斬新なスタート。何が起こったか分からない状況。古い友人を頼り、次第に判明していく様々なことを受け入れ対処し解決していく安定感のある展開。特に強者故に独特なペースを持つ2人の500年振りの旅が見どころ満載で面白い。
取り敢えず、序盤(10話まで)読んだ感想を。この方の小説は、まだまだ数作しか読めていないが本当に不快な表現がなくすいすい読める。読んで嫌な気分にならないし、「人の善さ」というものを感じられる。各作品ごとワンパターンではなく、色々な引き出しを持っているのだろう。どんどん読んでいきたいし、多くの方に知って欲しいと切に願う。