楽しく生きない

これ、実は結構大切なことで、中高生は将来に少しは楽しさや明るさを感じている人はいるんじゃないでしょうか。出鼻をくじくようで大変申し訳ないのですが、世の中ほど楽しくないものはないです。大学生当たりなら何となくわかるんじゃないかな?私の大学は幸い、老害的な存在はいないけど学部時代には少なくともいて、大人びる子が一定数いたのだけれど私は甚だ疑問に思っていて、その疑問をもったまんま社会に出て失敗したタイプの一人だったりする。社会人になるにあたって言えることはまず楽しく生きないことだと断言できる。少しでも楽しみたいと思うとプレイヤー的な立ち位置になってしまって、例えばプレイヤーっていうのは唯一無二の存在だからプレイヤーになれるのだから沢山ある一般職になるためには個性というのは潰すに限る。だから楽しく生きようとしない事が社会ではかなり必要です。

ではそんな社会の波にそれた私はというと、やっぱりプレイヤーを目指している。建築学会なんかに参加して、誰にもデキナイコト、自分にしかヤレナイコトに躍起になってる。誰にもできないから楽しく生きれるけど、半面で恐怖と戦える人ともいえるのではないだろうか。私は毎日足が竦むほど怖いし、明日が来るのが楽しいけど怖いなんていう中途半端なことをやっている。COVID-19の所為で世の中のメカニズムは大きく変わろうとしていて、プレイヤーが活躍する時代になるのは不可避だろう。ただ、プレイヤーになれるのはあくまでほんの一部という事を忘れてはならない。これからプレイヤーになろうなんて考えている人はおそらくやめた方がいいだろう。プレイヤーになるために努力していた人が報われる時代になっただけだ。

とにかく楽しく生きないことをお勧めする。楽しいのはゲームや小説の中、コンピューター相手でプレイヤーになれるときぐらいに限った方がいい。プレイヤーまみれの中に入るとするならばファシリテーションして、論理展開をしていた方がお金になる。

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