☆『殺し屋は忘れた頃にやってくる』名もなきG
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第4回気になるどープロジェクト 評価シート
1 作品タイトル『殺し屋は忘れた頃にやってくる』
作者名:名もなきG
2 作品のリンクはこちら↓
https://kakuyomu.jp/works/1177354054918062508
3 尾崎が作品を最初に読んだ日:
2020年 9月 15日
4 メモ(感じたこと、作品内容など):
① 今回は作者さんからどんどん指摘してほしいという要望がありましたので、サクサク進みました!
とはいえ、言うほど指摘だらけということもなく、なんとなく新鮮な感じで読み進めてました。微妙な部分はそれなりにありましたが、どういう展開にしようとしているのかなあという興味が湧いた気がします。まさしく気になるどー。
プロローグからターボで第3話まで読みました。
※ちなみに今回、致命的な読み違いをしてしまいました! 動画はちょっと修正できないのですが、あらかじめご了承ください! すみませんでした!
② (良かった点)
(1) 舞台のチョイス
他の読者がそれに反応するかはわかりませんが、あまりカクヨムでは見られない舞台チョイスですね。いくつか舞台に関わる部分も指摘しましたが、それでもちゃんと書けていると思いますよ。洋画とかきっと好きなんですね!
(2)プロローグの力
普段はプロローグってあまり要らないと思っているのですが、本作についてはその力が効果的に働いている気がします。
「バーを訪れた男の正体は?」という疑問も含め、なんでいきなり初対面の老人に、自分が殺し屋だったことを語り始めるのか、ということも気になる点ですね。
不思議です。なぜ自分が気になっているのかが、私には正直わからない。「いきなりそんなことを初対面のやつに話すかね普通?」という展開への突っ込みで終わるのが通常だと思うのだけど…その理由がわかれば、学びになりますね。なんでだろ。
(3)押し出し
掴みの3要素における押し出しが強くて良いと思います。すごく大事。謙虚は美徳かもしれないけれど、それで読者に読まれないようなことがあったら、意味がないですからね。
(4)ブライアンの台詞
新たな相棒となる新人の殺し屋に対しての言葉が、妙に納得(?)できたというか、不意打ちを食らった気がします。そういうところも気になるポイントですね。
具体的には、なぜ彼が殺し屋を志したのかを問う部分なのですが……「本当にそういう勘違い野郎もいるんじゃないか」と思わせられる言葉でした。非常に良い台詞ですね。
③ (全体を通して気になる点・主な指摘事項)
動画でたくさん指摘していて、ここであまり書くことがないです。
(1)プロローグのバーについて
ただの導入部分だから、というつもりであっさり書こうと思ったのかもしれませんね。もう少し丁寧に、読者に情報提供をしてあげるといいと思いました。「ここまで読んだら読者の頭にどういうイメージが湧くだろうか?」ということを考えながら言葉を置いていくと良いでしょう。
(2)台詞の精査
もうちょっとかっこいい言い回しだとか、殺し屋が使いそうなキレのあるワードをチョイスしてほしい箇所がいくつか見られました。ほとんどは動画で指摘してますので、そちらを観てください。
『新宿鮫』とか参考になると思いますよ。過不足なく刺さる感じの台詞でスムーズに情報提供しつつストーリー進行とキャラ付けをしています。かっこいい台詞も入れつつ、普通の台詞とのバランスをとっていくのが大事ですね。
(3)シリアスギャグ?
※動画でもずっとギャグと読んでたのですが、作者さんから指摘されて、ギャングだと判明しました↓ 完全に読み違えてました。すみません!!
以上です。あとは動画も観てくださいね!
☆もっと詳細が知りたい方は、こちらのyoutube動画をご覧ください。
口下手の尾崎ゆうじが一生懸命細かく解説しています。(だらだらしてるので倍速再生推奨!)
動画のリンク↓
https://youtu.be/_fwK8B_finE
では、採点に移ります!
5 この作品の『 続きが気になる度 』は……
…
……
…………
【60%】です!
どういう風に展開していこうとしているのか、素直に気になりました。
でも気になって読んでみたら「普通のハードボイルド小説じゃないかー」というオチもありそうです。難しいところですが、いかがですかね?
6 読者のみなさまへ:
→ 少し脳内補填しながら読む必要はありますが、ちょっと癖になるかも? どこらへんにギャグがあるか、ギャグ探しゲームをしてみても良いでしょう!
【訂正:ギャグじゃなくてギャングでした!! 探しても無駄でした! 大変ご迷惑をおかけしました!】
以上、最後まで目を通していただきありがとうございます!
気になった方は、ぜひ↓のリンクからこの作品を読んでみてくださいね!
https://kakuyomu.jp/works/1177354054918062508
では、次の作品紹介をお楽しみに!
尾崎ゆうじでした!
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