私の闘い
今、私は闘っている。おっくう感やゆううつ感と闘っている。考えることと闘っている。
うつ病になって、考えるばかりして、考え癖がついてしまって、行動する前に考えてしまって動けないという状態が続いた。ぐるぐる思考の穴にも落ちた。
でも、もう発病してから、1年以上たつ。精神エネルギーはかなり充電されたはずだ。そろそろやる気が出て、動き出せるはずだ。
動けないのは、考えるからだ。気分は脳が作り出す。脳がゆううつ感やおっくう感を作り出せば、その気分に囚われてしまって、動けなくなる。
今、私は、考えることと動くことの間で闘っている。頭では、動いた方が楽だとわかっている。なのに、脳が作り出すおっくう感やゆううつ感に囚われて、動けずにいる。
それを“えいっ”と動き出せば、楽になる。その一歩が難しい。
何でもいい。頭が抽象的な思考に囚われそうになったら、頭を切り替えて、具体的なことを考えて、行動に移す。その行動への一歩がまだ、習慣づかない。こうして、文章を書いて、自分のことを客観的に見て、その一歩がもっともっと軽く踏み出せるように、闘っている。
今の私にとって、うつからの回復はこの闘いだ。来春の就労に向けて、考えるのではなく、動けるようになるよう、おっくうな気持ち、ゆううつな気持ちと闘っている。もやもやた気分のまま動けるように闘っている。
闘いはつらい。でも、昨日も料理ができた。今日も、朝、ドーナツショップで文章を書けた。行動できている。
午後は、昨日料理できなかったものを調理しよう。
それから、たまっているドラマを観よう。
もう、ぐるぐる思考に陥ることはない。
私は、おっくう感やゆううつ感に負けない。もう、それは小さくなっている。動けば動くほど、それは小さくなっていく。
そう信じて、来春に向けて、少しでも、楽になりたい。今は70%だから、まだおっくう感やゆううつ感があるけど、100%になれば、それも消えてやる気があふれ出るだろう。そうなるように、今動くこと。それが重要だ。
まず、重い腰を上げて、何かすること。それだけでいい。
脳の状態を変えること、それが大事だ。
動けば脳も反応する。脳の状態も変わる。
とりあえず、昨日調理できなかった野菜を調理しよう。まずはそこから始めよう。
読んでいただきありがとうございました。
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