用語解説【種族・能力】

【能力の根源】

 魔力(ジーヴァ)……ジバとも呼ばれる。全魂が肉体を通して発するもの。個体によって量、強さに差があり、自身の能力発動の際や、術式の精度に反映される。根本的なエネルギーの一つである。


【能力差の分布】

 オルグ……ある一定基準以上の数値を示すジバ・能力をもった者。

 全ての魂がジバをもつが、その強弱は多様。社会の中でも自然・動物的超能力者、術師の家系は多くない。ここでは治安維持の為、機関に所属し任務にあたる者を指す。 

 シビリアン……一般的な基準値のジバ・能力をもった者。戦闘や大きな消費に耐えることは向かない。


 幻力……備え持つ超能力や術の種類。(例:「何の幻力か?」など尋ねることが一般フレーズ)


【能力種】

 大きく分け三つ。

 Ⅰ型……身体の生態系を越えた特徴の有無に関わらず、超身体能力をもつ。

 Ⅱ型……生まれるつき魔術を扱える刻印をもつ。

 Ⅲ型……精霊、小妖精、および神格が体現した姿をもつ。



【能力規定】

 幻力申告……出生の後、何度か定期的に検査を受け、個体の能力を申告する。両親の遺伝や稀に見る突然変異も可能性に含め、訂正するべき時は直ちに申告する。

 能力規制……個体の権利を侵さないことが念頭にあるが、場合によっては個体の能力により、主に職業選択、ある一定の区域への立ち入りを制限されることがある。


 幻力行使免許……能力を商売、営利目的に使用する際は免許の取得が義務付けられる。様々な職業に対し、併せてそれに応じた技術者免許・許可証も必要になる。(一八歳より取得可能。応用術式免許は一六歳から受験可)

 ※簡易術式……術式さえ学習したら、皆に一律あるジバによって使用可能な魔術


 リクルート……未聞の種類の交配によって誕生した超能力個体、異常に高い数値の超能力個体は、特別な機関での任務へスカウトされる。

 また、危険度に達すると判断された個体は特別機関が保護することがある。

 孤児、逼迫した未成年の保護を兼ね、訓練した後に任務へ就任するケースもある。



【世界の摂理】

サンサーラ……魂が肉体の生を終えたら、また次の肉体に宿ること。一度悪魔に落ちたものは地上の肉体を得ることができない。悪魔は俗のサンサーラから外れた存在。

 カタルシス……浄化転生ともいう。悪魔の魂を浄化し、正常なるサンサーラへ返す現象。


 エクスオルキスムス……悪魔払いのできる者。

 オーブ……エネルギーの塊。幻力の強化が可能。多くが地獄に流れ込むと世界の天秤が崩れてしまう。

 印章……悪魔に対抗する戦士に贈られる加護。


天則リタ……世界の運営される決まり。組み込まれた自然の摂理。




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