第8話 第二のスキル〈自動回復(玉):下〉取得!
『笑ってごめんね。スキルに(エロ)がついてるの初めて。
私はウリエル。スキル取得とかを告げる時のナレーション担当してる』
脳内のナレーションが自己紹介を始めた
ウリエルさんというらしい
『まだあなたの職業に関するナレーションの録音が済んでない。
しばらくは私が直接言うことになるかも。よろしくね』
スキル取得とかのナレーションって録音形式だったんだ…
確かに一々告げてたら大変だもんね…
『スキルの詳細は、ステータス⇒ スキル名 で表示されるから、見て。
あと、オネショタ本良かった。また見せて。巨乳のサキュバスと貧乳の天使が出てるやつ。
祭壇を作ってお祈りしたらこっちに転送されるから。
じゃあね。ブツッ』
「あれ?おーーい?あれ?」
一方的にまくし立てて通知が切れてしまった…
って、ウリエルさんもぼくのエロ同人みてたの!?えっ女性だよねあの声質…
うわ~~なんか恥ずかしい…
なんか、転送してまた読ませてとか言ってたよね…
とりあえずあのサキュバス本は使わないでおこう…
ま!まぁ!気を取り直して
とりあえず初めて取得したスキルでも確認しとこう
「ステータス!」
目の前が明るくなって文字の塊が表示された
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名前:(入力してください)
職業:(エロの)探究者
称号:なし
スキル:(エロの)探知:下
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シンプルなステータス欄だこと
名前自分で決めていいんだ…あとでなんか考えてみようかな
名前を読み方を変えると「こうめい」って読めるから
転移前のあだ名が、エロ知識も合いまって「エロ孔明」だったのちょっと引きずってるんだよね
とりあえず
「探知:下!」
…詳細でないんだけど…まさかこれ(エロの)も言わないとダメなの!?
恥ずかしい~~…!
「…(エロの)…探知:下!!」
エロはぼそっと言った
ステータス画面が切り替わった。よっしゃ!
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【スキル詳細】
スキル名:(エロの)探知:下
効果最大発揮条件:下半身露出
効果:
下半身露出時、周囲の状況を敏感に察知できる。(常時発動型)
自慰行為の際、近くの人が偶然やってきてばったり…のような事態を避けられる。
なお、元スキル〈探知:下〉を職業に合わせ補正している都合上
下半身着衣時にも〈探知:下の下〉程度の効果を得られる
取得条件:
しころうとした・しっこている際、周囲の状況を察知しようとして成功したとき
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下半身露出してないとダメなの…?
使えないじゃん…
いや、なんか服着てても大丈夫なの?
でも〈下の下〉って書いてる…
今下半身すっぽんぽんだと~
あ~
アイナさんが受付裏の従業員控え室で、ペンで書いてるのがわかる…
『毎日…3食…水浴び…』って書いてるな、帳簿かなこれは…
ってすごいな!そこまで分かるのかこれ!
大体10m圏内が手に取るようにわかる!
隣の部屋で蠅が飛んでるな…
じゃあズボン履きますと…
アイナさんが何してるか分からなくなったわ、いるのは分かるけど…
隣の部屋の蠅は分かるな…
効果範囲が2mになった感じかな
意外と普通に使えそうだ
『(エロの)探究者』は、エロいスキルならなんでも取得できるし
職業補正で習得しやすいってのは本当だったんだなぁ…
しころうとしただけでかなり有用そうなスキルゲットできちゃうもんな…
〈下〉って書いてることだし
磨けばどんどん成長しそうだ、これからはしこるときは常に〈探知〉を意識しておこう!
なんか気分いいなぁ!
このテンションのまま一発スッキリしちゃおうか!
ベットに腰かけ、片手にピッツア先生のエロ同人
高ぶる息子を鎮めるのだ!押し寄せる快楽の波が…岩礁に打ち付け!だぱーーーん!
片手を栓にして、迸る波頭を受け止める
ふぅ…たまらねぇぜ…
ティッシュを片手で引き寄せて
息子から放たれた息子の元を溜めた左手を擦り付ける
転移後の気分の高揚か
二度と読めないと思っていた同人との再会か
興奮冷めやらず
気づけばそのままノンストップで4回続けてしまった…
若いって…サイコーーー
と、先程聞いた音声がまた脳内に響いてきた
『スキル取得条件をクリアしました』
『スキル…ブッ…〈自動回復(玉):下〉を獲得しました』
…今度はいっぱい抜いたらスキル手にはいっちゃたよ…
ってか(玉)ってなんだよ…
大体予測つくけど…
カラカラだったはずのぼくのゴールデンボールが、ギュンギュン重くなっているもん…
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