設定集【有翼戦線異状なし】

・国と地域

正式には「第三次帝国」。欧州の一大国家。

先の欧州大戦で国が疲弊した後、極右政党が国内で政権を取ってしまう。

やがて人種政策を始めとした極端な政治に走るようになり、周辺諸国に侵攻を開始した。

なお帝国を名乗ってこそいるが、実態としては一党独裁の社会主義的な政治体系をとっている。

最高指導者はアルフレート・ハイドラー総統

・連邦

正式には「東部社会主義連邦」

世界最大の領土を持つ国家であり、様々な社会主義共和国が集まった連合国家でもある。

歴史的に人種問題に寛容…というより無関心な背景があり、帝国の人種政策で国を追われた有翼種が難民として流入した。

最高指導者はスタニスラフ・ヴィッサリオノヴィチ・ゾロトニン議長。なおゾロトニンは「黄金の人」を表すペンネームで、本当の名字はアリルーエフ

・合衆国

正式には「大洋合衆国」

世界最高の工業力を持つ国家で、帝国の魔の手が同盟国に迫った為急遽参戦した。

多くの兵器を連邦に融通してくれている。ただし有料で。

有翼種に対する人種問題は根深く残るものの、世界的に見ればマシな方。

最高指導者はフランシス・ディーン・アイリスベルト大統領

・共和国

正式には「三次中欧共和国」

帝国に並ぶ欧州の国家であったが、世界大戦序盤での失策により敢え無く幸福し、帝国に占領されてしまう。

政府関係者の一部は連合王国に亡命政府を設立し「自由中欧共和国臨時政府」を名乗っている一方、本土は帝国の傀儡政権である「帝下オーヴェルニュ共和国政権」が統治している。

また領内では帝国に対する抵抗活動を行なう組織である「自由共和国戦線」が活動している。

極東亜に「共和国領東亜半島」という植民地を保有している。

・連合王国

欧州に存在する立憲君主制の島国。

帝国の魔の手に落ちた欧州で、反抗し続ける数少ない国家である。

国家元首はウォリントン・チャールズ首相、及びジェラルド・ウィンザー6世(国王)

・世界大戦

帝国の侵攻により勃発した大戦。

互いの同盟国が次々と参戦することで、戦火は世界的に広まった。

・欧州

欧亜大陸西部に広がる国々の総称。

歴史的に戦争を繰り返している。

・亜州

欧亜大陸東部に広がる国々の総称。

世界大戦の戦火はこちらにも広まっている。

・欧亜大陸

世界最大の大陸。

西部に欧州、東部に亜州が広がる。

・大洋大陸

二つの大洋に挟まれた大陸。

北部に大洋合衆国が位置する。