彼女からの暴言暴力に悩まされていた主人公。ところが、彼女は外面だけはめちゃくちゃいい。キャッチコピーの通り、アカデミー賞取れるぐらいに。そんな彼女に一矢報いる為に、主人公は文化祭を利用して彼女の本性を暴いてやることに。1話も短くあっさりしているし、さらに最後にはスカッと「ザマァ」と言いたくなるような結末が待っています!さあ、この物語を読んで「ザマァ!!」と叫んでやりましょう!
少し、ヒロイン側の心情も考えてみた。ヒロインは、プライドが高く、自分が注目されないと嫌なタイプだ。ヒロインは告白自体も、衆人環視の中で行った事から、どうしても成就させたかった恋だったのかも知れない。彼女は独占欲が非常に強いだけなのかも知れない。彼女は素直になれないだけなのかも知れない。彼女は幼いだけなのかも知れない。彼女側の視点で読んでみても面白い作品だ。後日譚でもう1本短編が書けそうです。
タイトル回収を序盤でする小説は素晴らしい! 彼氏だからこそ分かる女性の、家族の内面がある。そんな自分達が経験することを小説にした感じで面白いなと思いました。これからもいい作品を書けるように頑張ってください!