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助詞「は」「が」の違いとは? 「象は鼻が長い」→主語が二つ?」への応援コメント


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    私は「は」と「が」の違いを
    《既出》は《初出》
    《初出》が《既出》
    と認識してたので,最後のまとめが腑に落ちました.

    「窓を割ったのは誰だ!」「彼が窓を割りました」(彼は初出,窓を割るは既出)
    彼は何か思いつめた様子で窓辺にいた,すると突然,彼は窓を割った(彼は既出,窓を割るは初出)

    「鼻が長い」は「鼻」も「長い」も初出だからどうなんでしょうね,というのはありますが……
    「キリンは首が長いが,ゾウは鼻が長い」なら「《初出》が《既出》」でOKですが.
    「猫は鼻が短いが,ゾウは鼻が長い」なら「《既出》が《初出》」になってあれ? となりますね.
    「猫は鼻が短いが,ゾウは鼻は長い」なんですかね……


    作者からの返信

     多少なりとも参考になったようで何よりです。
     
     私も研究をしている身ではないので確かなことは言えませんが、そもそもまず、前提として言葉の文法的用法において、定義・意味は一つ以上存在しないのではないでしょうか。この場合、情報の既出・初出とか、主題と主語の関係とか、対比とか様々な定義がありますが、一つの文章に適応される用法が二つ以上あるとすると用法の矛盾や相容れない部分が生じてきます。
     それを踏まえて「猫は鼻が短いが,ゾウは鼻が長い」とか、「猫は鼻が短いが,ゾウは鼻は長い」を見ると、この文章では主題と主語の関係が適応されるのではないかと思います。理由はやはり、情報の初出などはおっしゃる通り捻れてきますから。また、主題と主語で考えれば、どちらの文章も
    「【主題】は【解説】だが、【主題】は【解説】」
     という構造の文章になり、この観点で言えばおかしくはない……というような解釈で私は理解しています。

    (私が質問の意図を取り違えている可能性もあるのでご容赦ください)

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