第44話  こうあるべき

我が家では、次男が高校受験となり、長男も来年受験で、


大学受験なので、もう、受験生のような生活で、不安や恐れ、


数字で一喜一憂する日々を過ごしています。


少しでも合格に近づきたいと思って勉強しているから、


したい事もできず、余裕のない毎日、遅くまで起きているから、


今まで当たり前にしてくれていた事が


どんどんできなくなっていく、ぎりぎりに起きて準備したり、


朝ご飯食べれなかったり、これじゃなくてこれが食べたいとか、


忘れ物したり、、、


最初、私はとてもイライラしていた。


なんで中学生とか高校生なのにできないの?


でも、子供達からしてみたら、本当に学校に行くこと自体も


しんどいし、やりたくないことを、朝から夜遅くまでさせられて


すごく辛いのだ。


だから、子供達にやってというのは、まず、無理だ。


この状況が辛いとか嫌だと感じるのは、自分の中の感情や思考を


作りだす観念が間違っているからだと思って、自分の中の観念を


見直した。


自分の中に「こうあるべき」って観念があるからだと気づいた。


ちゃんと準備して、用意された物を食べて出発すべきと、


余裕のある私は勝手に思っていた。


私が勝手に決めた「こうあるべき」で、守れなかった事に


イライラしていただけだったのだ。


それなら、とにかく間に合えばいい、予定通りに事が進まない


のも、又、予定通りという観念にすればいいのだ。


そう思うと気が楽になった。ちゃんとさせる必要も、


する必要もないのだ。


そうしても、結局誰も困らないだけじゃないくて、誰もイライラ


しない位だ。


他人にそうなれると、だんだん自分にも緩くなれてきていい。


私は、料理が好きじゃなくて、嫌だったが、最近では、ワインを


飲みながら、自分で作ったのを、ちょいちょつまみながら


やったり、好きな音楽をかけながらやったりして、楽しくやって


いる。


自分の中の「こうあるべき」をどんどん本当かな?


もっと周りや自分が笑顔になる方があるんじゃないか?と


書き換えていくと楽しくなっていく!


これを読んで下さった方にも、たくさんの楽しいがあります


ように!





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