第3話
三秒間見つめあった後、私は視線を本に戻した。就業時間まであと30分あり、周りには我々と同じように早く来る人が時々、通っていったが、誰もカフェテリアの真ん中に人並みに大きい害虫がいることを気にかけているようには見えなかった。私は、本を区切りの良いところまで読むことにした。
私の仕事は、エクセルとにらめっこすることである。そして、時々エクセルのデータについて質問が来るので、それに答える。私はエクセルをいじるのが好きなので、天職だと思っている。
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