第3話 席替え

クラス全員の自己紹介が終った。クセの強い人が多いという印象で自分もその1人だと思った。


すると担任の先生が「今から席替えするぞ!」と言い出した。「席替え早くないですか?」という声が多いがみんな席替えには賛成しているようだ。「席替えは1ヶ月に1回 クラスの人とたくさん仲良くなるためにやるからなあー、席替えはくじで決めるから窓側から順に引きに来い」そう言って席替えが始まった。俺が引いたくじの番号は17番。クラス全員くじを引き終わり先生が黒板に席番号をランダムに書いていく。俺が引いた17番は窓側俺が1番後ろで席は変わらなかった。まあこういう時もあると思っていると隣の席に自己紹介した時に話しかけられた夜野さんがつくえをくっつけてきた。「くじ番号何番?」そう聞くと「23番」そう言って黒板を見返すと17の隣日目23と書かれていた。マジかと思い着席すると「改めて夜野月と言います。よろしく! 席替えで隣って運命的やね!」と満面の笑みで話してくれた。「うん、名前も反対で運命だね。」

こうして1ヶ月に1回の席替えが終わった。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

太陽を照らす月 水月 アオ @Mizuki_Ao

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ