1-2. 導入-探索:森に消えた少女
■旅の始まり
GM:では、あなた方が今いる街に関して説明していきましょう!
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ここはトアル街。ハーヴェス王国とジニアスタ闘技場の中間に存在する街。
ハーヴェス王国とラージャハ帝国間の鉄道路線計画の為に急造された街である。
建設当初は賑わっていたが、鉄道が結ばれた現在では衰退の一途をたどっている。
何でも、今度はハーヴェスユーシズ間を繋ぐために、守りの剣が東側に移されたと噂されているが真相は定かではない。
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GM : ……そんな寂れつつある街唯一の冒険者宿"黄昏の冒険者亭"で君達は冒険者をしている。
“ヘーゼル” :(街の説明を読んで)「トアル街」……? とある街?
SGM:とある、トアル街です。町の名前が「トアル」ってことですね。始まる30分前くらいに「街の名前ってどーしますかー!?」って聞かれたのでこうなった。
“ヘーゼル” : 了解ですw
GM :はいw さて、時刻は11時。あなた方は早めの昼食、あるいは遅めの朝食を食堂で頂いているかもしれないし、冒険者の特権で昼間まで寝ているかもしれない、掲示板で手頃な依頼を探しているかもしれない。
寂れたこの街ではほとんど依頼など生じないが。スキンヘッドがよく似合う不愛想な褐色の大男、店主のボブは几帳面にも仏頂面で黙々と皿を洗っている。
客足もほとんどないのに、ご苦労な事だ。
“ヘーゼル” : じゃあまず、アミと私が冒険者仕事の帰りってことで、二人で食堂にいます。ご飯をもぐもぐしていようーって言いたいんですがー……。大事なことに気づいてしまった。
GM:ん?
“ヘーゼル”:そもそもマスター。……私、食事代って持ってます?
リアトリス:マスター、って私か。
キャラ設定として、”ヘーゼル”はリアトリスの従者(というか所有物)ということになっている。
ただ、従者と言っても別にリアトリスが雇っているわけではなく……
リアトリス:冒険者の仕事帰りだったら流石に食事代くらいは持ってるんじゃない? 稼いだばっかりだろ。
“ヘーゼル”:なにいってるんですかマスター! これは稼いだ時点で全部マスターのお金です! 私のじゃないです!
リアトリス:んっ……?
“ヘーゼル”:マスターはヒモなんだからちゃんとヒモらしく考えてください!!!
一同(笑)
どちらかというと“ヘーゼル”が、恋人(という名のヒモ)であるリアトリスを養っていることになっていまして。
リアトリス:(PLの素になって)これ真面目な相談なんですが。こういう場合、どう反応すればちゃんとヒモっぽいですか?(一同笑)
アミ:ヒモ側より、ヒモの飼い主側が搾取されることに慣れすぎてて変なことにw
マリーナ:ヒモはね、堂々と搾取するのがだいじなんだよ。
リアトリス:わ、わかった。じゃあ、確かにその理屈で言うとそれは私のお金だな。お前の金じゃない。お前は今食事代を持っていない。
“ヘーゼル”:やったー!!!!!!(一同笑)
リアトリス:私が言うのもなんだけど、それでいいのか……?(笑)
“ヘーゼル”:あ、でもどうしようかな。この流れで申し訳ないんですが、やっぱり私が財布握っといていいですか? これはマスターのお金ですが、財布を握っているのは私ということで。
リアトリス:ん?
“ヘーゼル”:やっぱり、マスターに『マスター、今日のおこづかいです!』って渡したい欲もあって。
一同(笑)
リアトリス:なるほどw こっちとしてもそっちの方が安心するし、いいよ。おこづかいちょうだーい。……って、これもこれでヒモっぷりがなかなかだな。
“ヘーゼル”:というわけで、私は仕事帰りにご飯を食べる程度のお金は握っていることになりましたので、安心してご飯を食べています。
アミ : じゃあ、私も一緒にご飯もぐもぐしてる! ヘーゼルに、「このポーチドエッグおいしい! ヘーゼルも一口どう?」とフォークでずいっと渡すよ。
“ヘーゼル” : 「なんと。宜しいのですか?」
アミ : 「いいよいいよ。あたしのことは気にしないで。なんなら残り全部食べちゃってもいいよ」
“ヘーゼル” : 「で、では……。失礼して……」と、あーんを要求する
アミ : 「そそそ、そんなことしちゃう!?は、はーい」
リアトリス:……このタイミングで、私入ってきていい? アミPL。
アミ:出たなーバジリスク。……(一瞬考えてから)……いいですよ!!
アミ、ヘーゼル、リアトリスは、キャラ作成の時の設定の妙な噛み合いにより、複雑な三角関係になっている。
現在リアトリスと”ヘーゼル”が恋人同士ということになっていて、アミがそれに横恋慕している形。……になってしまった。
リアトリス : 「やあ、おいしそうだね」 では、そういいながら後ろから近寄ります。
すっと髪を片耳にかけ、当たり前のように、アミさんが差し出したポーチドエッグを口に含む。ぺろり。「うん、おいしいね?」
“ヘーゼル” : 「ま、マスター!?」そっと椅子から立ち上がって、マスターに椅子を勧めます。
アミ : 「……何の用」温度の冷めた目で。
リアトリス : アミさんの言葉を華麗に無視して、そのまま子犬(=”ヘーゼル”)の頬に手を添え、軽く口づけを落とします。
アミ&“ヘーゼル” : はわわわー!!!
アミ:し、初っ端からやるね!?
リアトリス:恋人アピールしてかないと。恋愛戦争、基本アピールしないものが負けるんですよ!!(一同笑)
“ヘーゼル” : 「い、いけませんマスター。私のようなものに……!」
リアトリス : 「いけないことはないだろう。だって、恋人同士だろう? 私たち」
“ヘーゼル” : 「そ、そそそそそれはそうですけれど……」
アミ : 「き、きさ……ヘーゼルに……な……な……」ぐるぐる目
リアトリス : 「さて、じゃあ私も食事をいただこうかな。店長、こちらのレディたちと同じものを」 と、すました顔して勧められた椅子に座りました。
“ヘーゼル” : 「て、店長さん!支払いは私からでお願い致します!」
リアトリス:(当然自分で払うつもりは一切ないって顔をしている)
ボブ(店長) : 「……金さえもらえりゃ文句は言わんが、付き合う相手は選んだ方がいいぞ?」
“ヘーゼル”:「??」
リアトリス : 「――♪」どこ吹く風で、何かを口ずさんでいる。
ガイゼリック:ここらへんで自分らも入るかな。
マリーナ:よーし。
ガイゼリック : 「よぉ、達者にしてたかいボビー」店に入ってすぐ、カウンターにつく。
ボブ(店長) : 「あぁ、おかげさまで要らん客で繁盛してるよ。来てくれて助かったぜ」いつものを用意しながら。
ガイゼリック : 「あ、追加で適当に一品頼むわ」後ろのマリーナを指して
マリーナ:「おさかな~!」
ボブ(店長) : 「あいよ、少し待ちな」平和な来客に少し顔がほころんでる
ガイゼリック : 「少し見ないうちに、そういうサービスも始めたのか?」ギャーギャーやってる3人を横目に
ボブ(店長) : 「いんや、あれで冒険者として腕が立つってのが質わりぃ……ただの一般人なら問答無用で追い出してる」
リアトリス : ぎゃーぎゃーやってないよ? 静かなもんだよ?
アミ : ぎゃーぎゃー。
“ヘーゼル” : はわはわー。
ガイゼリック : (笑)まあ、そういいながらも、手元では勝手に店の棚から酒瓶もってきてついでる。
マリーナ:「あ、勝手にやってる~! いっつもそれで怒るのに~!」>お酒
ガイゼリック : 「儂の馴染みの店だからいいの!お前は初めて行った店でやるから怒られんの!」
マリーナ:「む~」むくれながら、カウンター席でごはんを待ってます。
「マリーナ」ことアフォガートは、信仰(海略神エイリャーク)のせいもあって非常に手癖が悪い設定があります。
一人でふらふらしていたマリーナ(アフォガート)(12歳)を成り行きで拾ったガイゼリックは、マリーナ(アフォガート)の信仰を知らないため「これだけ手癖が悪いと将来困るぞ」と、苦労して『人族流』に教育しようとしているところ。
ボブ(店長) : 「あいよ、待たせたな」フィッシュアンドチップスを出しながら
マリーナ:「おさかな……?」(揚げられたお魚をみて思ってたんと違ったと思ってる)
ガイゼリック : 「なぁ、口利きできるスカウトっておらんか?」マリーナに聞こえないよう小声で
ボブ(店長) : 「あー……いるには、いるが」3人組を見ながら
ガイゼリック : 「あー……、あれなのかー……」
ボブ(店長) : 「あのうちの1人だ。腕だけは保証しとく、後は自分で決めてくれ」肩をすくめながら。
ガイゼリック : 「あそこに放り込んだらいい展望が見えん。今しばらく、儂のとこに置いとくしかないか……」いや、マリーナの預け先を探してるんだよ。拾ったはいいものの、いつまでも儂のもとに置いとくわけにもいかない。
マリーナ:も~。猫拾ったんで保健所探してます、みたいなこと言う~。
ガイゼリック:いや、お前手癖が悪いからさぁ。ほかのスカウトに預けてスカウトとして育てられれば、多少手癖が悪くても「あースカウトかー」で将来許されるかもじゃん…?
マリーナ:余計なおせわ~。というか、ギズもスカウトでしょ。
ガイゼリック:教えるの、面倒。
マリーナ:む~。
GM :さて。 君たちがそうやって思い思い過ごしていると、一人の緑髪碧眼の女性が恐る恐る店内に入ってくる。華美な身形ではないものの、着ている衣服の材質はよさそうで、この方はそれなりの上流階級なのかな?というのが見て取れる服装をしています。30代くらい。
ガイゼリック:お。
GM : 明らかに場慣れしていないその女性は店主ボブに何かこそこそと話しかけ、しばらく会話したのち貴方たちの席へ近づいてきた。
リアトリス:今、こっち(ヘーゼル、リアトリス、アミ)とあっち(ガイゼリック、マリーナ)で席別れちゃってるけど、どっちに行く?
GM:んー、まずはヘーゼルさんたちの方ですかね。ガイゼリックさんたちもよいとこで合流お願いします。
リアトリス・ガイゼリック:はーい。
アーシャ : 「お初にお目にかかります、私アーシャ・アルトゥールと申します。この度冒険者の皆様に依頼をお願いしに参りました。」
“ヘーゼル” : 「これはこれは。ご丁寧に」
アミ : 「ちょっと、あたし今こいつと話すので忙しいんだけど」(リアトリスを指さしながら)
リアトリス : 「こら、失礼はいけないよ。……麗しいお嬢さん、どうかされましたか?」これだから礼儀をわきまえない人族は、みたいな表情を一瞬見せつつアミを見る。
アーシャ : 「これは、お取込み中でございましたか。申し訳ございません……。」
“ヘーゼル”:なんということでしょう、このやり取りであっという間にアミさんが礼儀をわきまえないチンピラ扱いに。
アミ:のあー!!(笑) 「ちょ……まっ……さっきのは……」
ガイゼリック (少し遠くから): 「青いなぁ」グラスを煽る
“ヘーゼル” : 「いえいえ、どうぞどうぞ! お話をお聞かせください!」
アーシャ :では、 丁寧に一礼してきます。「それでは、さっそく依頼の内容をお伝えさせていただきます。依頼というのは、一週間前から行方不明の娘を皆様に探して頂きたいのです。」
以下、アーシャからの依頼の情報。
・一週間前から13歳の娘が行方不明。
・行商人の証言で町近辺北東部の森に一人入っていくところが目撃されたらしい。
・ちょうど自分が流行り病に伏していた時期で、北東の森で病によく効くという赤い実を取りに行こうとしたと思われる。参考:ブラッディペタルの赤い果実(1巻455P)。
マリーナ(少し遠くから) : 「同じ年くらいだ~」(小声)
リアトリス : 「ブラッディペタルかぁ。素人の子がとりにいくものじゃないね」(依頼人に聞こえないように、小声) 正直死んでるんじゃないかなーと、フォークをくるくる回しながら思ってる。
ガイゼリック(少し遠くから): 「つまるところ、遺体捜索か。くわばらくわばら」(無論聞こえないよう)
“ヘーゼル” :うーん、自分はそんな事情は察せないため……「なんと、それは一大事です! ご安心ください、必ずや娘さんをお連れ致しますので!」
リアトリス : 「……うちの子犬はかわいらしいなぁ」(溜息)
GM: では、ここで娘が消えた北東の森の最近の動向を調べてみましょう。見識判定、目標値14/17/20!
マリーナ:(ころころ)16なので、第一段階まで。「森……海じゃないから知らないや~」ぽい。
リアトリス :バードから見識判定でー……(ころころ)うん。19だから第二段階までだね。
GM:では、マリーナとリアトリスは次のような情報を思い出します。
・14:不穏な噂…街から北東部にある森付近の街道を通った冒険者、行商団が突然行方不明になる事件が三か月前から話題に上がっている。それに伴って奈落出現を告げるオーロラが頻繁に発生している為、奈落の魔域関連ではないかと疑われている。未だに帰還者がいないことを考慮すると、生存は絶望的と思われる。
・17:森深くにあった魔動機遺跡…二週間程前、『迷いの森』奥深くに未発見の魔動機文明遺跡が冒険者によって発見された。森に頻繁に出入りしている木こり曰く、このような稼働中の魔動機遺跡が森内にあるなど知らんし聞いたこともない、とのこと。内部調査の為に再三にわたって調査団が送られたが、いずれの調査団も帰ってくることはなかったそうだ。遺跡への道のりの中途に彼らが建てたキャンプ跡地が残っているかもしれない。
リアトリス:とりあえず情報共有はしつつ……。これは、リアトリス的には「死んでるだろう」と確信したかな。素人のお嬢さんに魔域はきつい。
ガイゼリック : 「いやいやまてまて、魔域がらみか」マリーナから話を聞いて、ぽいしたものを拾う
マリーナ:「ギズいく?」
ガイゼリック : 「聞くまでもなかろ?」行く気満々です。
マリーナ:「そっか~」
リアトリス :(二人の会話を聞いて)「おや。頼もしい仲間ができたようだ」
ガイゼリック : 「おう。何、こちらもこちらの事情があるしそのついでにはなるがな」
アミ : 「それじゃあ、この4人(強調)でパーティーね!」※リアトリスを抜いた人数で考えている
リアトリス : 「そうか、アミは来ないのか。寂しいなぁ」※アミを抜いた人数で考えている
マリーナ:「数、数えられないの?」>アミ ※この場に5人いることを冷静に見抜いている
ガイゼリック : 「ん? 目が悪いのか、このお嬢さんは」※5人いるだろ何言ってんだ?と思っている
ボブ(店長) : (そっと肩をすくめている)※すべてを察している
“ヘーゼル” : 「仲間外れはいけないですよー?」※なにも察していない
GM:(どうしてここのPC達は息を吸うようにアンジャッシュ展開が出来るんだ??)
アミ : 「違う!あたしが言ってるのはこのいけすかない……」と言いかけてヘーゼルのセリフを聞いてひっこむ「しゅん……行きます……」
リアトリス : 落ち込んでるのを見て嬉しそうににやり。「というわけで。ご一緒させていただいても構わないかい?」>おふたかた
ガイゼリック : 「ああ。……っと、名乗りがまだだったか。失敬。儂はギズ。こっちはマリーナだ。」
リアトリス : 「リアトリス。吟遊詩人だ。こっちはうちの弟子」
“ヘーゼル”:弟子です!
アミ : 「……アミ。よろしく」
マリーナ:「マリーナです~」
ガイゼリック : 「おい、絶対人のものに手は出すなよ。やってもいいのは倒したやつのだからな」(ぼそぼそ)>マリーナ
マリーナ:「む~」
ガイゼリック : 「む~じゃない」
マリーナ:「……倒したらいいってこと~?」
ガイゼリック : 「返り討ちにあうからやめとけ」
リアトリス : 会話を察知して、じっとマリーナさんを見る。にこり。
マリーナ:「……は~い」
PCたちが自己紹介を終えたところで、依頼人のアーシャさんが声を上げた。
アーシャ : 「なんと皆様五人で依頼を受けてくださるのですね! 頼もしい限りです! ……それでですね、依頼しておきながら申し訳ないのですが……。」
アミ:お?
アーシャ : 「最近娘がいなくなった北東の森付近で何やら不審な失踪事件が多発していると耳にしています。……正直に申しますと娘の生存は絶望的と言わざるを得ません」
ガイゼリック:あー……
アーシャ : 「いえ、森の中であることを考慮するとおそらく野生動物に食われて遺体すらほとんど残されていないでしょう。……娘の無残な姿は想像したくありませんけど、そう考えるのが妥当です……」
リアトリス : 「……聡明でいらっしゃる」
ガイゼリック : 「存外、冷静でいてもらえるのはこちらとしては助かるんだが……。」
アーシャ : 「そこで皆様方には彼女の生存確認の代わりに、彼女が所持していたペンダントだけでも見つけて来てほしいのです。」
“ヘーゼル” : 「……承りました。我々にお任せください。必ずや、痕跡だけでも見つけて参ります」
アーシャ : 「ありがとうございます……。ペンダントはこのような形状をしております」そういって彼女は、服の下に隠されていた首飾りを冒険者に見せます。シンプルに宝石単体を下げたペンダントですね。
マリーナ:(じー) ……GM、このペンダントって何かわかる?
GM:はい。では宝物鑑定判定をどうぞ。
マリーナ :はーい。(ころころ)17! セージだよ。
GM : では抜けますね。奇跡の首飾りです。
マリーナ:!
【奇跡の首飾り】
生死判定一度だけ振りなおすことが出来るペンダント。
今アーシャが見せているものは、宝石の側面に『アーシャ・アルトゥール』と刻まれています。
マリーナ:(たかかったよね……)
ガイゼリック:マリーナを監視してる。じー。
マリーナ:(でもお金もっててもしょうがないしいっか)
ガイゼリック:ほっ。……でも正直わかる。これ、くすねて売った方が儲かる可能性あんじゃね? って。
リアトリス:保護者さーん???
PL一同(笑)
アーシャ : 「このペンダントは今は亡き夫が、娘の5歳の誕生日を祝って妻子共にプレゼントしてくれたものでして。何やら生死に関わる窮地から一度だけ助けてくれるペンダントだとか。私にはその真偽が分かりませんが、私たちの安全を思って夫が送ってくれたことを考えると……。今でもうれしく思いますね。」
大事そうにペンダントを撫でる。
「娘も同じものを肌身欠かさず持っていたはずです。娘の方には彼女の名前が刻まれています。その回収をもって、依頼達成とさせていただきます。」
“ヘーゼル” : 「これは失敗できませんね……!皆さま、頑張りましょう!」
アミ:ヘーゼルがそういうなら頑張らないとね!
“ヘーゼル”:あ、でも、すごくまともなことを言っていますが、私自身は野を駆け回ることと敵を殺すことしかできないのでよろしくお願いします。
PL一同(笑)
※野/山を駆け回る
=探索系のサブ技能を一切持たないがゆえに、探索時に無力に素振り(2d6)をするしかない状況の比喩。この卓のメンバー内ではよく使われている用語。
マリーナ:「ギズいく?」いくならついてく。
ガイゼリック : (まぁ、首飾りの残骸でもあれば十分か)「ああ、いくさ」
マリーナ:「わかった、いく~」
ガイゼリック : 「では発つとするかね」
アーシャ : 「あっ……重要な話をしそびれました、娘の名は『レティーナ・アルトゥール』です。ペンダントにその名が刻まれているはずです。どうかよろしくお願いします…」
ボブ(店長) : 「おっと。それもそうだが、報酬の話はいいのか?聞かないこいつらもこいつらだが」
アーシャ : 「あ、そうでした。すっかり言いそびれていました。報酬として一人当たり5000Gを用意させていただきます。」
リアトリス : (金とかそういうのあったなーって顔)(ヒモなので財布勘定ができない)
マリーナ:(ほしくなったらほしいものうばうしおかねいらないやの顔)
リアトリス : 「あー、そういえば前金とかは?」前に依頼受けた時はそんなんあったなーと思いつつ言ってみる。
アーシャ : 「マエキン?とはなんでしょうか??」概念を知らない
ボブ(店長) : 「この額でせびろうってのか……」かくしか
リアトリス : 「せびるというか。前にもらうか後にもらうかだろう?」(ウインク)
アミ : 「それをせびるっていうんじゃないの?」
リアトリス : 「おや。世の中には、前金で買ったポーション1瓶があったおかげで生き残った冒険者もいるんだよ。1Gを笑うものは1Gに泣く」
アミ : 「ヒモのこいつが……そんなこと……」(頭を抱える)
アーシャ: 「すみません、冒険者の中でそのような文化があったとは露知らず……。今手持ちにお金がないのです……」
リアトリス : 「ああ、それならいいよ」聞いてみただけなのでね。
マリーナ:「ないものは、とれない」
“ヘーゼル” : 「まぁまぁマスター。ポーションでしたら私が買って差し上げますので」
リアトリス:ほんと? じゃあスカーレットポーションが欲しいな☆
アミ:ヒモぉ。
ヘーゼル:わかりました。(計算して)はいマスター、スカーレットポーション1本キャラシにつけ足しておいてくださいね!
リアトリス:……。え、まじで? (一同笑)
ヘーゼル:まじです(笑顔)
リアトリス:冗談で言ったのにスカーレットポーションが本当に降ってきた。ヒモ生活に慣れなくてどきどきしちゃう。ありがとう子犬。(と言いながらキャラシに書き足す)
マリーナ:ヒモはね、もっと堂々としてればいいんだよ。←ヒモを飼うことになれているPL
リアトリス:そっか。今後もっと堂々としていくね……これはヒモになるための物語……
アミ:ひどい物語だな?
閑話休題。
ガイゼリック : 「まあとにかく、気になさるなご婦人」
アーシャ: 「……どうか、娘をよろしくお願いします。」深々と一礼。
“ヘーゼル”:がんばりましょう!
というわけで、わいわいとしつつも、PC達は依頼をこなすため、北東の森に出発しました。
平和で、冒険者依頼としては「どこにもありそう」な行方不明者の探索。
……あんなことに巻き込まれるとは、誰も今は、想像もしていないのでした。
■北東の森
GM : 君たちは街を出てから1時間ほど歩き、森の入り口付近まで来た。
深い藪と森の木々に覆われて、先を見渡すことが出来ません。まさに「人を拒む大自然」といった所でしょうか。森のどこかにある少女、もしくはペンダントを探すとなると一筋縄では行かないでしょう。
PCたちは、消えた少女・レティーナの捜索のために森の探索を始めました。(探索判定14×2回)
とはいえ、アミ・ガイゼリックの高スカウト組があっさり達成した上に、GM特製森イベント表(GM「森ってことは、当然イベントが発生しますよね!」)でも平和なものを引きまくり、特に何がおこることもなく……
GM :うーん、 順調な旅路。
“ヘーゼル” : てくてくー
GM : では、君たちは鬱蒼とした森を歩いていたところ、少し開けたところにキャンプ場を見つける。情報で上がっていたものでしょう。着いたままの篝火にテントが一つ。どうやら無人のようだ。ここならゆっくり休息を取れるかもしれない。
“ヘーゼル” : やったー、ここで休みましょうマスター。
GM : ただ、近づくと、無人のはずのテントからガサゴソと物音がする。
リアトリス:む。
アミ:なるほどなー!? 無「人」とはいってるけど、他の者がいないとは言ってないしね!!
GM : 何かいるのかと警戒していると、そこから……。
PL一同:……。
GM : 熊が。二匹。
アミ:くままままー!
GM : というわけで戦闘です!
■戦闘
今キャンペーン初めての戦闘です!
GM:高レベル戦闘なので、正直チュートリアル……というかGMが皆さんの力量を図るための戦闘みたいなもんです。気軽に楽しんでいきましょう!
PL一同:はーい!
【戦闘準備】
リアトリス:「かばう」を宣言、ガーディアンⅠの効果で半径3m以内の味方……アミとガイゼリックとカルキノスの各部位を3回までかばう。あと、ビートルスキンだけ使っておこう。これで防護点が12 → 14になるよ。
GM:固!!
リアトリス:これでも、盾がシンバルシールド(防護点1)固定だから、タンクとしてはまだ柔らかい方なんだよ。私の本業はバードだから。
GM:やわらかいかなぁ……。ほかの方は戦闘準備はなしで大丈夫ですか?
PL一同:大丈夫でーす。
GM:では、魔物知識判定と先制判定どうぞ!
セージのマリーナが悠々と知名度・弱点値ともに抜き、敵は「クラッシュベア(ルルブ2、p398)」2体だということがわかりました。
敵との距離は、最低10m。
今回は事前に「上級戦闘」で行うと告知されているため、戦闘中の位置取りも重要になってきます。
前線にアミ、ガイゼリック、リアトリス+カルキノスが立ち、その10m後ろにヘーゼルとマリーナという布陣で戦闘開始です。
先制判定ではアミさんが出目3を振り失敗しましたが(アミ「私のファストアクションがー!!」)、ガイゼリックさんが余裕の先制奪取。PCの先攻で始まります。
【1ラウンド目:PC側】
アミ :じゃあまずあたしから! 移動して接敵してから、キャッツアイ使用。牽制攻撃Ⅱ宣言。熊の片方を投げます。(ころころ)……21で命中! ダメージは17で、転ばせた!
GM:うーん、気持ちのいい投げっプラー。
アミ : ふふーん。で、さらに踏みつけで追撃!(ころころ)あたって、ダメージはまた17。おわり!
ガイゼリック:次は儂だな。同じく移動して接敵、マッスルベアー使用。必殺攻撃Ⅱ。(ころころ)……命中は17。
GM:あ、回避17なので同値で回避――
ガイゼリック:いや、こいつは転倒してるから回避も-2にされてて、当たる! アミ、ナイス!
GM:あ!
アミ:へっへへー。(得意げ)
ガイゼリック : ダメージは23。クリティカルはしなかったが、まあ、最低限仕事はできたかな。
リアトリス:では、前衛組がそろったならこちらが動こう。
カルキノスがリアトリスを載せて前線に合流。胴体は「防御の泡」。これ以降、リアトリスが受ける物理・魔法ダメージを-2します。
……で、獅子奮迅で、カルキノスのハサミがうごく。リアトリスを殴ります。かんかんかーん(シンバルを鳴らしてもらってる)
GM:絵面が……w
リアトリス:(ころころ)……うん、カルキノスのハサミは連続攻撃含め2回攻撃してくるんだけど、どっちも当たった。ダメージは17,15だったので、防護点で弾いて合計1点だけもらった。
GM:やっぱ固いって……
リアトリス:いえい。で、リアトリス自身は通常移動しちゃったので待機。かばうをさっきと同じ対象に宣言しておきます。おわり!
ガイゼリック : (目の前の出来事(=機械のカニがシンバルを打ち鳴らしている)に唖然としてる)
マリーナ:「かにさん……」
リアトリス:かっこいいだろ?(一同笑)
ガイゼリック:……独特のセンスだな。
“ヘーゼル” : では次、私です。命中を……。あっ。
PL一同:?
“ヘーゼル” :私……戦闘特技で「狙撃」って持ってるんですが……。説明の「次の主動作で」ってところを読み飛ばしてて。つまり、2ラウンドに一回しか攻撃できないこと気づいてませんでした!
アミ:わお。
GM:あーっ……
リアトリス:狙撃型とはなかなか珍しい構成だなーと思ってたけど、そういうことかw
“ヘーゼル” :うわーん。でもいいんです、私は狙撃がしたい! 体力が減ってない方の熊に狙撃を宣言した! 行動おわり!
マリーナ:ロマン、だいじ。じゃあ、マリーナがいくね。ウォーター・ハンマー、2倍 拡大。(ころころ)……うん、抵抗抜いた。ダメージは16、20。
そんなわけで順調に熊2匹のHPを削っていったPC達ですが、落とすまではいかず。
熊2匹の攻撃手番が回ってまいりました。
【1ラウンド目:敵側】
GM:ふふふ、熊は1体につき、1手番に2回主動作ができるんですよー。つまり熊2体で4回攻撃! くらえ一撃目―、対象は……(ころころ)アミさんに攻撃!
リアトリス:仕方ないなぁ、この人族は。かばって差しあげよう。
アミ:ありがたいけどなんかむかつくー!!
熊1の攻撃はアミに2回とも集中し、熊2の攻撃1回目はカルキノスにとびましたが、この3回分の攻撃はすべてリアトリスが受けました。
防護点の高さで熊の猛攻(2d6+13のダメージを3回)を防ぎ、リアトリスが受けた総ダメージは14点。
リアトリス:よし、鎮静楽素が5点まで溜まった。満足。
マリーナ:リアトリス~、猛毒の血液。猛毒の血液。
リアトリス:あっ。ありがとうマリーナ。受けきったことに満足して、自分がバジリスクであることを忘れていた。GM、私に攻撃した熊は、1d6点の毒属性魔法ダメージを受けておいてくれ。
※編集注:今回、猛毒の血液の反映タイミングが「手番終了時」であることを忘れて、このタイミングで計算してしまっています。ルールの適応ミスですが、この後の展開には影響なかったということでお許しください。
GM:うっ。(ころころ)うわぁ、5、6。出目が高い。痛い。なんでこっちが殴ってるのに、こっちがダメージ受けてるんですかね?
リアトリス:殴るのが悪い。(胸を張る)
GM:かばったくせに……自分でかばったくせに……! えーい、じゃあ次の対象は……(ころころ)またアミだ。
リアトリス:あ、ガーディアンⅠの効果が「3回まで」だからこれはかばえない。ごめんアミ。……と言いつつ、RPは「うん。満足。かばうのやーめた」と飽きて放棄的な動き。
アミ:ぬわー!! (ころころ)避けられないー!!
GM:よし。(ころころ)17点物理ダメージどうぞ。さらに、特殊効果で「転倒」をどうぞ。
アミ : 16点くらった。いたい。「なんであたしが転ばなきゃ……」
【2ラウンド目:PC側】
アミ : くそう。起き上がって、熊2に投げ! よくもあたしを転ばせたなー!(ころころ)余裕で成功! ダメージは12で振るわないけど、続けて踏みつけ……(ころころ)うぐう、命中14……
GM:それはさすがに回避。
マリーナ:出目が下振れてるね。
アミ : かなしい。おわりー!
“ヘーゼル” :では、今度こそ狙撃です! バーストショット+スポッタードール で……命中26! 狙撃の効果発動して、弱点込みの36点です!
熊2(GM):「ぐううう」凶弾が胸を貫き、瀕死。ぎりぎり立ってはいますが……
リアトリス : だったら、終律歌いましょう。自分の手番の最初で楽素が1つ減りますが、それでも鎮静楽素が4つ。シュアパフォーマーで必中扱いにしつつ、「蛇穴の苦鳴」!(ころころ)熊さん方、魔法ダメージ17,21をそれぞれどうぞ!
GM:それはどうあっても生き残れないー!!
このダメージで、熊は2体ともきれいに気絶。
こうして、PCたちの初めての戦闘は危なげなく終了したのでした。
■戦闘後処理
アミ : ん。では、戦闘後、リアトリスのところに仏頂面で尋ねに行きます。「……なんでさっきあたしをかばったの?」
リアトリス : 「ん?」服に着いた塵を叩きながら、アミが負っている怪我を見て笑う。「死にたかったのかい?」
アミ : 「いや、……もう。あんたが何考えてるのか分からないけど、一応礼は言っとく。……ありがと」
リアトリス : 「君からお礼を言われるとか、反吐が出るね」にこり。
アミ : 「こっちだってほんとは言いたくないよ! けど父さん母さんの教えで……」
ガイゼリック:アミ、いい子だなぁ。育ちがいい。
リアトリス : 「……そう」ちょっと目を閉じてため息。
アミ : 「とにかく!あたしはあんたを許してないから!じゃ!」と言ってそっぽ向いて熊の解体に移る。
リアトリス:いってらっしゃーい。……うーん。これはね。リアトリスの思考として、恋敵のアミをかばった理由を考えてたんだけど……
アミ:む?
リアトリス :(お前が死ぬと、またあいつが私の知らない顔で泣くだろう。だからお前のことは死なせない。お前なんかに、思考の容量を割かせてたまるか。あいつは、私のことだけを考えていればいいのに)だと思う。言わないけど。
アミ:うわー!! 恋敵の思いが重いー!!
“ヘーゼル”:マスター……
リアトリス:言わないけど。
マリーナ:おっ、クソ重感情マン~。
リアトリス:(マリーナを見ながら)いちいち地味に心に刺さる表現をしてくるな、この子。
マリーナ:えへへ~。
野生の植物(SGM) : (供給をありがとう)
リアトリス:なんかいる……
まあ、実際は言ってないし気づいてないからねーと言いつつ、「ねえ。疲れちゃった。足をもんでくれ」と、これ見よがしにヘーゼルに言いに行くリアトリス。
それをかいがいしく世話を焼くヘーゼル(「はい、マスター!お疲れ様でございました!」もみもみ)……の横で、スカウト組+マリーナが剥ぎ取りを行っています。
アミ : ぐさっぐさっ(熊の解体に込める力が明らかに増す)
マリーナ:わーい、マリーナも熊からうばう~。「たおした~やつからは~♪うばっても~いい~♫!」
ガイゼリック:奪うなら倒せといったのは儂だが、ちょっと教育を間違えた気がする。
マリーナ:「くまってたべられるの?」>アミ
アミ : 「下処理とかはしないとだけどね。食べられるよ。ちょっと手伝ってもらえる?」
マリーナ:「おお~」
アミ : 「ほら、ここの筋が特に固いから、にっくいヤツのことを思いながら切るとっ……!」刃物でダァン!(一同笑)
ガイゼリック : 「おい、やめんか嬢ちゃん。子供の教育に悪いわ」
マリーナ:「がお~!」(熊の手を両手で一本ずつもって)
ガイゼリック : 「これ、死体で遊ばない!」
マリーナ:「む~。はーい」
アミ:あ、ちゃんと言うことは聞くのね。
マリーナ:これで言うこと聞かないと、マリーナがPLの手を離れてどっか行っちゃうから……。(一同笑)
“ヘーゼル”:正しいご判断。
マリーナ:しかし、ギズさんを殺したい設定、どっか行っちゃったなぁ。「むかつくやつがいた」のは覚えてるけど、あんまり相手の顔を覚えてないのかもしれないね~? 記憶喪失的な何か。
マリーナには、「以前ガイゼリックにたまたま危機を助けられたことがあるが、ガイゼリック自身が非常にむかつくタイプだったので殺そうと思った」という過去がある。ただ、記憶喪失のせいで、その相手がガイゼリックであるということに気づいていない。
こちらもこちらでドロドロしている。
さて、そのあとアミさんが戦利品判定で出目が下振れて煽られたり(マリーナ「……もしかして、うばうのへた?」アミ「あそこでマッサージやらせてるやつのせいで手もとが狂っただけだから!」)しつつ。
ガイゼリック : ちょうどいいので、リアトリスにも話しかけに行こうか。
「いや、しかしさっきは驚いた。騎獣に楽器を叩かせるためとは。斯様な強者に巡り会えるとは、世界は広いといったところか」
リアトリス : 「ん、ああ。一人で演奏するにもいろいろ限界があるからさ。色々教えこんだんだ。演奏に関しては、どうにももう片方のペットが役に立たないし」
“ヘーゼル” : (しょぼーん)
ガイゼリック : 「その辺りは詮索せぬ方がよいかな?」>片方のペット
リアトリス : 「いや、別に? お聞きになりたいなら、どうぞご自由に。いろいろと教えて差し上げよう。……寝所の中ででもね」
ガイゼリック : 「ふむ。お嬢さん、あまり年寄りをからかうものではないぞ?」いたずらっぽく笑う
リアトリス : ほんとはこっちが年上なんだけどなーと思いつつ、にこにこ。
マリーナ:(こそこそ)ね~。GM。リアトリスに魔物知識判定していい?
GM:お? いいですよ。では、能動側は魔物知識判定、受動側は冒険者レベル+知力の弱点隠蔽判定でお願いします。
リアトリス:承知。正直そこにはバレてもいい気がしてるけど……一応、いったんは隠ぺいするようやってみようか。
マリーナのセージ知識固定値が11、リアトリスの弱点隠蔽の固定値も11で、これは奇しくも完全な出目勝負。
出目8対出目10の戦いとなり、 ぎりぎりリアトリスの方が正体を隠すのに成功したのでした。
リアトリス : 隠ぺいできてしまったな。
マリーナ:しょーがない。「ん~? ま、いいや。隠してるっぽいから」
ガイゼリック : 「?」
リアトリス : (手を振り振りしてごまかす)
マリーナ:(ウインクして返す)
リアトリス : (ウインク返し)……なんかちょっと仲良しっぽい雰囲気が流れた。
ガイゼリック : 「マリーナと相性が良さそうでありがたいが……」リアトリスに顔を寄せる。「何か周りのものがなくなるようなことがあれば……、言っていただけると……」
リアトリス : あー……。ちなみにGM。エイリャークについてなのだけど、第二の剣の大神だよね? バルバロス的には知ってていいかな?
GM:ああ、いいですよ。流石に常識の範疇でしょう。
リアトリス :了解、ありがとう。では、マリーナさんの言動やらを見て若干思い当たる節がある。「……ああ、そういうことね」
ガイゼリック:「?」
リアトリス:「ま、狙うんだったらあっちの人を狙いなさい」(と、マリーナに対してアミさんを指さす)
アミ : (なんかゾクっとした)
マリーナ:「わかった~」
ガイゼリック : 「ちょっ、教育に悪いことをそそのかさないでいただきたい!」
リアトリス : 「? 極めて正しい教育だろう? 信仰的には」
ガイゼリック : こっちはマリーナの信仰周りは察せてないので、首をかしげる。「……せめてスカウトとして大成するまではやめてほしいんだがな」
そんな感じのRPを挟みつつも、裏でPC陣が回復魔法でHPを回復したり、魔香草でMPを回復したり。戦闘前の状況までほぼ回復してから、改めて森の探索に乗り出しました。
ヘーゼルさんがピンゾロで失敗したのをアミがカバーする場面があったりしつつ(”ヘーゼル”「……あっちでございますね!」アミ「ヘーゼル、違う、こっちこっち!」)、
PCたちはやがて、不思議な遺跡にたどり着きます。
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