第42話 「天使様の気持ち3」
この1話はとても短いので、もう1話セットで投稿します。
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「愛海、前にも言ったことがあるけど、俊のことが好き。前に花恋からも言われたと思う。来週の金曜日、花恋は一年四組、愛海は英語教室、七海ちゃんは理科実験室にいるから。それで誰を選ぶか、教室に来て欲しいの。これは愛海も七海ちゃんも花恋も納得したことだから。」
愛海が言ったことが本当なのだとすれば俺は七海にも告白されることになる。俺の中ではもう、決まっている。
今までは決めれていなかったんじゃない。そんなことを考えないようにしていたんだ。だからもう、自分に甘えるのはやめにしよう。ここで終止符を打とう。
この物語に幕を下ろす。そのために俺は来週の金曜日、一人を選ぶ。
それが俺の決めた目覚めるための最善策なのだから。
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