その小犬胡乱に付き(2)
「叔父のおばあさまが、小さな白い犬を飼っていたのだそうです。叔父もかわいがっていたそうです。でもあるとき、お城から白い鳥や蛇だとか、吉祥といわれる白い動物をお城へ献上せよとお達しがあったそうです」
そういえば、小さい頃、大人たちがそんな話をしていたな。
「そこで鈴風家はシロをお城へ献上したそうです。しかし叔父上は、おばあさまがさみしがっているのを見て、こっそり本丸御殿からシロを盗み出してきたそうなんです」
「シロっていうのがそのわんちゃんのお名前なのですね」
書架の陰から、「芸の無い名だな」と毒舌を吐く綺羅さまの声が聞こえた。のぞくと、意外とすぐ近くに綺羅さまが寝転がっていた。やれやれ、興味があるなら素直に聞けばいいのに。続けて綺羅さまは言った。
「叔父上は夏雪進ノ介といったか、夏雪家は馬廻で
「そうです、叔父は藩校の学問吟味で常に一番で優秀だったのです。だから鈴風家に入られたのです」
どうだ!と言いたげに広之進さまが胸を張った。綺羅さまは言った。
「その人は、何年か前に謹慎を命じられて夏雪家に戻されただろう」
「えっ?そうなの?」
とたんに広之進さまはしょぼんとする。
「そうです。
なんだか小難しい話になってきたぞ。
「叔父は、鈴風家から絶縁されました。わたしは叔父と会うことを禁じられてしまいました。けど、文のやりとりならしてもよいと言うことになりました。しかし、当の叔父がダメだと書いてきたのです。そして十年前、お城から自分がどうやってシロを盗んだか、当ててみろと書いてありました。当てたら文通してやろうと」
「お城から犬を盗んだなんて。本当かしら?それに、十年前でもばれたらお叱りを受けるかも?」
「叔父上はいい人ですが、ちょっと無鉄砲でがんこな人なんです。だからこんなことを言って、わたしを脅かして怖がらせようとしてるのに違いないです」
広之進さま、まだふっくらと幼い丸い頬をさらにまんまるに膨らませて言った。叔父上のことが好きなんだなあ。
「わたしはもうすぐ江戸へ行きます。江戸で学べるように取り計らってくれたのも叔父上です。わたしは、この謎を解いて叔父上と文通したいのです」
「そうでしたか。わたしも父母と文のやりとりをしているから、気持ちはよく分かります」
まあ我が家の場合は、横目役に検閲されるけどね。
するとごにょごにょ、書架の陰から「ヒマだから聞いてやる」と綺羅さまの偉そうな声が聞こえた。広之進さまは叔父上から聞いた話を説明してくれた。
「叔父は十七才から、御政事の間の詰衆として、ご家老さまや若年寄りさまたちの補佐をしていたそうです」
なにを言っているのかよくわかんないけど、綺羅さまは分かってるんだろう、とりあえずあいづちをうっておく。案の定、綺羅さまの声が聞こえてきた。
「タカはよく分かっていないだろうから、説明してやる。お城の本丸、表御殿の各間の詰衆は、お目見え以上の上士の嫡男、惣領と呼ばれる若者たちが勤める。ほかに御目付の間、各奉行の間、庶務の間などいろいろあって、十代から二十代の者たちは家格や能力に応じて各間に配属される」
「はい。叔父からもそう聞きました」
「中でも御政事の間は御一門御連枝様の年少の方々も詰める」
要するに若様たちだよね。
「そこに配属されたわけだから、叔父上はさぞや優秀で期待されていたのだろうな」
「もう綺羅さま、いつもいつもなんでそんなこと知ってるんですか。お城には三才までしかいなかったんでしょう?」
綺羅さまは鼻で笑う。
「こういうのは、勤向条々覚えなど、決まり事を書いたものが山ほどあるのだ。もう二百何十年と同じことをしてるからな。とにかく、御政事の間詰衆は少なくとも四百石以上、騎馬と旗を許された人持ちの上士の嫡男のうち、特に有能と見込まれた若者が選ばれる。雑用をしながら執政を学ぶのだ」
ひょえ~、気の張りそうな場所だこと。するといかにも皮肉な声で綺羅さまは言った。
「一時のこととはいえ、タカ、おまえの父はその御政事の間に家老としていたのだぞ」
そういわれてもなあ。ピンとこないよ。
「十年前ならおそらく……たぶん会っている……。」と、綺羅さまは満足そうにぶつぶつ独り言を言っている。
「おい広之進、叔父上の仕事はどういうものか聞いているか?」
冷静に考えると鈴風家のほうが家格が上なのだが、綺羅さまは偉そうに広之進さまを呼び捨てにした。
「はい、よく話してもらいました。硯に墨をすぐ使えるようにしておくとか、お茶をお運びしたり、別の役職の方に書状を持っていくとか。一度急ぎの書状があり、大廊下を疾走して怒られ、以来どうやって早く歩く練習をしただとか。あと、御殿にはいくつも提灯とか行灯などがあって、蝋燭や油を足したりしたそうです。広いしいくつもあるから大変だったそうです。特にちゃんと火が消えてるか交代で見回りして、それが一番緊張したそうです」
うーん、火事は怖いからご身分関係ないよね。町も村も若衆が見回るけど、お城もそうなんだなあ。それにしても聞けば聞くほど、緊張する。ましてや犬を連れ出すなんて、無理じゃない?
「小犬は本丸御殿のどこにいたのか聞いたか」
「表御殿と奥御殿の間にある広い白洲の中庭だそうです。飼育小屋が新たに建てられてたって。そこに白い動物たちが集められて飼われていたそうです」
「そうか、中庭のお白洲にか」
「叔父が言うには、助けてくれた人がいて、その飼育小屋まで連れていってもらったそうです。白い馬や、シカなどもいたと言ってました。もちろん警固の者、世話をする人たちが大勢いたそうです」
のそのそ、綺羅さまが書架から出てきた。ま、まぶしい。わたしと広之進さまはその愛らしいお顔を改めてうっとり眺めた。しかし、その桜桃のような唇で綺羅さまはそっけなく言った。
「まあだいたいわかった。其方たちも分かっただろう。胡乱改役で調べるようなことではない」
「えっ、分かったって!ほんとに?」
「ぜんぜんわかんないです!説明してください!」
わたしと広之進さまは期待を込めて綺羅さまを熱く見つめた。しかし綺羅さまは意地悪いがすばらしく美しい笑顔で言った。
「なんで俺がタダで話してやらねばならんのだ。なにか見返りを持ってこい」
「え、えっと?なにを?」
「金子がいい。最低でも十両」
広之進さまは愕然とした。
「銀でもよい。三百匁でよい。俺は俺の自由になる金が欲しいのだ」
「も、持っておりません。だいいち、武士が銭金など」
「では俺の手下になれ。俺の言うことはなんでも聞くのだ、なんでもだぞ」
「なんでもとは…?」
「俺が足をなめろと言ったらなめるのだ。それでロハにしてやる」
広之進さまはかわいそうに目を白黒させている。そろそろ綺羅さまを叱りつけるかなあとか考えていると、庭の向こうから誰かが走ってくる。広之進さまの爺やだった。
爺やは、年の割に俊敏に走ってきて広之進さまを横抱きにしたので驚いた。驚いているうちに、広之進さまは無理やり連れていかれてしまったのだった。
「あともう少しで手下が増えるはずだったのに」
悔しそうに綺羅さまはつぶやいた。まさか、わたしも数に入ってないでしょうね。
☆
数日後。
その日は朝から曇天で、湿っぽい風が吹き、「雨が降る」と村の人たちが期待していた。
お客様が来たのは、わたしがいつもの通り大庄屋さんが用意したおやつを綺羅さまに持っていった時。日が中天にさしかかり、空の様子が変わってきたころだ。辺りに霧が立ち込めて、髪や頬が濡れる。夏草がいっそうしっとりと緑を濃くして見えた。
「御免、わたしは夏雪進ノ介と申します。鈴宮広之進の叔父です。榊綺羅之丞さまに御目通りを願うなら、このお庭つたいに来るよう言われてきたのだが」
なんとなんと。進ノ介叔父上ご本人である。
青白く、目元が涼やかで、冷徹な印象の人だった。若いけれど落ち着いた大人の男って感じですよ。着流し姿で袴は付けてない。着物は清潔だが古びていて、袖口が擦り切れている。
わたしを見て、夏雪氏は懐かしそうな、興味深そうな顔をした。
「猫田さまのお嬢さんですね。わたしは若いころあなたの御父上にたいへんお世話になりました」
なんとなんと。夏雪氏はわたしを見て見ぬふりをしない。お武家はたいてい私を遠巻きにして無視するからなあ。わたしは夏雪氏とあいさつを交わし、慌てて綺羅さまを書架の奥で発見して引っ張り起こした。榊家用人の綾野さんは「忙しい」と言って今日もどこかへ出かけたきりだ。綺羅さま、なにかごにょごにょ反論しているが構わず、その薄い華奢な肩をつかんで縁側に突き出す。
夏雪氏は綺羅さまを見て、とても驚いた様子だった。美形すぎる綺羅さまなので、よくある反応である。彼は無礼なくらい長い間、綺羅さまに見とれていた。
時折綺羅さまに夢中になる殿方がいるが、村の尼寺の庵主さまに「女子はそういう殿方を温かく見守るべし」と教えられているので見守った。しかし、夏雪氏は綺羅さまにそういう感情を持ったわけでもなさそうな気がした。
夏雪氏は我に返り丁寧にあいさつをした。
「先日は甥、広之進がたいへん失礼いたしました。まさか広之進がわたしの言ったことのために、こちらにおしかけるとは思っておりませんでした。どうぞお許しください」
そして「しかし」と夏雪さんは苦笑した。
「金銭を要求するとはあまりにひどい。綺羅之丞さま、十の子どもにそのようなことを言われるのはいかがでしょうか。おかげで広之進は家宝の小刀を盗み出して質屋に行こうとしたのですよ。二代様から拝領した刀です」
「ええっ!」
ほらほらやっぱり叱られたよ。しかし広之進さまの蛮行を教唆した綺羅さまは無表情で無言だった。夏雪さんはそれを見てまた苦笑した。すると綺羅さまが言った。
「あなたはどうせ、事前にいろんな者から俺のことを聞かれ、調べられたのだろう」
「そうです」
「胡乱改役なんて、なんの実態も無いこともご存じなのだろう」
「はい。しかし、榊綺羅之丞さまがフォトガラヒーだけで、お殿様から出仕のお許しを得たことは本当らしい。廃止された胡乱改め役があなたを御頭に再び置かれたのは、あなたに役職を与えるためなのも本当のようだ。だがそんなことは、謹慎中のわたしには関係の無いことです。わたしは広之進とはもう縁を切りたいし、彼が無事成長して鈴風家の後を継いでほしいだけです」
「……」
「綺羅之丞さま、あなたはわたしがどうやって御殿からシロを連れ帰ったか分かったと広之進に言ったそうだが。ほんとうですか?」
「提灯で」
綺羅さまはめんどうくさそうに、それだけつぶやいた。またまた夏雪氏は驚きに目を見張り、それから大笑いした。
元気で若々しい笑顔。夏の青空のような。きっとこれが本来の進ノ介叔父上のお顔なのだろう。
「広之進に言わないでくださって、ありがとうございます」
「文くらいは送ってやってもよいのではないのか」
綺羅さまはぽつりと言った。
「いや。わたしは謹慎後、鈴風家と縁を切りました。知行取が百二十人扶持となりました。もともと妻もわたしも両もらいです。しかし妻は鈴風の遠縁の家から養女に入ったので、娘と鈴風家に残りました。わたしは今は貝塚町にいまして、近所の武士や町人の子を集めて読み書きを教えています」
「……たぶん、そこへ広之進が来るようになった」
貝塚町は主に下級武士が住む一帯だった。隣には商家が並ぶにぎやかしい場所だ。
「そうです、それでもう来るなと言い渡しました。広之進は妻の甥です。わたしもかわいがっていました。鈴風家に残した娘にゆくゆくは彼を娶わせて家を継がせることになります。しかし、私はもう関係無いのですから」
綺羅さまは縁側に座った。夏雪氏も縁側に腰かけた。そして「どうせひまなので」と、事情を話してくれた。
「広之進は頑固で無鉄砲なところがあって、元妻が困って相談してきたので、わたしがあのように、謎を解いてみせよと無茶苦茶なことを言ったのです。怖がって、返事をしてこなければいいと思っていたのですが。……」
☆
鈴風家で飼っていたシロという白い小さな犬を、いちばん可愛がっていたのは、祖母。といっても夏雪家から養子に入ったわたしとは、血のつながりの無い人です。
祖母は気さくで快活な人でした。息子夫婦も、孫たちもすべてそのころ大流行した病で亡くしたのですが、気丈で明るい人でした。彼女がいなかったら、わたしは名家に養子に入った重圧でうじうじと暮らしたことでしょう。夏雪家の何代か前の人が、鈴風の分家から来た人ということでわたしが養子となったのは、つなぎの役目のようなものでしたから。
しかし祖母が歓迎してくれて、ほんとうに孫のようによくしてくれたので、わたしはのびのびと過ごすことができました。
シロはとても賢い犬でした。さいしょのうちは、新しい子分が来たように思われたらしく、バカにして言うことを聞いてくれず困った。しかし、だんだんと仲良くなっていきました。
そうして数年後にわたしが成長し、お殿様にも鈴風家嫡男としてお目見えして、御政事の間に詰めるようになると、ほっとしたのか、祖母は病に倒れました。強くて賢い人だったのに、勘違いや物忘れもひどくなりました。
休日に遠出をしてうっかりシロをはぐれたことがある。シロが行方しれずの間、祖母はひどく悲しんで話すことも記憶もいつにも増して混乱しました。賢いシロは、数日後帰ってきたのだが、とたんに祖母は落ち着いて元気を取り戻すということがありました。
だから、シロを献上ということになったらもう二度とは会えない。そうしたら、祖母はいったいどうなってしまうのか、当時あなたたちとそう年も変わらないわたしはとても不安になりました。当然、鈴風の家の者たちにも相談しました。しかし家令や用人たちは、犬のことくらいでと一笑しました。祖母のことは仕方ないから、気にするなと言う。
しかしながら、老いた者から愛犬を取り上げるのが、武士たる者がすることなのか、どう考えても違うと若造のわたしは思った。けれど家の者からはおかしいのはわたしの方だと叱られてしまいました。
けっきょくお殿様――いまは御前さまが、江戸より御参勤から帰られる時に合わせて、シロはほかの白っぽい馬や、白い蛇などとともに連れていかれました。祖母は心配した通り、がっくり落ち込んでしまった。死んだ息子たちか、シロなのか、わかりませんが誰かを探して屋敷から出て行こうとするようになりました。
わたしは思い余って、猫田さまに相談したのです。
吉祥の動物を集めるのは当時、胡乱改役の仕事でした。胡乱改役は御側役の管轄だったが、当時の御側役を監督する月番のご家老が猫田様だったからです。
猫田さまは、いきなり押しかけたわたしの話をちゃんと聞いてくださった。娘御にこういうことを言うのははばかられるが、当時のわたしは猫田さまを侮る気持ちもあった。猫田さまは成り上がり者、作法も成っておられない。話し方も村や町の者のごとく早口で、あけすけで、金のことばかり話される。銭金のことなど、武士は口にするものではないとわたしは厳しく教え込まれていたので。でもそばで御用をしていると、有能な人だというのは、わたしのような者にも分かりました。なにより、上士には下々の者を人扱いしない人がたまにいるが、猫田さまはふつうの人に思えました。
猫田さまは、わたしがシロを手放したくない事情を話すと、まず吉祥の動物の一覧から「白犬」の数を一匹減らしてくださいました。それから時をおかず、所用にかこつけてわたしを伴って御飼育小屋に連れていってくれたのです。
飼育場には、たくさんの白い動物たちがいました。そこで飼いならし、お殿様が帰られた際お披露目する段取りだそうでした。白っぽい犬がほかにもいて。中でもシロは飼い主の欲目にも真っ白でかわいらしく見えました。驚いたことに、シロは絹の布団を与えられていました。ほかにも、紫檀の檻や、異国の鳥かごや、玻璃のエサ皿など、それはすごいところでしたよ。世話係も大勢いて、猫田さまが彼らの気をそらしてくださり、わたしはどうにかシロを盗みだすことができました。猫田さまには、いつもシロを墨や灰で汚しておれと言われ、その通りにしました。
祖母はシロと再会して、それは喜びました。それに心も落ち着きました。それから数年たち、正式にわたしが鈴風家を継ぎ家禄も元の通りとなりました。わたしの結婚も決まって、ある秋の夕べ、シロをひざに抱いて、祖母は眠るように亡くなったのです。
☆
父の話がいきなり出てきたよ。びっくりしちゃった。
わたしは聞いた。
「あの、夏雪様。お祖母さまが元気になって良かったですが、いくらなんでも、犬がいなくなったらばれるんじゃ?」
「様なんてつけなくてよろしい。タカさんの疑問はもっともだが、猫田さん――もう猫田さんと呼ばせてもらうが、あの人はそのウラをかいたのだ。お城では本物の犬よりも、文書の方がまことの事になる。犬の頭数と文書が合っていて、お披露目の際きちんとしていれば誰も騒がない」
「でも鈴風家の用人の方たちは?戻ってきたシロを見ておかしいなと思われたでしょう?」
「わたしは猫田さんの言う通り、炭などでシロを汚して連れ帰ったから、彼らはシロだと気づかなかった。もともとシロに関心など無いし、わたしが別の小犬を連れてきたと思っていた」
「おばあさまは?」
「もちろん、汚れていてもシロだとすぐにわかったよ。一番かわいがっていたからね」
「侍女などは気づいていただろう?みんな黙っていたのだろう」
綺羅さまが言った。夏雪さんは懐かしそうな顔をした。
「そうです、皆優しかったのです。それに祖母が徘徊して一番困るのは、彼女たちですからね。なんでもお分かりになるのですね、綺羅之丞さまは」
夏雪さんはにやりとした。
「ではどうやってわたしがシロを連れ帰れたか、胡乱改の御頭さまはさきほど提灯と言われたが?」
どうしてそう思われたのですか、と夏雪さんは言った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます