の練習まで終えて私は制服に着替えたら教室に移動すると部室の鍵を閉めて教室に移動した。
私は一通り時間や練習メニュー考えてもらったけど誰がキャプテンがいいと思う?美穂は口を揃えて恵凛那がキャプテンがいいと思う微力ながらサポート出来たらなって思うよ。
キャプテンは私、中田恵凛那が務めるとして副キャプテンは普段の練習を踏まえて遥華にお願いしたい。遥華は恵凛那をサポート出来るように頑張るねと北本学園高校陸上部の新たなスタートを切った。
記録会
連日続く暑い中、記録会が2週間後に迫っていた。
私はまだリレーメンバーを固定できていないためひとまず100mに私と友美、200mに咲歩、遥華、400mに美穂をそれぞれエントリーをした。記録会までの1週間は個人練習に専念したいと考え、学校のグラウンドではなく競技場を借りての練習をすることにした。
いつも通り練習を終えて私はみんな明日は午前8時に競技場に集合。練習時間は3時間で考えてると一斉送信をした。
私はキャプテンになってからの初の大会。それぞれの記録が0.1秒でも速くなればいいなと思っていた。ウォーミングアップをして1人ずつ出場する種目の記録を計りノートにメモをしていった。
そして暑さもあり5人とも思うようなタイムが出ない、水分補給を取りつつ少し休みまた走る。私はどうすればいいか考え、スマホでフォーム等を確認しながら明日以降もやろうと提案をした。
そこから1週間、短い時間で出来ることをしようと記録会を翌日に迎えた。
私は元信に「明日午前10時から北本競技場で記録会だから観に来て欲しい」とメールを送信し、了解との返信が返ってきた。
私は4人と合流し競技場に入った。私はウォーミングアップの段階でいつも以上に調子がよくこれはいい記録が出そうだなと思っていた。先に咲歩と遥華は200mで咲歩は29秒29、遥華は28秒56
400mに美穂は64秒45、友美は62秒12とそれぞれ出場してまずまずの記録を出した。
私も続いて次に繋げたいと考えていた。スタート位置につき号砲が鳴り走った。私は周りを引き離しやった1位だ。いい記録が出るぞと思った次の瞬間、突然意識を失った。
競技場はざわつき元信が背中に私を乗せて近くの病院に連れて行った。診断は軽い熱中症で安静するようにと告げられて入院はせず元信は私を自宅のベットに寝かせた。
2時間後、私は目を覚ました。ここは……病院じゃないよね?ここは私の家?それとも誰かの家?
元信は私を見てやっと起きたか。競技場で倒れて病院に行ったら軽い熱中症で入院はしなくてもいいからって話になって俺の部屋で恵凛那を寝かせたって感じ。
元信、ちょっと来て。聞いた事のない女性の声が聞こえ私この先どうなるのかな……。元信は部屋を出てリビングに水を取りに行き、水を渡してくれた。ありがとう、さっきの女性の声がって誰?
元信は姉ちゃん悪いけどちょっと来てくれる?
そして元信の姉は私のもとにやって来た、
恵凛那ちゃん体調は大丈夫?はじめまして、元信の3歳歳上の姉の舞依(まい)ですよろしくね。
私はショートカット美人で美男美女の姉弟だなと思った。思わずお姉さんが美人なので浮気相手なのかなって思いました。
舞依はありがとう。お昼にそうめん作ったけど一緒に食べない?私はお腹が鳴りお言葉に甘えていただきますと3人でリビングに向かった。
私はそうめんを食べながら元信との出会いからデートまで話していつも優しくしてくれて有難いです。 舞依は北本学園の制服久しぶりに見た。この制服可愛くて高校選んだんだよね。私はお姉さんもそうなんですか?私もそうなんです。
舞依は望海や多英元気にしてる?思わず私は2人のこと知ってるんですか?舞依はすると知ってるも何も陸上部に入ってたからさ。望海から1年生の恵凛那ちゃんっていう子が陸上初心者なのに速くて可愛いんですよって話を聞いてるよ。
元信からお姉さんのこと教えてもらってなくて少しビックリしてます。望海さんと多英さんに会ったらお姉さんのことお伝えしておきます。
そうめんを食べた後に舞依は冷蔵庫の中からプリンを出して味の保証は出来ないけど手作りしてみたから食べてみて。
私はデザートまですみません。プリン大好きなので嬉しいですとプリンを食べた。一口食べて美味しいです、作り方教えて貰えますか?
舞依はいいよ、じゃあ連絡先を交換しようとスマホを持ってきて連絡先を交換した。
その様子を見ていた元信は笑いながら俺だけなんか蚊帳の外にいるような感じだね。舞依はカップルの邪魔をしてゴメンね。
気がつけば夕方まで元信の家にいて今日はこの辺りで失礼します。またお邪魔すると思いますがよろしくお願いしますと頭を下げた。
体調不良
私は熱中症で倒れてから1週間、体調が優れず遥華に体調悪いから部活を休むねとメールを送った。動けるなら部活に行きたいと思っていたが起き上がるだけでも辛くて無気力で家にいることにした。夕方に元信から電話がかかってきた。恵凛那大丈夫?陸上部の子から体調悪いって聞いたけど家に行こうか?私は大丈夫、放っておいてと冷たく当たった。
ヤバい、嫌われちゃったな、寝ようと思い寝床についた。1時間後、家のチャイムが鳴り遥華と元信が家にやってきた。
私は重い腰を上げて2人を家に上げた。元信は果物と飲み物を買ってきて遥華は用事があるからとすぐ家を出た。元信は私の顔を見て無理したらダメだ、体調よくなったらまた一緒にデートしような。何かあればいつでも話は聞くし、相談して欲しい。
私は元信にギュッ抱きつきちょっと1人になりたいんだ、また何かあったら言うね。元信は私の家を出た。
部活帰り
この夏は熱中症になってから体調がよかったり悪かったりを繰り返す日々が多く精神的にも不安定なことが多かった。私はいつものように部室を空けてしばらくすると4人は私に話しかけた。
遥華は何かあったらいつでも愚痴でも相談でもしてね。恵凛那はライバルであって仲間なんだから。咲歩はそうだよ、私たちが恵凛那にキャプテンをお願いしたんだからそれで重荷になっているのならサポートもするからね。
私は我に返り、そうだ陸上部のキャプテンは他でもない私なんだ。でも1人じゃない、副キャプテンの遥華、友美、咲歩、美穂という心強い仲間がいるんだってことに改めて気がついた。
お盆が過ぎ、夏休みも残り少なくなって来て、美穂はこう毎日暑いとやだね。遥華はそうだね、だからみんなで持ち寄ってビーチパラソル買った訳でしょ?そうだ、みんなで海やプールに行かない?
私はいいね、みんなで行こうよ。すると4人の視線は私に向けられ友美は私たちと行くより彼氏と行きなよ。私はそれはそれとしてだから。
美穂は私たちとも行ってくれるの?だからさっきから行こうって話してるよ。4人でもホントは……?
私はだから行くって答えてるのにみんな酷いよ。
友美はゴメンゴメン、そうやってムキになってる所みると可愛いなって思うな。4人はそうそう、恵凛那は可愛いのにぶりっ子とかしないで誰にも優しくて話しかけやすいオーラがあっていいと思うよ。
部活を終えて5人は制服のまま北本駅から電車で近くの砂浜海岸に向かった。海岸に着き、私はスマホで写真を撮影して私たち5人は階段に座り海を眺めていた。
遥華は彼氏のいる恵凛那が羨ましいな。彼氏欲しいから繁華街歩いたらナンパされるかな。その言葉を聞き私は女の子1人で繁華街歩くなんて危ないよ、何があるか分からないし起きてからじゃあ遅いから学校で気になる人がいるなら協力するよ。
緊張
私は昨日に4人で海を見て元信と市民プールに行きたいと思い電話をかけた。もしもし元信、今日って予定ある?元信は予定ないけどどうしたの?
よかったらさ……。今からプールに行かない?元信は今から準備するから駅に午前9時に集合しようと電話を切った。
私は電話を切って軽くメイクをして何を着るか考えていた。箪笥(たんす)からズボン、ミニスカート、ワンピースを取り出し鏡の前で合わせていた。
その時花火大会の日の朝、美容院の女性が言ってたことを思い出した。
男の子は「揺れるものが好き」そしてミニスカートに合う服は何かと試行錯誤していた。1度ズボンとワンピースをしまい上の服をいくつかピックアップして着替え、水着をカバンに入れた。
よし家を出ようと思ったら待ち合わせの9時で元信にメールで今から家を出るから15分程遅れると送った。私は駅に着き元信に遅くなってゴメンね。元信は遅れるってメールくれたから大丈夫だよ。電車に乗り、駅近くの市民プールに着くと私はまた後でトイレ前に集合にして分かれた。
私は水着に着替えて常時持っているヘアゴムで小学生以来の2つ結びのツインテールにしてトイレ前に行った。5分後、元信と合流しレンタルの浮輪に2人で乗り流れるプールで波に乗って遊んでいた。私は周りを見渡すと同い年ぐらいの女の子が沢山いてスタイルもよく可愛い子ばかりでなんだか自分の女子力の無さに俯いていた。
周りは気にせず元信と来てるんだから楽しまなきゃ。周りの女の子からは私の着てる水着可愛いよね。男の子は下心丸出しの目でみていた。
プールに来て30分、元信に私もう帰る。拗ねて帰ろうとするとプールサイドのベンチに座わった。元信は恵凛那どうしたの?
私はだって他の女の子たちは私と同い年ぐらいなのにスタイルもよくて可愛いし、男の子は私を見て下心丸出しでさ、少しはあるとは覚悟してたけどあまりにもあからさまで嫌なんだよね。
元信は私の話に頷き私にこう言った。
俺は恵凛那のこと可愛いと思ってるよ。スッピンもメイク姿も私服を着てる時、制服を着てる時全部好きだよ、陸上やってるから周りを見るのは分かるけどもっと自信持っていいよ。その言葉を聞き目から涙が溢れ、元信は私を優しく抱きしめて頭を撫でて今から甘い物でも食べに行こう、恵凛那が嫌じゃなかったら海行きたいな。
私はそうだね、クレープ食べたいと微笑んで市民ブールの近くにあるクレープ屋でお互いに食べあいっこをした。
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