読んでくださりありがとうございます。
勘と雰囲気で書いているのが良く分かりますな。
17~19は自信があまりないところではありましたが、お話が大きく動き出す始まりがここです。
多くの改善点の指摘ありがとうございます。
色々参考にしようと思います。
描写不足な面があり申し訳ないです。
一応、下記に憲法を残しておきます。
ちなみに憲法といっても、ほぼ形骸化した建前のような存在です。
なお、作中に於いて、どう描写しようか悩んだ問題が、サラの権限レベルでした。
そのうち少しひねりを加えようと思います。
キスの件はハイリタ聖皇国は、本来唇をつける“フリ”をするのを礼儀としています。
描写が不足しているのがよく分かったので大変助かります。
ありがとうございました。
ハイリタ聖皇国基本箇条憲法
『皇民誓令の十七ヶ条』
一、
ハイリタ聖皇国は創世の守護神と主に従う精霊たちの加護のもとにあり、守護神から聖なる洗礼を授かった選ばれし者を祖とする王族が之を統治す。
二、
王族は世襲によって聖なる神器と冠位を継承す。その冠位をすべての頂点たる皇位として守護神が認む。また、皇位を継承した王族を皇王とす。
三、
皇王は民のため、政治を取り仕切り、民は全てに、貴族は王族に、王族は世界の理に傅く。
四、
皇王は広く民の声を聞くため、皇王の諮問機関として枢密院を、政治を行う責を任ずる元老院を、民の代表が集う衆老院を、各地方を委任し統べる貴族が集う貴族院を、それぞれ置く。
五、
王族の存続と繁栄、危きを排せんがため、忠良なる騎士が集う近衛騎士団を置く。
六、
近衛騎士団は王族、貴族、民を守るに足る心技体を持つ者とし、また、国家への忠誠を固く誓う者と心得るべし。
七、
皇王を除く王族が齢十になったとき、近衛騎士団と地方騎士団から親衛隊を創設す。
八、
親衛隊は主君と仕える王族以外の王族に背いてもその罪は咎めないものとす。
九、
民、貴族、王族を問わず国家存続のため戦を最大の禁忌とし、最後まで平和を求めよ。
十、
遺憾にも戦と遭い成ったとき、王族は軍を創設し領土と民を死守すべし。
十一、
十の軍を皇王直属護臣軍と称し、皇王の御聖名のもと戦を宣す。
十二、
貴族は十の軍と共同し、騎士を率いて領民を死守すべし。
十三、
たとえ国が滅びようとも神と剣に誓いし御心に反するならば投降するも已む無し。
十四、
我らは神が与えたもうた火、水、土、木、風、光、その力に感謝を示し、天に輝く明星と凛々しく咲き誇る花を愛し、万物に勝る誇りを胸に刻め。
十五、
あらゆる咎は神の教えを繋ぐ教会のもと、裁判の後、罰則を決す。
十六、
十五の教会をハイリタ正教会とし、司教たる皇王及び司祭たる正教会最高神父が連名のもと修道院を置く。
十七、
安寧たる皇位継承とその権威を保つため皇統儀礼院を置き、その下に十六の修道院を置く。
以上のこと、我らが定める戒めなり。
各々肝に銘じ、厳守すべし。
作者からの返信
たかしゃんさん
──はい、厳守いたします。
何この憲法、超かっこいいじゃあないですか。
つまりユウトが仮に親衛隊になっていたなら、
今回ノーリタ郷に裁かれる可能性は減るということですね。
素直にすごいです。
何を参考にしたのか、気になりますね。
サラの権限ですが、強ければ強くても、黄門様のようなやり方で爽快感は出せると思いますよ。
ただ今回は、ユウトが罪人にならなければならないですからね…。
出過ぎたマネとなるのは承知で、たったいま思いついたことだけ言いますと、(採用はしなくていいです。よければ自由に採用してよいです)
じつはノーリタ郷の方がサラよりも位が高くて(一国の王>一国の皇女殿下)、
サラはあの時、現地に登院するのがノーリタ郷本人でなく、例年どおりその下の立場のお偉いさんが来ているものだと考えていて(たとえば摂政的、官僚みたいな立場の人)、そいつ相手なら権力で勝ると考えて論戦に出た、という感じだったらどうでしょうかね。
そうすれば、わかりやすい権力構図になって、サラ本人もノーリタ郷の出現に驚き、一気に形成が悪くなって、ユウトはスムーズに罪人に……という展開にもなりますが、いかがか。
ただ、その後のストーリーでその権力構図が関係してくるところがあれば、使えない手法かもしれないので、どうでしょうね。
掃いて捨てるようなアイディアかもしれませんが、よければ拾ってやってください。
手と頭と時間を使うのは自分じゃないので、外からはいくらでも言えるんですよね……。
すみませんです。
それでは!
憲法すごいと私も感じました。
作者からの返信
朝斗さん
そう。やばいですよね。