第10話 字余り

青空と 言ってはしゃぐ 子供達

僕にはそれが 見えてないのに






そよ風と 似てる気怠さ 噛み締めて

扇風機立て 1人で縁側






寄せてきて 帰ってくるのが 海の性

それでも行くよ 君の面影






雨サラリ どうにも疲れが とれません

彼女はそう言い 身を投げ出した






金色の きっちり並んだ 麦林

どうしてそんなに 愛おしいのか

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美しい地球で暮らす人の音(短歌集) 碧海雨優(あおみふらう) @flowweak

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