第22話

星と話す方法を、見つければ…


人間が、生き物たちが、ここにいることを、星に知らせれば…


彼女は、希望いっぱいの笑顔で、訊いた。


「巨大噴火が起きた後の事を考えましょう!!

噴火が始まったら、どうすれば、被害を最小限に食い止められるのかしら?」

「まず、噴火の規模を想定しましょう。

皆さんの地球で約40年前に起きた巨大噴火と、同じ規模の噴火が起きると、想定するのが妥当だと思います。」

「…

そうだね。

地球と比べて、この星…

プル、ンケ、ルム、ベズでの巨大噴火の規模が、大幅に違ってしまう事は、考えにくいね…」

「地球に比べて、40年も遅れてるんだから、その分、噴火の規模も大きくなるんじゃないかしら?」

「前回の噴火が、64万年前ですから、それに比べれば、40年というのは、え~と…

約1万5000分の1の時間ですから、もし、火山噴出物が、時間に比例して増えると仮定すると、地球での噴出物よりも、約0.007%増えることになりますね…」

「…

比率で言うと、ほんの少し、規模が大きくなるんだね…」

「…

減りはしないってことね?!

地球に比べて!!」

「地球に比べて、噴火の規模が小さくなる理由は、ちょっと考えられませんね…」

「…

地球に比べて、寒冷化してるってことが、噴火規模に影響する可能性は無いかな?」

「…

確かに、地球に比べると、ずっと寒いから、何か影響があるかもね…」

「プル、ンケ、ルム、ベズが寒冷化しているために、地中深くの岩石やマグマやマントル対流などに、何らかの影響が及ぶかどうかは、今のところ、不明です。

岩石や土は、高い断熱性があるので、寒冷化の影響は、大気と、海と、地表と、わずかな深さの地層にまでしか及ばないのではないかと、一般的に考えられています。」

「…

気温の低さが、地中深くに影響することは、考えにくいね…

でも、プル、ンケ、ルム、ベズと、地球では、見た目でもわかるように、水の状態が、全く違う。

地球では、大気中に存在する、気体の状態の水である水蒸気や、液体の状態の水、つまり、雲や霧や雨などが、プル、ンケ、ルム、ベズでは、そのほとんどが、氷の状態で、地表と海の上に乗っている。

その氷の重さ分、地殻が重くなって、圧縮されて、マグマが上昇しにくくなっているのかもしれない…」

「…

もしかして、それが、噴火の遅れの原因なの?」

「…

面白い考えです…

幸星さん!!」


マスターが、突然、私の名前を呼んだので、私は、驚いた。


…今までマスターに名前で呼ばれたことなんて、無かったはず…


「でも、大気中の水蒸気や、雲や霧や雨なども、その質量にかかる重力は、大気を構成する気体の分子を押して、結局、大気圧の一部として、地表を押すことになるので、地殻が受ける水の重さは、変わらないことになります。

水の状態が、気体でも液体でも固体でも…」

「…

あ~!!

そうだね…

大気中にあるものも、結局は、地面に支えられてるんだね…」

「…

ということは、水の状態の違いは、地殻やマグマやマントル対流などの状態には、影響しなさそうね…?」

「地表からごく浅い地中までは、地球だと地下水の状態の水が、プル、ンケ、ルム、ベズでは、凍っているので、少し体積が増えて、盛り上がっているはずです。

しかし、噴火には、影響しなさそうですね…」


彼女は、虹色の瞳を輝かせて、得心したように、頷いて、言った。


「プル、ンケ、ルム、ベズで起きる巨大噴火は、地球の噴火の0.007%ほど、火山噴出物が増える可能性があるのね!!」




星に話し掛けるには、どうしたらいいだろう?


星の言葉とは、どんなものだろう…?


彼女は、カード端末にメモを書き込みながら、訊いた。


「地球での巨大噴火よりも0.007%ほど火山噴出物が多い噴火が、プル、ンケ、ルム、ベズで起きると想定しましょ。

それによる被害を最小限に食い止めるには、どうしたらいいのかしら?」

「皆さんの地球で約40年前に起きた巨大噴火で、大きな被害をもたらした現象は、2つあります。

火砕流と、火山灰です。

火山灰による被害は、地球全域に及びましたが、火砕流による被害は、限られた範囲の地域で済みました。

火砕流による被害に耐えられるなら、火山灰による被害にも耐えられるはずです。

なので、まず、火砕流への備えを考えて、その次に、火山灰への備えを考えるのがいいでしょう。」

「火砕流による被害範囲は、火山噴出物の量に比例するだろうから、地球よりも、少しだけ広くなるだろうね…」

「…

火山から流れ出す溶岩や、噴石や、有毒ガスや、地下水とマグマが接触して起きる水蒸気爆発や、噴火に伴う地震などによる被害は、考えなくていいの?」

「もちろん、それらの現象も起きるでしょうが、被害の規模は、火砕流と火山灰の2つが、圧倒的に大きかったのです。」

「…

火砕流には、溶岩も、噴石も、高温の有毒ガスも、高温の水蒸気も、含まれていたから、それらの現象が、同時に起きて、1つの現象になったと考えることも出来るね…」

「地震による被害は?」

「噴火の3日前から、地震が起き始めたのでしたね?」

「…

人間が感じ取れる有感地震がね…

それ以前にも、地震計では、少しづつ、地震の回数が増えて、震源地も、上昇して来ていることが観測されていたんだ…」

「…

どうして、もっと早く、噴火を予知出来なかったのかしら?」


私は、深呼吸して、言った。


「それ以前にも、同じような現象が、観測されていたんだ。

しかし、その時は、次第に地震が減って、噴火には至らなかった。

その時と、全く、違いがわからなかったんだ。

噴火の3日前までは…」

「…

3日前になって、有感地震が起き始めて、どんどん地震の規模も大きくなって、回数も増えて、震源地も上昇して来て、以前とは違う現象が起きていることが、わかったのね…」

「…

イエローストーン火山が噴火する可能性が高まっていると、その日のうちに公表されたけど…」

「…

噴火までの間に、海外に避難出来た人たちは、ほんの一部だったのね…」

「…

3日間の間に、飛行機や船で、多くの人たちが、外国に避難したけど…

北アメリカと中央アメリカでは、地上にいた人たちは、みんな、火砕流に…」


彼女は、虹色の泪を浮かべて、言った。


「火砕流と火山灰による被害を最小限に食い止める方法を、絶対に見つけましょ!!」



星の言葉を知っている人は、いないのだろうか?


星の言葉を知っている生き物は、いないのだろうか?


彼女は、迷いの無いまなざしで、訊いた。


「想定した巨大噴火によって発生する火砕流による被害を、最小限に食い止めるには、どうしたらいいのかしら?」

「火砕流の被害範囲は、先ほど、幸星さんが予想されたように、地球での被害範囲よりも、少しだけ広くなるでしょう。

おそらく、0.007%ほど…」

「火山噴出物が0.007%増えるから、被害範囲も、同じ比率分増える可能性が高いね…」

「…

地球とプル、ンケ、ルム、ベズの自然環境の違いは、被害範囲に影響しないの?」

「…

地球では、森林地帯、草原地帯、農耕地や牧場、砂漠地帯、湖や河川、都市などの人の居住地、そして、海が、火砕流に覆われました。

しかし、この星では、地熱湧出地にある農耕地や養殖施設のある湖や池や川以外は、どこもかしこも、ぶ厚い氷で覆われています。

…火砕流は、その氷の上を、拡がって行くことになりますね…」

「…

しまった…

氷を忘れていた!!

なんてこった…!!」

「…

氷の上を、火砕流が拡がると、どうなるの?」

「…

地球のさまざまな環境の地帯のどれと比べても、氷の上のほうが、火砕流は、拡がりやすいでしょうね…」

「…

地球では、太平洋と大西洋の上を、火砕流が拡がって行ったけど、地上から海上に火砕流が出たあとに、火砕流に含まれていた岩石や溶岩や噴石のうちの重いものは、海中に落ちてしまったんだ。

その時、火砕流から、大量の質量と、運動エネルギーと、熱エネルギーが、奪われて、海に吸収された。

残った高温のガスや水蒸気や空気や軽い噴石や火山灰などは、引き続き、海面の上を、拡がって行った。

…でも、この星の海は、どこも氷に覆われているから…」

「…

火砕流の熱で、氷が溶けることは無いの?」

「…

火砕流の先端が通り過ぎたあと、後続の火砕流から氷に熱が伝わり続けるので、氷の表面から溶けて、水蒸気になるでしょう。

しかし、その状態でも、火砕流は、運動エネルギーをほとんど奪われること無く、氷の上を、滑らかに、進んで行けるはずです…」

「…

アイススケートを思い出せばわかるように、氷の上では、氷に接する物との間の摩擦が、とても小さくなるんだ…

火砕流も、滑るように、氷の上を進んで行けるはずだ…」

「…

地球では、海に奪われた質量と運動エネルギーと熱エネルギーが、この星では、奪われないのね?」

「地表を覆う氷の上から、海を覆う氷の上に出ても、火砕流は、何の変化も無いまま、進み続けるでしょうね…」

「…

大量の質量とエネルギーが、海に奪われないから、火砕流は、地球よりも、ずっと遠くまで、拡がってしまう…!!」

「…

どこまで…?」

「…

地球の海に奪われた質量とエネルギーの総量がわからなければ、火砕流がどこまで到達するかを、正確に予想することは出来ないでしょう。」

「…

仮に、海に奪われた質量とエネルギーの総量がわかっても、火砕流がどこまで拡がるかを予想するのは、簡単ではないよ。

火砕流は、岩石や溶岩や噴石や火山灰などの固体と、火山性ガスや水蒸気や空気などの気体の混合物で、移動中も、火砕流自身の中で、エネルギーを消費しながら進む。

被害範囲を正確に予想するには、コンピューターシミュレーションが必要だね…」

「…

わかったわ。

じゃ、今は、カンで予想してみて!!」

「…

カンですか?

…う~ん…」

「…

地球の太平洋では、ハワイまで、火砕流が到達したから…

この星では、日本…じゃなくて、熱キ水出ル国まで、拡がって来るかもしれない…」


彼女は、闘志を秘めた瞳で、虹色の煌めきを放ちながら、言った。


「プル、ンケ、ルム、ベズで起きる火砕流は、熱キ水出ル国まで、被害範囲が及ぶ可能性があるのね!!」




星は、話をするのだろうか?


星と星は、話をするのだろうか?


彼女は、ひとつひとつの言葉を噛みしめるように、訊いた。


「地球で起きた巨大噴火によって発生した火砕流から、海に吸収された質量とエネルギーの総量は、どれぐらいかしら?」

「…

火砕流から、海中に落下した岩石や溶岩や、海上に落下した噴石などの総質量がわかれば、それらが持っていた運動エネルギーと、熱エネルギーが推定出来ます。」

「…

火砕流の速度と温度は、観測されたから、総質量がわかれば、運動エネルギーと熱エネルギーは、計算出来るね…」

「火砕流の速度と温度は、どれぐらいだったの?」

「アメリカの西海岸を通過した時に人工衛星から観測された火砕流の速度は、時速200キロメートルほどだった。

温度は、摂氏600度ほどだった。」

「…人工衛星から、どんな方法で観測したのですか?」


珍しく、マスターが質問した。


「プル、ンケ、ルム、ベズには、人工衛星は無いの?」

「カメラやレーダーやいろんなセンサーを使って、観測したんだ。

巨大噴火は、いろんな国の人工衛星によって、観測された。

速度は、写真の時刻と火砕流の位置からわかるし、温度は、赤外線カメラで撮影すればわかる。」

「…

なるほど…!!

宇宙からなら、噴火の被害を受けずに、星の様子が観測出来るのですね?!」

「…

この星では、宇宙開発は、地球ほど行われていないのね?」

「そうみたいだね…

ロケットだけでなく、航空機も、地球に比べて、あまり利用されていないね…」

「…

そうですね…

我々も、地球の皆さんを見習って、航空宇宙技術を発展させて行きたいですね…」

「…おいおいね!!

今は、巨大噴火による被害を最小限に食い止めることに、頑張りましょ!!」

「話を元に戻そう。

火砕流から、海に落下した物の総質量がわかれば、運動エネルギーと、熱エネルギーが推定出来るけど…」

「…

海に落下した物の総質量は、観測されたのですか?」

「…

残念ながら、観測されなかった…」

「…

観測が難しそうなのは、想像出来るけど…?」

「人工衛星からは観測されなかったのですか?」

「…

宇宙から見ると、海上に残った火砕流の軽い物質からなる混合物が、観測出来た。

でも、その混合物は、光はもちろん、波長の長い電波も透過しないから、どんな波長のカメラでも、センサーでも、レーダーでも、見透すことが出来なかったんだ。

だから、その下の海に落ちて行った岩石や溶岩などの重い物は、全く観測出来なかった…」

「…

火砕流が通ったあとの海には、噴石が、いっぱい浮かんでたわね…?

あれは、観測出来なかったの?」

「…火砕流がおさまって、何ヵ月も経って、大気中の火山灰も減ってから、ようやく、宇宙から海面が見えるようになって、浮かんでいる噴石は観測出来たけど…

海に浮かんでいるものは、軽石とも呼ばれて、気泡だらけで、比重が軽いんだ。

だから、その総質量は、海中に落下した岩石や溶岩に比べて、ごくわずかだと思う…」

「…

では、海に吸収された重い物質の総質量は、不明なのですね?」

「…

観測は出来なかった…

でも、巨大噴火をコンピューターシミュレーションで再現する試みが、今まで続けられていて、その計算結果はあるよ!!」

「…

シミュレーションだと、どれくらいかしら?」

「シミュレーションの結果では、海に吸収された物質の総質量は、火砕流の総質量の70%ほどだった。」

「…70%?!」

「…

残りの30%が、海の上を、さらに拡がって行ったのね?」

「あくまでシミュレーションの結果だから、実際とは誤差があるはずだけど…

今は、このデータしか、頼れるものが無いね…」

「…

そうすると、海に吸収された運動エネルギーも、火砕流の運動エネルギーの70%ほどということになりますね…!!」

「…

海に吸収された熱エネルギーも、火砕流の熱エネルギーの70%ほどになるの?」

「概算だけど、そうなるね…」


彼女は、虹色の瞳をキラキラさせて、納得したように、頷いた。


「地球で起きた巨大噴火によって発生した火砕流から、海に吸収された物質の総質量と、運動エネルギーの総量と、熱エネルギーの総量は、いずれも、元の火砕流の70%ほどだったのね!!」



星は、生きているのだろうか?


星は、生命なのだろうか?


彼女は、来るべき未来への戦慄を覚えながら、訊いた。


「プル、ンケ、ルム、ベズで起きると想定した巨大噴火による火砕流は、地球で発生した火砕流に比べて、どれくらい被害範囲が拡がるのかしら?」

「ふたつの火砕流には、明らかな相違点が、3つあります。

1つめは、火山噴出物の量の違いです。

プル、ンケ、ルム、ベズの巨大噴火の火山噴出物は、地球のそれと比べて、0.007%ほど増えると予想されます。

2つめは、火砕流が拡がる地表の状態の違いです。

地球では、森林地帯、草原地帯、農耕地や牧場、砂漠地帯、湖や河川、都市などの人の居住地、そして、海などに、火砕流が拡がりました。

プル、ンケ、ルム、ベズでは、地熱湧出地以外では、ぶ厚い氷の上を、火砕流が拡がることになります。

3つめは、海への質量とエネルギーの吸収の有無です。

地球では、火砕流が海上に出た際に、質量とエネルギーの70%ほどが、海に吸収されました。

プル、ンケ、ルム、ベズでは、海も、ぶ厚い氷に覆われているので、この現象は、全く起きないでしょう。」

「…

3つの違いのどれも、被害範囲を拡げる原因になるね…」

「…

1つめの違いによる影響ついては、もう考えたわね。」

「…

2つめと、3つめの違いによる影響が大き過ぎて、1つめの違いによる影響を無視したくなるね…」

「2つめの違いによる影響ついては、コンピューターシミュレーションを利用しないと、正確な予測が出来ないという結論だったわね。」

「火砕流は、それ自身の中で、岩石や溶岩や噴石や火山灰や火山性ガスや水蒸気や空気が、激しく混ざりながら、互いにぶつかって、運動エネルギーを熱エネルギーに変えながら、そして、熱エネルギーを、外に放出しながら、進む。

運動エネルギーが0になれば、火砕流は止まる訳だけど…

火砕流の中で、運動エネルギーが熱エネルギーに変わるメカニズムが、複雑過ぎて…

火砕流が、どんなペースで、熱エネルギーを放出するのか、思考実験では、到底、わからないよ…」

「…

わかったわ。

3つめの違いによる影響も、コンピューターシミュレーションを利用しないと、正確に推測出来ないのかしら?」

「コンピューターシミュレーションを利用した方が、より正確な推測が出来るでしょうね…

ただ、この場合は、思考実験でも、ハッキリした答えが得られそうですね…」

「…

地球では、アメリカの西海岸で、火砕流の質量とエネルギーの70%ほどが、海に吸収された。

残った30%ほどの質量とエネルギーで、太平洋を拡がって、ハワイまで到達した。

もし、西海岸で、海への吸収が起きなければ、火砕流の質量とエネルギーは、100%のままだ。

つまり、地球の火砕流よりも、3倍以上の質量とエネルギーを持った火砕流ということになるね…」

「…

3倍…?!」

「…

恐ろしいことです…」

「…

概算になるけど、この火砕流が、ハワイに…

じゃなくて、灼熱ノ岩流ルル国に到達した時の質量とエネルギーは、100-30=70%ほどになる。」

「…

ハワイを襲った火砕流よりも、ずっと大きな火砕流になるのね…!!」

「…

温度も、ずっと高いはずです…」

「…

ハワイを過ぎたあたりで、地球の火砕流は、運動エネルギーが0になって、止まったけど…

プル、ンケ、ルム、ベズの火砕流は、まだ70%の運動エネルギーがあるから、拡がり続ける。

概算だけど、熱キ水出ル国に到達した時の質量とエネルギーは、70-30=40%ほどになる。」

「…

熱キ水出ル国に、来るのね…!!」

「…

残念です…」

「…

火砕流は、そこでも止まらない。

インド洋まで、到達する可能性が高い。

たぶん、この星の、裏側まで…

この星の全域に…」


彼女は、虹色の瞳を輝かせて、武者震いしながら、言った。


「プル、ンケ、ルム、ベズで起きる火砕流は、惑星全域に到達する可能性があるのね!!」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る