恐怖のウイルスに侵され死滅した世界で、選ばれて生き残った人類に寄り添うように奏でる美しいG線上のアリア。その音楽が向かう先は希望か絶望か。音楽とともに舞う小さな蛍の光は、作者の祈りに抱かれる希望の光なのかもしれません。