中編

あの日から数日が経った。

「稲本様、次は。」

「んー、今日はこれで終わりだな。」

二人はいくらかの任務を乗り越え、互いに理解し、そして互いを学んできた。いや、実際は稲本がリコリスを少し理解しただけかもしれないが。

「了解です。」

「俺は大学に行くから支部に戻ってて貰えるか?いい加減行かねえと留年が確定しちまうから……」

「では私は支部に先に戻ります。」

「おう、お疲れ。」


そして二人が別れた直後。稲本は古い二つ折りケータイを取り出し電話に出る。

「……こちら、稲本。」

『久しぶりだな稲本作一。調子はどうだい?』

電話の主、それはUGN評議員議員であり、そして稲本の本当の上司である『アッシュ・レドリック』議員であった。

「アンタからの電話が来るまでは最高だったよ。」

露骨なまでに敵意を見せる稲本。

だが電話の向こうの相手に殺意を向けたところで意味などないという事を理解しているからか冷静だった。


「……で、用件はなんだ。まさかただ電話したとかじゃねえだろうな。」

『今夜、K市のラボにルプスが襲撃する。』

「それを止めろとでも?」

『いや、君がやるべきはラボにて秘密裏に研究されていたデータの回収だ。』

「…………火事場泥棒をしろってか?」

『ああ。だが、内容を知れば君は動かざるを得ないはずだ。』

「勿体つけんじゃねえ。」

『"黙示の獣"についてのデータだ。』

表情一つ変えない。だが、ケータイが軋む音が彼の抑えきれぬ感情をひしひしと表していた。

『どうだ?』

「……引き受けない選択肢がそもそもあったのか?」

『それもそうだったな。だがモチベーション向上には繋がったはずだろう?』

「最っ低最悪のモチベーションだ。で、決行はいつだ?」

『17時だ。それまで準備をしておいてくれ。』

「……そういう連絡はもっと早くしておいてくれよ。あと2時間しかねえじゃねえか。」

『そう言うな。君くらいになれば10分もあれば十分だろう?』

「買い被りすぎだ。」

『私は君を買ってるんだよ、あのレイヴン隊を取り仕切る隊長、『ゼロ』の君をね。』

「…………そいつはどうも。」


稲本は電話を切ると荒々しく二つ折りのケータイを閉じる。

「…………ったく、ふざけた任務だよ。」

鉛の重しがついたように思うように上がらない足を前に運び、ゆっくり、ゆっくりと足を前に運んで行った。


—————————————————————


UGN 中枢評議院議員、アッシュ・レドリック直属の遊撃特務部隊、『レイヴン』。


特務部隊と言えば聞こえはいいが、実情はUGNの中で大事をやらかした奴等ばかりの犯罪者集団である。



メンバーは同僚殺しのバルログ、友軍謀殺のスタッフ、養親殺しのドヴェルグ、そして最後に支部長殺しのゼロ……こと俺、稲本作一。


俺たち屑どもに与えられる任務は汚れ仕事。

敵を殺し、仲間を殺し、レドリック議員が最も美味しい思いを出来るように動くのが俺たちだ。


そして今も、俺たちカラスは奴の為に闇夜の空を羽ばたいていた。


—————————————————————

「こちらゼロ、例のデータの奪取には成功した。バルログは引き続きルプスの足止め、スタッフは戦況分析を。ドヴェルグは俺と合流し撤退準備だ。」

「言われなくてもやってやるってんだよ!!」

「スタッフ、了解しましたー。」

「ドヴェルグ、了解です。」


そして今、燃え盛るラボの中で部下に指示を出す。

決してこれが正義ではないと頭の中では理解していながらも、生き残るため足を前に運び、邪魔するものすべてを薙ぎ払う。

「お、お前は何者だ!?」

「邪魔を……するな……」

「ぐぁっ!?」

例えそれが味方であったとしても、だ。


—————————————————————


「こちらゼロ、合流ポイントに到達。」

煙の上がるビルの屋上に立つ。

できるだけ遮蔽物のあるところで身を隠し息を整える。

そうしようとした時だった。

「あ、隊長。ルプスの1人がそっちに向かってますからねー。」

「っ……!?そういうのは早く言え!?」

スタッフからの遅すぎた報告と同時に俺は刀を掌に作ろうとした。

だが、それが作り出される前に俺という物を守っていた遮蔽物ごと、あたり一帯吹き飛ばされたのだ。


「……流石と言うべきか。よくあの一撃の中生き残ったな。ゼロ。」

淡々と歩を進め距離を詰めてくる一人の男。

「お褒めに預かり光栄だよこのクソ野郎……」

長らく会っていないはずだった。

けれどもすぐにコイツだと理解できた。

俺はコイツの事は誰よりも知っていたから。

ルプスの隊長であり、

「久しぶりだな黒鉄……!!」

「ああ、3年ぶりだな。」

俺の元相棒であるこの男の事は。


「積もる話でもしに来たのか、ええ?」

「戯言は死んでからにしろ。」

そいつは眉を動かすことも無く拳銃を俺に向ける。

「お前が手にしているその黙示の獣に関するデータを渡せ。そうすれば瀕死くらいに留めておいてやる。」

「誰がFHのテメエに渡すかってんだ。」

俺は右手で刀を作り出そうとする。が、

「っ……!!」

「抵抗はしない方が身のためだ。」

右腕に叩き込まれた弾丸。傷口から滴る赤。

速さでは勝てない事は分かっていた。

「3つ数えるまでに渡せ。次は脳天だ。」

痛みに耐えながら感覚を研ぎ澄ます。

正攻法で勝つことはできない。だからと言って先読みの行動も奴の早さに潰される。

「3……2……1……!!」

0を言う前に放たれた一発。

確かにじゃんけんならアイツに勝てる自信は俺にもない。

だが、

「っ……!!スタングレネード……!!」

後出しジャンケンなら負ける自信はなかった。


弾道軌道上に生み出されたスタングレネードは弾丸の軌道を変えると同時に奴の視界を奪う。

その隙に俺は刀を手に取り一気に振り下ろした。

「そういえば、お前も搦め手が得意だったな……」

ナイフと短刀で振り下ろした刃を受け止める元相棒。

「テメエほどでもねえけどなあ!!」

一度引き納刀する。


そして一気に地を蹴りその刃を振り抜く。

「三日月ッッ!!」

「ッ……!!」

放つは一之太刀、黒鉄は左手の短剣でいなし右手のナイフと共に懐に潜り込んでくる。

「三日月……二連ッ!!」

それと同時に放つは脇差によるもう一本の三日月。

「悪くはない……だが……!!」

黒鉄はナイフではなく右腕でその刃を受け止めたのだ。


「前よりも技の練度は上がったようだな。」

「当たり前だろうが……!!」

いびつな形で組み合う俺たち。

フェイスハイダー越しに相対する顔はいつも通り無表情で無機質で、何一つ次の行動が読み取れない気がしていた。

次の一手に備えようとしたその時、

「以前よりも迷いは大きくなっているようだがな。」

「なっ……ぐっ……!?」

蹴りと共に距離を取られる。

だがそれ以上に、核心を突く一言に動揺する。


迷いがある。

わかっているつもりだった。

それが自身の、仲間の死に直結することは3年前に嫌という程学んだつもりだった。

けれども奴に気取られたという事は余程だったのだろう。


「お前がそのまま迷いながら悪の道を貫くのであれば……俺が貴様に引導を渡す……!!」

奴が構えるはアンチマテリアルライフル。

弾丸は音速を超え、破壊力は雷すらも超越する。

回避は不可能、生半可な守りなら容易く撃ち抜かれる。

確実に俺を仕留めに来ているのは一目瞭然。

ならば俺が放つは必殺の一太刀。

「蒼天穿つ(ライトニング)————」

「月下天心流 五之太刀————」

構える。

感覚の全てを一点に集中し、今————

「雷光の矢(サジータ)ッッッッッ!!!!!」

「暁ッッッッッ!!!!!!」

二つの技が虚空にてぶつかり合った——



「ってえなぁ……!!」

「迷いある太刀でよく耐えきったな。」

視界の半分が赤く染まる。

右前頭部から赤が滴るのだと容易に理解できた。

ぶつかり合った一撃と一撃。

相殺には成功するも砕けた弾丸と刀の破片は散弾が如く俺の体を貫いた。

「っぐ……」

「俺も反動で右腕は使えんが……何、動けなくなった貴様一人仕留めるくらいどうという事はない……!!」

迫り来る黒鉄。

折れた刀で応戦するが音速の刃の前では意味をなさず。

「終わりだ。」

「まだ……!!」

そして今、黒鉄蒼也の刃が振り下ろされようとした……


「ウラァッッッッッ!!」

「っ……!!」

突如割って入るように放たれた炎の渦。

黒鉄を退け現れたもう一人のカラス。

「何やってんだ隊長、アンタは俺に殺されてもらわなきゃ困るんだからなァ!?」

「ったく、クソみたいな部下を持った俺は幸せだよ……。」

赤熱した爪を構えるバルログ。

黒鉄は接近戦は不利と判断しナイフから拳銃に持ち替えるが、

「次から次へと……!!」

降り注ぐ弾丸の雨。

バラバラというローター音とともに現れた漆黒のヘリコプター。

「帰りますよ、隊長。」

聞こえるはドヴェルグの声。

傷ついた体を必死に起こし彼の乗るヘリに手をかけた。


「……稲本。」

その男は追うこともせず、ただ俺だけに聞こえる声で呼びかけた。

「…………」

「お前の正義は、どこにある?」

「っ…………。」

答えることなどできず、ただただ小さくなっていく旧友の姿を送りながら夜の空へと昇っていった……


—————————————————————


忌み名を背負いながら戦い、散ったエージェント達がいた。

『13』という名のUGNに設立された遊撃特務部隊。


その実はディセインという男の私欲を満たし、オーヴァードを滅する為だけに作られた願望の為だけに作られた部隊だ。


それの顛末はいかにもで、腹心のはずだった『夜叉』と彼の弟子たちによって滅ぼされたのだ。


同時にUGNはその忌まわしき部隊を秘匿に、無かったこととした。


そして今俺は、その後始末と言わんばかりに『13』の残留思念が如き物を回収しているのだ。

どれもこれも、ろくなものではないというのに。


—————————————————————



青年は宿舎の廊下をおぼつかない様子で歩く。

「クソ……結構食らったな……」

任務を終えた彼の体は、赤く染まった包帯で巻かれまともに歩ける方が不思議なほどであった。

「明日薮さんに痛み止めもらいに行こう……」

彼がそう思いながらリコリスの部屋の前を通った時、ゴトンという音が聞こえた。

「……あー、大丈夫かリコリス?」

ドアをノックし声をかけるが何も返答がない。

「…………おーい?」

念の為と緊急時のために渡された合鍵を使いドアを開ける。


「失礼するぞ……」

明かりは消えており、中は相変わらず気持ちが悪いほどに整っている。

ただ一つ、床に転がったマグカップを除いては。

瞬間、

「あ…………稲…本………さん…………?」

「……おっと、失礼したなアレクシア。」

か細い少女の声に稲本はどこか安堵と同時に狼狽えるような様子を見せた。


「大丈…………夫ですか…?酷い怪………我ですよ……?」

「あーーーっと……」

ただの女の子にこんな姿見せるつもりなかった。

こんな姿みたら、怯えるだろうに。

そんな思いが彼の頭を支配していた。


けれども答えは予想とは違うものだった。

「痛…く、ないん………ですか?」

「……え、ああ。まあ、慣れてるからな。」

アレクシアは怯えた様子ではあったが、彼女の稲本を見る目は只の怪我人を見るのと同じだったのだ。

「……怖いか?」

「……怖……いです。け………ど、稲本さ……んは、いい………人ですから………そん……なに怖く、ない………です。」

アレクシアの答えに稲本はそれ以上続けることができなかった。

彼自身は善人であっただろう。

だがその傷は、彼の生き方は悪人と言われても何一つ間違いではない。

だから、良い人と言われることに少しながら抵抗があったのだ。


けれどもせめて彼女の前では善人でいよう。

そんな思いと共に彼は彼女に笑顔で答えたのだ。

「……なあ、アレクシア。どこか行きたい、とかあるか?」

なんとなく尋ねる。

こんな夜遅くに尋ねるのも少々気は引けたが、それでも彼は彼女が暫く外に出ていないことを知っていたが故に彼女に提案した。

「…………海に行き……たいです……。」

「よし、じゃあ行くとするか!」

その言葉とともに彼は彼女のことを背負う。

「痛゛っ!!」

「大丈……夫…………です…か……!?」

と同時に彼女が心配するほどの声を彼は上げてしまった。

「だ……大丈夫だ。」

大丈夫な訳がない。彼の身体はショットガンを受けたと同様。そんな彼がそもそもまともに歩ける方がおかしい訳で、その上で彼女を背負えばこうなることは自明である。

それでも彼は重い足取りで彼女を背負ったまま部屋の外へと出て行った。


—————————————————————


エンジンをかける。

同時に小気味のいいエンジン音が聴覚を満たし、軽快な振動が体に伝わる。

「よし、発進するぞ。」

「は……い。」

心地の良い加速で宿舎を出る。

時刻は4時を回っていたせいか人通りもなく、スピードをいくら出しても問題なさそうだった。


けれども今日は普段と違い、後ろにアレクシアを乗せている。

「大丈夫か、苦しくないか?」

「大丈夫…です……」

アレクシアの体と自分の体をサスペンダーでしっかりくくりつけ、一体となるようにしているため落ちる心配はないが、それでも彼女の体に負担がない訳ではない。


「初めて…のバイ………クでした……が、安心でき……ます……」

「それなら、良かった。」

震える少女の声。

こういう時に二輪のみしか乗れないことが裏目に出ているなと思った。

せめてもう少しだけ緩やかな運転にしなければ。

血液が足りてないはずなのに、今この時だけは何故か意識がはっきりとしていた。


—————————————————————


「……よし、到着!!」

時刻は4:56、東の空はほんのり青から赤へと移ろい始め、海風が肌を撫でたときまだ冬が去って間もない事を実感する。

「っと、大丈夫か?」

「は……い……!」

先ほどのワイヤーをそのままくくりつけたまま堤防まで足を運ぶ。


「ここが……ベストかね。」

アレクシアのための椅子を作りつつ、ワイヤーを解き、腰を下ろす。

「稲……本…さん、ここ……は?」

「ここはH市の海岸。一応、俺の故郷だな。」

水平線からほんの少し朝日が顔を見せ始めていた。


H市。かつて俺が拾われ、なんの疑いも持たずに仲間たちと研鑽し、そして全てを置いてきた街。


咄嗟に思いついたのがこの海しかなかったというのもあったが、やはり吹く風は懐かしく、俺の心はどこか落ち着いていた。


「あの……稲…本…………さん……?」

「ん、どうした?」

問いかけてきた。

「稲本さん……は…辛く………ないん……ですか?いつも…怪我し…て……」

「ああ、まあ怪我は慣れてるし——」

「そう…では……なく……」

「ん?」

「戦っ……たり、傷ついたり…………する……のは…………怖く……ないんです…か?」

思わぬ問いかけだった。

確かに戦いが怖い、という感情はあるのかもしれない。

「……戦いは怖いし、時には辞めてえって思うこともあるよ。」


だが、俺は知っている。

誰かに裏切られることの、大切な人を失う辛さを、怖さを。


だから、関わりたくなかった。

深い関わりを持てば、それだけ別れが辛くなる。

親しくなればなるほど、罪悪感で身が焼かれる様に苦しめられるから。


「でもそれよりも辛い事を知ってるからさ、そうしないように頑張らねえと。」


それでも、見捨てられるわけがなかった。

だから彼女が笑っていられる様に助けよう。

もう一人の彼女が人が何かを知るまで側にいよう。

ずっとそう思い続けてきたんだ。


「で……も、稲本さ……ん………、笑っ……てるとき………いつ…も……辛…そうです……。」

「…………」


分かってたはずなんだ。

この子には隠し切れないってことくらい。

誤魔化そうとしたって無駄だって。


「無理………しなくて…いいんです……辛い…とき………や、苦しい…とき……は、笑わなくて……いいんです…よ?」

「……大丈夫だよ。俺は——」


続けようとしたその時だった。


「おお!!」

「っ……!!凄…い……!」

水平線から顔を出した朝日の赤光が俺たちの事を照らし出していた。

「綺麗……です……ね…」

「ああ、本当、綺麗だな。」

アレクシアは表情を動かせずとも喜んでいる様な、そんな様子であった。


それと同時に、眠たげな様子であった。

恐らくリコリスの目覚めが近づいてるんだろう。

「あ……の………稲…本……さん……。ありがとう…ございまし…た……」

「ああ、構わねえよ。」

「それ……と…」

「ん?」

「もっ……と、自分を……………大事にして…あげて……くだ…さい……ね?」

「……善処、してみるよ。」

笑顔で答える。

できる限りの満面の笑みで。

「おやすみ……なさい……」

「ああ、おやすみ。」

そしてアレクシアは項垂れ、また長い眠りについた。


その数秒後リコリスが眼を覚ます。

「……稲本様、ここは?」

「H市の海岸だよ。ちなみにリコリス、朝焼けはどうだ?」

「そうですね、明るいですね。」

「こう、何か趣とかそういうのは?」

「正直私にはよくわかりません。」

「……お前も勿体ねえなぁ。ま、気長に理解してくとしようぜ。」

俺はリコリスの手を取りバイクの方へと歩き始める。

「そういえば稲本様、怪我をされていますが大学でですか?」

「……あ、忘れてた。」


—————————————————————


レイモンド・ディランディ、西園寺久遠、四ヶ谷楓、飛鳥天、河合椿、そして陣内劔。

俺があの日、失った全て。


躊躇ったせいで、迷ったせいで守れなかった大切な人達。


『久遠……レイモンド……!!』


焼き付いた記憶は、壊れたカセットのように何度も巻き戻し、掠れた映像の再生を繰り返す。


ただあの時の過ちを、慚愧を俺に忘れさせまいと何度も刻み込む。


————忘れるつもりなどない。


それが償いだから。


————繰り返すつもりもない。


もうあんな思いはゴメンだ。


けれども、同時に記憶が呼び起こされる。


『君の正義を……護りなさい……』


————俺の正義って、何だ?


『お前の正義はどこにある?』


————こんな生き方のどこに正義がある?


今もまだ答えは出せず。


『暁の記憶』の約束を果たせないまま烏となった俺は、ただ地獄の炎が燃え盛る闇の中を飛び続けている。

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