第4章 異世界の創造と虚無
「お待ちしておりました。」
「待たせて悪かったな。あいつらの行動が心配でこちらに干渉したが、妹がどうしてもと言ったからな。」
「エクスバースちゃん、異世界生活はどう?」
「興味が尽きないの一言だな。」
「ほへぇ、ならなら!何か分かったの?」
「なんか昔のお前みたいでウザイが、そうだな、この世界の魔法のサイクルだな。」
その時、聞き覚えのある声が聞こえた。
「この世界の魔法というのは本質的なものと魔力が合致して初めて使えるようなものだ。」
「あれ?この声、お兄ちゃん!」
「ああ、そうだ。お前のことを心配してな。と言うよりかは未離の付き添いだが…」
「わぁ、この世界には面白いことが沢山だね。お兄ちゃん、一緒にどこかに行こうね。」
「ああ、だが問題解決が優先だ。」
その時、大きな音が響いた。
「お前達の体の動きは縛った…。魔王神様の為にお前達には滅んでもらう。」
敵襲か、と思う全員だがイルマ達は体が動かなかった。
「なんだ…物騒だな。」
有間と未離にはそれは効いていないようだった。イルマ達が確認をする前に体が動くようになり、その相手の姿はなかった。
「な、何が起きたんですか?」
「まぁな、俺たちには些細なことだ。」
「イル君、私のお兄ちゃんはね、神様なんだよ。」
「は?」
全員が混乱してしまった。
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