★『妖怪の掟』アヒルの子

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 第4回気になるどープロジェクト 評価シート



1 作品タイトル『妖怪の掟』

作者名: アヒルの子


2 作品のリンクはこちら↓

 

https://kakuyomu.jp/works/1177354054917569737


3 尾崎が作品を最初に読んだ日: 


 2020年 9月 14日 


4 メモ(感じたこと、作品内容など):


① 一応の処女作!


 ということで少し気を遣いつつ読みましたが、文章で気になったところとかをチェックしていたら、結局時間が足りなくなってしまいました。読み終わったのはプロローグだけです。



② (良かった点)


(1) あらすじがきちんとしてる


 標記のとおりです。ちょうどいい按配のあらすじです。これからもこのあたりを基準にしつつ、ちょっとだけ応用したり、読者の気を引く仕掛けを作ったり工夫しましょう。

 

   

(2)優しい世界観 


 おどろおどろしい感じは無く、ほっこりしたイメージの物語ですね。これから少年といろんな妖とのショートストーリーが繰り広げられる感じでしょうか。



(3)俺だけ特別感


 ふと頭に浮かんだのは『夏目友人帳』や、『妖怪アパート』なのですが……。本作はというとどちらともちょっと違い「よくわかんないけど俺だけ見えるんだよな」みたいな状態からスタートします。つまり主人公がすでにそれをだいぶ受け入れている状態からのスタートで恐れているわけでも、敵対視するわけでもない。


 なんかこう、特別感がある雰囲気で、いいなあと思いました。



(4)猫の女の子


 かわいいですね。

  


③ (全体を通して気になる点・主な指摘事項)


(1)ほとんどは文章的なこと


 当たり前のことですが、いまいち伝わらない部分だとかが随所に見られたので、動画で指摘しました。あとは、傾向として同じ主語や単語、文脈をその一文や前後で繰り返すところが多いので、チェックしてみてください。

 

 自分の好きな作者さんを1名ピックアップして、その人ならどんなふうに書くかなと想像しながら自作に取り入れていくと良いでしょう。盗作、盗用には該当しないので、ばんばん盗みましょう。


 今回応募してみて良かったですね。たぶんすぐに文章はうまくなると思いますよ。



(2)プロローグの締め


 私が読めたのは第1話(プロローグ)だけだったので、そこの最後の締めについて少し。


 お父さんと話がついたあと、少女と2人で手をつないで帰るのですが、物語の決着がついたところからが少し緩いかなあと感じました。


 このプロローグのラスト付近の文章は、まあまあかなあと思います。引用すると、このあたり。


『──妖怪。この世にいるにも関わらず人とは別の世界で生きる存在。


 しかし今この二人の間には人と妖怪の間に壁などなく、あるのは2つの温かい手によって作られた繋がりだけだった。』


 時間があったら2話目を読んでもいいかなあという、ほっこり感を味わいましたが、締めるところできりっと締めてあげないと、なんかトーンダウンしてしまいます。


 具体的には『スキップしながら歩く』のあたりから、上記の文章でまとめちゃっていいかなという印象です。さらっと終わらせる方がいいかなと、私は思いました。


 理由としては、物足りない感が少し残るくらいの方が、続きをタップする気になるからです。あくまで私はですけどね。


 そんなわけで、あとは動画でしっかり語ってます。


 

☆もっと詳細が知りたい方は、こちらのyoutube動画をご覧ください。

 口下手の尾崎ゆうじが一生懸命細かく解説しています。(だらだらしてるので倍速再生推奨!)

 

 動画のリンク↓  

 

 https://youtu.be/EDfIDkZN8K4


 では、採点に移ります!



5 この作品の『 続きが気になる度 』は……

 

 …


 ……


 …………


 【50%】です!


 悩ましいところでしたが、ほっこり感が魅力的だなあと思ったので、このあたりにしました。



6 読者のみなさまへ:


 → おそらく話数を重ねるごとに文章は少しずつ改善されていくと思いますので、そのあたりは目を瞑りつつ、暖かくほっこり読んでみてはいかがでしょう。



 以上、最後まで目を通していただきありがとうございます!

 気になった方は、ぜひ↓のリンクからこの作品を読んでみてくださいね!


https://kakuyomu.jp/works/1177354054917569737/episodes/1177354054917569928


 では、次の作品紹介をお楽しみに!


 尾崎ゆうじでした!

 

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