第10話 闇狩り師シリーズ(夢枕獏 徳間文庫)
身長二メートル以上の大男、九十九乱蔵。
彼は拳法の達人であり悪霊などを呼び寄せる特異体質を持っていた。
その特異体質を使って様々な事件を解決していく、現代版陰陽師のシリーズ。
『この男の強さと優しさってすげぇ』
読み終えての感想がこれだった。
とにかく、主人公が男前。
シリーズ物で長編もあるが、個人的には短編のほうが読みやすい(あくまで個人の意見)。
圧倒的な迫力と優しさ。
ただ、結構バイオレンスな部分もある。
勧善懲悪ばかりでもない。
でも、乱蔵の優しさに救われる。
なお、私の作品で出てくる「平野平秋水」の外見のモデルは乱蔵だったりする。
(中身は違う作品のキャラを参考にしております)
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