　現在、テンセントで配信中の作品。全12話の予定。百度で見ても原作が見当たらないので、おそらくオリジナル作品と思われる。

　物語は、一族を殺された青年の仇討ちもの。関わった人間が何人かいるようで、一人一人、その足跡を辿っていく。どうやら影で糸を引いていた黒幕がいる模様だ。

　この作品は、セルルック、正確にはトゥーンレンダリングと呼ばれる、手描きアニメ調のフルCGで製作されている（今、放送中のEX……と同じ技法）正直、セルルックアニメは表情に独特のクセがあって、あまり好きではない。2D調の絵でフルCGと同じ表情の付け方をされると、少々気持ち悪くて、このアニメもややそれが鼻につく。

　ただ、アクションは興味深い。刀や槍などの武器の絡ませ方、体の動かし方がリアル寄りで丁寧だ。中国調の美術も中々良い。画面の印象は、どこかアメコミを感じさせる。

　気になるので、一応最後までは見る予定だ。